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【暗号資産レポート夕版】2024年04月12日

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 半減期に向けたカウントダウンは続いているが、米CPIを機に台頭した米利下げ時期後ズレへの思惑も残存しており、上値の重さは否めないところだ。史上最高値更新を模索し続けており、まだ崩れるとは思わないが、そろそろ「噂で買って、事実で売る」も意識せざるを得ないスケジュール感でもある。過度な期待も抑制せざるを得ない局面に入りつつあるといえるかもしれない。

 ただ短期サイクル的には、どっちつかずの印象が強い。60分足・一目均衡表は雲上での推移が続いているが、60分足MACDでは0ライン付近での膠着となっている。それでいて高値警戒感は如何ともしがたいものがあり、上値の抑制されているのが実状だ。まだ崩れるとは思っておらず、底堅さが意識されるとも見るが、それで一足飛びの上昇→史上最高値更新をさらに更新といった動意を期待するのは、やはり過剰といえるかもしれない。特に本日は週末となるだけに・・・。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、10日安値10,276,779円を下値支持線、8日高値11,034,192円を上値抵抗線としつつ、放れた方向にはついていきたい
(2)前記支持線を下回ると、1000万円の大台/3日安値9,756,611円を経て、3月20日安値9,193,658円まで下値メドを引き下げざるを得なくなってくる。そしてさらに下回ると、900万円の大台を経て、オーバーシュートと判断した3月5日安値8,830,427円を窺いかねない点にも注意が必要だ。もっとも前記支持線/3日安値/3月20日安値はそれぞれがネックラインとしての意味合いを持っており、割り込むのは容易とはいいがたいのが実状でもある。それだけに割り込むとポジション調整加速といったリスクを孕んでもいるが、利益確定売りのみでは自ずと下値は限定的と見るのがやはり妥当だろう。
(3)前記抵抗線は史上最高値ではあるが、3月14日高値をわずかに上回ったに過ぎない。このためまだ上値メドとして意識されている可能性は高く、それだけに明確に上回るとまたぞろ往きつくところまで…といった意識に傾斜しないとも限らない。ただ突破には相応のパワーが必要と見るのが妥当であり、それでいて高値警戒感も存在し続けているだけに、現時点の材料で期待するのはやはり早計といえよう。
《16:45》


【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 本日も動き方はBTCとほぼ同じだが、短期サイクルから受け取るニュアンスは少し異なる。60分足MACDが0ライン付近で膠着という点は大差ないが、60分足・一目均衡表の雲内での推移という点が大きく異なっている。それだけ上値余地ありと見ることも可能だが、雲を下抜けるとガラッとニュアンスが変わりかねない。現時点では期待感よりも、リスク軽減に注力したいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、3日安値484,171円を下値支持線、9日高値565,244円を上値抵抗線としつつ、放れた方向にはついていきたい。
(2)前記支持線を下回ると、3月20日安値462,303円が次なる下値メドとなる。そして当該ラインまでであれば、ポジション調整のみで下押す可能性があるという点も変わっていない。ただ当該水準は1月25日以降の上昇に対する半値押しとほぼ合致する水準であり、またネックラインとしての意味合いも持っているだけに、下回るのは容易とはいいがたいのが実状でもある。それだけに下回ると、ポジション調整が加速しかねない要所ともいえるが、現時点の材料では自ずと下値は限定されると見たいところだ。
(3)前記抵抗線は3月26日高値そして8日高値をわずかに上回ったに過ぎず、その後に押し戻された経緯を踏まえれば、まだ上値メドとして意識されている可能性は高い。それだけに上回るには相応のパワーが必要と見るのが妥当であり、その分だけ明確に上回ると史上最高値となる3月13日高値602,572円まで主だった上値メドは見当たらないという分水嶺でもある。基本的には上値の重さは引きずるとは見ているが、上値が重いのみで片づけるのはやはりリスクが高いと見るべきだろう。
《16:55》


【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 短期サイクル的に最も期待が持てるのが、このLTCだ。形状はBTCと大差はないが、60分足・一目均衡表の雲から上に顔を覗かせたばかりである点、その雲に沿った動きである点は、BTCとは異なるところだ。週末でもあるだけに過度な期待は禁物といえるが、値が軽いという特性もあるだけに、相応の戻りが期待できる局面と見たいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、2日安値13,955円を下値支持線、1日高値16,939円を上値抵抗線としつつ、放れた方向にはついていきたい。
(2)前記支持線を下回ると、3月20日以降の上昇に対する61.8%押し13,611円が見えてくる。そしてさらに下回ると、3月20日安値11,555円を窺わないとも限らない点には注意が必要だ。もっとも前記2日安値はオーバーシュートした印象が強く、ネックラインとして機能している可能性も否めない。また11日にも前記支持線手前で下げ渋ったように、下値の堅さが意識されやすい。割り込むとポジション調整が加速しかねない点には注意が必要だが、そのためにはやはりかなりのサプライズが必要と見たいところだ。
(3)前記抵抗線は2023年7月3日高値をわずかに上回る水準であり、そこから利益確定売りに押された点を踏まえれば、上値の重さは否めない。ただそれだけに過熱感はかなり減退した印象は強く、下値を固めつつある印象も強い。前記抵抗線を上回ると、大台を一つ一つ確認しながらといった上値模索にならざるを得ず、そう簡単とはいいがたいのが実状でもあるが、上昇トレンドそのものはまだ継続していると見たいところだ。
《17:05》


【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC・LTC欄参照》

 LTCとは対照的に、逆の意味で目立っているのがこのBCHだ。その他が値を戻しているのに対して、こちらは下げ渋りといった程度に留まっている。それだけに高止まりとはいえども過熱感はほとんどなく、底固め→さらなる上値模索への期待も募ろうかといったところではあるが、現時点の短期サイクルは最も芳しいとはいい難いのが実状でもある。値が軽いという特性、さらに出遅れているという可能性を踏まえた期待感はあるにはあるが、やはり現時点ではより上値の重さを意識しておきたいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、3日安値84,506円を下値支持線、5日高値107,943円を上値抵抗線としつつ、放れた方向にはついていきたい。
(2)前記支持線を下回るまで、上方向を志向する。ただし下回ると、3月20日以降の上昇に対する半値押し80,095円まで主だった下値メドは見当たらない点には注意が必要だ。高値警戒感くらいしか下押す要因が見当たらず、その高値警戒感が大きく減じている状況では、自ずと下値は限定されると見るのがやはり妥当だろう。少なくとも同61.8%押し73,522円を経て、3月20日安値52,247円を窺うには、かなりのサプライズが必要と見たいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、11万円/12万円とさらに大台を一つ一つ確認しながら、2021年5月につけた178,207円を窺う展開が期待されるところだ。ただし値が軽いという特性も持ってはいるものの、前記芳しいとはいい難い短期サイクルの存在は否めない。上昇トレンドが崩れたというわけではなく、崩れるとも思わないが、やはり上値模索に回帰するには新たな後押しが欲しいところだろう。
《17:15》

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