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【暗号資産レポート夕版】2024年04月15日

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 中東情勢緊迫化はまだ払拭していないが、現時点での被害は少なく、一旦一服している。このため緩やかに値を戻しており、週末にかけた下落の半分程度はすでに取り戻している。

 もちろん今後の展開次第であるだけに、まだ楽観はできそうにない。それでも短期サイクル的には、大きく改善が窺える。特に60分足・一目均衡表では割り込んだ雲を再び上抜けており、下げ機運は急速に後退している。それでいて60分足MACDはまだ0ラインに到達したばかりであり、過熱感はほとんど見られていない。先週までのような一足飛びの上昇→連日の史上最高値更新更新といった展開に回帰するかは微妙だが、日足ベースでは雲に押し下げられた後の下げ渋り→反発でもある。少なくとももう一段値を落とすには、新たな材料が必要と見たいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)14日安値9,533,391円を下値支持線、8日以降の下落に対する61.8%戻し10,337,795円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回ると、13日安値9,211,164円が次なる下値メドということになる。ただオーバーシュートした印象も強く、下回れるかは微妙といわざるを得ない。それだけに明確に下回ると、3月20日安値9,193,658円/900万円の大台を経て、3月5日安値8,830,427円まで下値メドを引き下げざるを得なくなってくるが、こちらもオーバーシュートした可能性が高い。ネックラインとしての意味合いまで考えれば、さらに割り込むのは容易とはいいがたいだけに、現時点の材料では自ずと下値は限定的と見るべきだろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、13日高値10,421,708円/12日高値10,903,564円等を一つ一つ確認しながら、史上最高値である8日高値11,034,192円の更新を再び窺わないとも限らない。いわゆる往きつくところまで…への回帰だが、一服しているとはいえども中東情勢緊迫化が払拭していない以上、いつリスク回避姿勢が台頭しないとも限らない。少なくともそうした懸念を抱えながらとなるだけに、上値を模索したとしても緩やかにならざるを得ないだろう。崩れるとは思わないが、過度な上値期待は現時点では控えておくべきかもしれない。
《16:40》


【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 動き方・形状共に、BTCとほぼ同じだ。中東情勢緊迫化はまだ払拭していないものの、一服している印象は強く、それでいて反発の過熱感はまだほとんど見られていない。日足ベースの雲をわずかに下回った点が少し気になるものの、すぐさま雲内に押し戻されたという経緯もある。先週までのような一足飛びの上昇に回帰するかは甚だ微妙ではあるが、もう一段値を落とすにはこちらも新たな材料が必要と見たいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)14日444,241円を下値支持線、9日以降の下落に対する61.8/%戻し512,430円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回ると、13日安値426,989円が次なる下値メドということになる。ただオーバーシュートした印象も強く、下回れるかは微妙といわざるを得ない。それだけに明確に下回ると、2月17日安値407,480円/1月25日安値319,991円に向けて動き出さないとも限らないが、現時点の材料では自ずと下値は限定的と見るべきだろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、12日高値543,661円/11日高値553,614円を一つ一つ確認しながら、9日高値565,244円に向けて動き出さないとも限らない。そしてさらに上回ると、史上最高値となる3月13日高値602,572円を経て、いわゆる往きつくところまで…へと回帰しないとも限らないが、一服しているとはいえども中東情勢緊迫化が払拭していない。そうなるとリスク回避姿勢がいつ台頭しないとも限らないだけに、上値模索は緩やかにならざるを得ない。崩れるとは思わないが、こちらも過度な上値期待は現時点では控えておくべきだろう。
《17:10》


【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 動き方はほぼ同じだが、短期サイクルから受け取るニュアンスが異なるのが、このLTCだ。特に60分足・一目均衡表はまだ雲内への潜り込みに留まっており、日足ベースでは雲下限に接近しているもののまだ雲下に押し出されたままだ。先週末の下落は一過性の可能性が高く、応分の戻りも期待されるが、目先は上値の重さをより意識しておくべきだろう。それだけに上値余地が大きいともいえるが…。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)14日安値11,131円を下値支持線、8日以降の下落に対する61.8%戻し13,938円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回ると、13日安値10,633円が次なる下値メドということになる。ただオーバーシュートした印象も強く、下回れるかは微妙といわざるを得ない。それだけに明確に下回ると、3月5日安値10,373円を経て、1万円の大台を窺わないとも限らないが、こちらもオーバーシュートした印象が否めない。割り込むと加速しかねないという点には注意をしつつも、そのためにはさらなるネガティブが必要と見るべきだろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、12日高値15,120円/11日高値15,204円を一つ一つ確認しながら、8日高値15,981円/1日高値16,939円に向けて動き出さないとも限らない。そしてさらに上回ると、いわゆる往きつくところまで…へと回帰となるが、大台を一つ一つ確認しながらといった上値模索にならざるを得ず、そう簡単ではないというのが実状だ。特に短期サイクルが改善し切れていないというネガティブもあるだけに、崩れるとは思わないものの、現時点では一歩割り引いて考えておくべきだろう。
《17:35》


【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 こちらはBTC・ETHと大差なく、それでいて日足ベースでは雲上限に到達する前に反発している。それだけに下値余地はあるともいえるが、60分足MACDはBTC等と大差ない。準じた動きを基本としつつ、値が軽いという特性を踏まえれば、最も期待が持てるといえるかもしれない。あくまで急落に対するポジション調整としてだが…。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)14日安値68,243円を下値支持線、5日以降の下落に対する61.8%戻し92,044円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回ると、13日安値66,325円が次なる下値メドということになる。ただオーバーシュートした印象も強く、下回れるかは微妙といわざるを得ない。それだけに明確に下回ると、3月20日安値52,247円を窺いにかからないとも限らないが、当該ラインもネックラインとしての意味合いを持っているだけに、割り込むのは容易とはいいがたい。それだけに割り込むと加速しかねないという点には注意が必要だが、そのためにはさらなるネガティブが必要と見るべきだろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、12日高値94,018円/11日高値96,135円等を一つ一つ確認しながら、8日高値107,232円/5日高値107,943円に向けて動き出さないとも限らない。そしてさらに上回ると、11万円/12万円とさらに大台を一つ一つ確認しつつ、2021年5月につけた178,207円を窺う展開も期待されるところだが、中東情勢緊迫化が払拭していない。そうなるといつリスク回避姿勢が台頭しないとも限らず、少なくともそれを意識して上値模索は緩やかにならざるを得ない。崩れるとは思わないが、過度な上値期待はやはり現時点では控えておくべきだろう。
《17:55》

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