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【暗号資産レポート夕版】2022年07月01日

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 東京タイム序盤に反発したものの、またしても押し下げられている。下げ渋りの気配は見られつつあるが、まだ底打ちと判断するわけにはいかないだろう。

 ただ短期サイクル的には、かなり微妙といえる。まず60分足MACDはMACDシグナルを上抜けたが、現在は0ラインでがっちりと絡み合っている。それでいて60分足・一目均衡表の雲を一瞬上抜けたものの、すぐさま押し戻された。こちらからも、まだ方向感は定まっていないと見るべきだろう。いずれにしても直近に見られなかった動きであるだけに、今後の動向次第では下げ渋りの度合いが増すことも考えられる。しっかりと見極めたいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、6月18日安値2,369,932円を下値支持線、6月16日高値3,080,596円を上値抵抗線とし、どちらかに抜けるまではレンジ内での揺れ動きを想定する。
(2)前記支持線は直近安値であり、いわゆるネックラインとしての意味合いを持っている。このため下値メドとして意識されやすく、ここを割り込むまでは下げたところではブレーキがかかりやすいと見るべきだろう。ただし割り込むと、その分だけ勢いが増してもおかしくない。下げ渋りの気配が見られ始めてはいるものの、まだ下げ止まりと判断するのは早計だろう。
(3)前記抵抗線は6月7日高値以降の下落に対する38.2%戻しとほぼ合致する水準であり、上値メドとして意識されやすい。その分だけ上回ると、同半値戻し3,274,420円/同61.8%戻し3,487,879円まで、一つずつ確認するフローが期待されるところだ。ただし6月7日高値4,178,909円に向けて上値を伸ばすためには、ポジション調整のみでは力不足の印象が否めない。なにがしかの後押し要因が、やはり欲しいところだ。
《18:15》


【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 基本的にはBTCと同じ形状だ。60分足・一目均衡表の雲を一瞬たりとも上抜けていない点は異なるが、それ以外は大差ない。下げ渋りの気配は見られつつあるが、こちらもまだ底打ちと判断するのは早計だろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、6月18日安値117,834円を下値支持線、6月6日高値以降の下落に対する半値戻し184,046円を上値抵抗線とし、どちらかに抜けるまではレンジ内での揺れ動きを想定する。
(2)前記支持線を割り込むと、底が割れる格好となる。そうなると21年2月28日安値137,605円に向けて大きく値を落としてもおかしくないだけに、注意が必要だ。ただしそこに到達するにはまだかなりの幅が存在しており、冒頭で記したように下げ渋りの気配もちらほらと見られ始めている。上値の重さは否めないが、そろそろポジション調整に向けて動き始めたのかもしれない。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻し199,672円を経て、6月7日高値247,682円を窺う展開が期待される。ただしそこまではかなりの幅が存在しており、まだ下げ止まりを確認できたわけでもない。底打ち→反発を期待するには、ポジション調整のみでは心もとないと見るべきだろう。
《18:20》


【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 基本的には同じ形状だが、値が軽い分だけ、上下共に動き方が派手だ。特に急伸前水準をわずかながらも下回った動きは、テクニカル的には芳しいとはいい難い。あくまでポジション調整の一環としての動きであり、まだ下げ止まりを確認できたわけではないということは、しっかり認識しておきたいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、6月14日安値5,350円を下値支持線、6月6日高値8,626円を上値抵抗線とし、どちらかに抜けるまではレンジ内での揺れ動きを想定する。
(2)前記支持線は直近安値であり、いわゆるネックラインとしての意味合いを持っている。このため下値メドとして意識されやすく、当該水準付近では下げ渋る展開が期待される。ただし割り込むと崩れかねないだけに、油断は禁物だ。20年10月16日安値4,812円を経て、同10月2日安値4,572円/同9月21日安値4,401円を窺うかは不明だが、上値が重いのは否めないところでもある。引き続き、前記支持線までは押す可能性有と見ながら、下げ止まりの有無をしっかりと確認したいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、6月1日高値9,034円を経て、5月17日高値9,419円を目指しておかしくないところだ。ただしそこに向かうには、日足・一目均衡表の雲に潜り込む必要が生じてくる。下げ過ぎの域に達しているとは見るが、現時点の材料では力不足と見るのが妥当だろう。
《18:30》


【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 問題は、このBCHだ。日足ベースでネックラインを連日更新しており、最も下げ止まりのポイントが見出しづらい。ただBCH単独の動意は想定しづらく、短期サイクル的に本日はBTC等と同じ動き方をしている。他力本願であることは否めないが、やはりBTC等に準ずると見るべきだろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)6月30日安値13,118円を下値支持線、14日高値17,964円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を、わずかながらも連日割り込み続けている。それでいて下落に拍車がかかっていないのは救いだが、テクニカル的には芳しいとはいい難い。しっかりと下げ止まりを確認するまでは、いつ20年3月13日安値14,025円に向けて勢い付いてもおかしくないという点は、頭の片隅に残しておきたいところだ。
(3)前記抵抗線はいわゆるネックラインであり、上値メドとして意識されやすい。その分だけ上回ると、6月7日高値24,807円に向けた反発につながってもおかしくないところだ。ただし6月7日高値以降の半値戻し19,210円を抜け切れないなど、テクニカル的にはまだネガティブが多い。下げ過ぎはどこかで調整されるものだが、現時点でそれを期待するのは早計と見るべきだろう。
《18:35》

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