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【暗号資産レポート夕版】2022年06月23日

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 緩やかに値を落としてきたが、下げ渋りを経て、ここに来て幾分反発しつつある。ただし特段の材料は出ておらず、センチメントが反転したとも想定しづらい。あくまでポジション調整の一環と見るのが妥当だろう。

 このため短期サイクル的には、微妙といわざるを得ない。まず60分足MACDはMACDシグナルと絡み合い、緩やかながらも舳先を上方向に向けている。しかし0ラインにすでに到達し、60分足・一目均衡表の雲にもぶち当たりつつある。昨日とは逆に、このまま上抜けると勢いが増しかねないが、上げ渋り始めると頭打ちとの意識も高まりやすい。現時点で方向感を定めるのは、いかにも危険だろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、18日安値2,369,932円を下値支持線、16日高値3,080,596円を上値抵抗線とする。
(2)前記抵抗線は7日高値以降の下落に対する38.2%戻しとほぼ合致する水準であり、上値メドとして意識されやすい。その分だけ上回ると、同半値戻し3,274,420円/同61.8%戻し3,487,879円を一つずつ確認するフローが想定される。もっとも7日高値4,178,909円に向けてさらに上値を伸ばすためには、ポジション調整のみでは些か心もとないのも事実だ。ファンダメンタルズorテクニカルの後押しが、やはり必要と見るべきだろう。
(3)前記支持線は直近安値であり、いわゆるネックラインとしての意味合いを持っている。このため下値メドとして意識されやすく、その分だけ割り込むと勢いが増しかねない。それでも下げ渋りに転じた形状であり、下値を窺うのは相応のパワーが必要と見るべきだろう。警戒は必要だが、20年12月11日安値1,827,202円/同11月26日安値1,690,543円に向けた警戒は、かなり後退したと考えたい。
《16:10》


【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 BTCとほぼ同じ動き方だ。短期サイクル的な位置関係もほぼ同じであるだけに、BTCに準じた動きと見るのが妥当だろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、18日安値117,834円を下値支持線、14日高値170,023円を上値抵抗線とする。
(2)前記抵抗線は6日高値以降の下落に対する38.2%戻しとほぼ合致しており、上値メドとして意識されやすい。その分だけ上回ると、同半値戻し184,046円/同61.8%戻し199,672円を一つずつ確認するフローが想定されるところだ。7日高値247,682円を窺うにはしっかりとした後押しが欲しいところであり、まだ底固めの確認もできていないが、下落往き過ぎ感が解消されたわけではない。期待をもって、ことの成り行きを見極めたいところだ。
(3)前記支持線を割り込むと、さらに底が割れる格好となる。そうなると21年2月28日安値137,605円に向けて、大きく値を落としても不思議ではない。それでも下げ渋りに転じた直後であり、下落往き過ぎ感が解消されたわけでもない。上値の重さが目立っているだけに警戒は必要だが、現時点で過度に悲観する必要はなさそうに感じる。
《16:15》


【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 昨日とは異なり、本日はBTC/ETHと大きく異なる形状を見せている。まず60分足MACDはMACDシグナルを上回り、すでに0ラインを突破した。それでいて60分足・一目均衡表の雲も上抜けており、さらに勢いが増してもおかしくない形状となっている。値が軽いという特性を差し引いても、期待ができる形状といえるだろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)14日安値5,350円を下値支持線、6日高値8,626円を上値抵抗線とする。
(2)19/21日高値を上抜いたことから、上値抵抗線を前記まで引き上げる。そして当該ラインまで、主だった上値メドは見当たらない。まだ結構な値幅が存在しており、そこから上となると相応の後押しも必要と見られるところだが、勢いづきつつあるのも事実だ。相応の期待は持って、ことの成り行きを見極めたいところだ。
(3)前記支持線はいわゆるネックラインの意味合いを持ち、下値メドとして意識されやすい。その分だけ割り込むと、20年10月16日安値4,812円を経て、同10月2日安値4,572円/同9月21日安値4,401円に向けて動き出してもおかしくないところだ。上げ幅が大きい分だけ反落リスクは増大しているが、値が軽いという特性を差し引いても勢いが増しつつあるのは否めない。過度に悲観する必要はないと見たいところだ。
《16:25》


【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 昨日は一線を画す形状を見せていたBCHだが、本日はBTC/ETHと大差はない。幾分、60分足・一目均衡表の雲下での滞空時間が長いことが気になるが、それでも誤差の範囲だろう。BTC等に準じた動きと見たいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、17日安値14,083円を下値支持線、14日高値17,964円を上値抵抗線とする。
(2)前記抵抗線はいわゆるネックラインであり、上値メドとして意識されやすい。その分だけ上回ると、反発に勢いがついてもおかしくないところだ。ただしBCHは、7日高値以降の下落に対する半値戻し19,445円を上回るまで、底打ち→反発との機運が高まりづらいという足かせが存在している。このため同61.8%戻し20,948円を経て、7日高値24,807円を窺うには、よりしっかりとした後押しが欲しいところだが、値が軽いという特性でどこまで打破することができるか?
(3)前記支持線を割り込むと、20年3月13日安値14,025円に向けた一段安が懸念されるところだ。ただし上値の重さこそ目立つものの、下値がしっかりしてきた印象は否めない。下落往き過ぎの域からも脱し切れておらず、BTCと形状も似てきた。上値期待は下げ止まりをしっかりと確認してからになるが、少なくとも下値ではブレーキがかかりやすいと見たいところだ。
《16:35》

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