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【暗号資産レポート夕版】2024年04月16日

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 昨日欧州タイム以降の上値削りが、まだ続いている。中東情勢は一旦落ち着いているものの、まだ燻っているのが実状であり、払拭とはいいがたいのが実状といえる。ただし反発機運こそ高まっていないものの、崩れるようには見えないのも事実だ。上下に振れてはいるものの、基本的には高止まりと見るべきだろう。

 短期サイクル的にも、微妙といわざるを得ないのが実状だ。まず60分足・一目均衡表では雲を再び下回ったが、その雲下限に沿った推移を続けている。一方で60分足MACDでは0ラインをわずかに下回る水準で舳先を鈍らせており、MACDシグナルとも絡み合っている。日足ベースでは雲上限に支えられていることもあり、崩れるようには見えないが、短期サイクル的にはまだどっちつかずの膠着と見るべきだろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)13日安値9,211,164円を下値支持線、8日以降の下落に対する61.8%戻し10,337,795円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回ると、3月20日安値9,193,658円/900万円の大台を経て、3月5日安値8,830,427円まで下値メドを引き下げざるを得なくなってくる。ただし当該ラインはオーバーシュートした可能性が高く、ネックラインとしての意味合いを持っている。割り込むのは容易とはいいがたく、現時点の材料では自ずと下値は限定的、割り込むには新たな材料が必要と見るべきだろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、13日高値10,421,708円/12日高値10,903,564円等を一つ一つ確認しながら、史上最高値である8日高値11,034,192円の更新を再び窺わないとも限らない。いわゆる往きつくところまで…への回帰といえるが、一服しているとはいえども、中東情勢が緊迫化しているという事実に変化はない。このためいつリスク回避姿勢が再燃しないとも限らないという点を踏まえれば、上値模索も緩やかにならざるを得ない。崩れるとは思わないが、やはり過度な上値期待は現時点では控えておくべきだろう。
《16:30》


【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 動き方・形状共にBTCとほぼ変わらず、異なっているのは60分足・一目均衡表の雲下限で概ね下げ渋っているくらいか。それだけにBTCよりも下値は堅いといえそうだが、逆に日足ベースでは雲をわずかに下回り、その後に雲内に押し戻された分だけ割り引く必要があろう。いずれにしても先週までのような一足飛びの上昇に回帰するかは甚だ微妙であり、崩れるようには見えないものの、現時点ではこちらもまだどっちつかずの膠着と見るべきだろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、14日444,241円を下値支持線、9日以降の下落に対する61.8/%戻し512,430円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回ると、13日安値426,989円が次なる下値メドということになる。ただしオーバーシュートした印象も強いだけに、下回れるかは微妙といわざるを得ない。それだけに下回ると、2月17日安値407,480円/1月25日安値319,991円に向けて動き出さないとも限らないが、現時点の材料では自ずと下値は限定的と見るべきだろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、12日高値543,661円/11日高値553,614円を一つ一つ確認しながら、9日高値565,244円に向けて動き出さないとも限らない。そしてさらに上回ると、史上最高値となる3月13日高値602,572円を経て、いわゆる往きつくところまで…へと回帰しないとも限らない点には注意が必要だ。もっとも一服しているとはいえども、中東情勢緊迫化はまだ払拭していない。つまりリスク回避姿勢がいつ台頭しないとも限らないだけに、上値模索については緩やかにならざるを得ないと見るべきだろう。崩れるとは思わないが、過度な上値期待はこちらも現時点では控えておきたいところだ。
《16:40》


【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 動き方はBTCとほぼ同じだ。形状もやや異なってはいるが、短期サイクルから受け取るニュアンスもBTCと大差はない。ただ日足ベースでは雲をわずかに下回ったままという点を割り引く必要がある。崩れるようには見えないものの、BTCに準じた動き。つまり現時点ではこちらもどっちつかずの膠着と見ておくべきだろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、14日安値11,131円を下値支持線、8日以降の下落に対する61.8%戻し13,938円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回ると、13日安値10,633円が次なる下値メドということになる。ただオーバーシュートした印象も強いだけに、下回れるかは微妙といわざるを得ない。それだけに下回ると、3月5日安値10,373円を経て、1万円の大台を窺わないとも限らないが、こちらもオーバーシュートした印象がある。そうなると割り込めば加速しかねないという点には注意をしつつも、現時点では障害が多いだけに、割り込むにはさらなるネガティブが必要と見るのが妥当だろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、12日高値15,120円/11日高値15,204円を一つ一つ確認しながら、8日高値15,981円/1日高値16,939円に向けて動き出さないとも限らない。そしてさらに上回ると、いわゆる往きつくところまで…への回帰が期待されるが、大台を一つ一つ確認しながらという上値模索にならざるを得ないだけに、そう簡単ではないと見るのが自然だ。何より中東情勢緊迫化が払拭していないだけに、いつリスク回避姿勢が台頭しないという懸念を抱えている。崩れるとは思わないが、やはりこちらも過度な上値期待は控えておきたいところだ。
《16:50》


【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 こちらも動き方・形状共にBTCと大差はない。それでいて日足ベースでは、BTCが雲上限で支えられているのに対して、こちらはその手前で反発している。それだけに下値余地があるともいえるが、短期サイクルから受けるニュアンスが変わらない以上、そこまで割り引いて考える必要はないだろう。つまり短期サイクル的にはまだどっちつかずの膠着と見るべきだが、少なくとも崩れるようには見えないと見るべきだろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、14日安値68,243円を下値支持線、5日以降の下落に対する61.8%戻し92,044円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回ると、13日安値66,325円が次なる下値メドということになる。ただしオーバーシュートした印象も強いだけに、下回れるかは微妙といわざるを得ない。それだけに下回ると、3月20日安値52,247円を窺いにかからないとも限らないが、当該ラインもネックラインとしての意味合いを持っているだけに、割り込むのは容易とはいいがたいのが実状だ。割り込むと加速しかねないという点には注意が必要だが、そのためにはさらなるネガティブが必要と見るべきだろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、12日高値94,018円/11日高値96,135円等を一つ一つ確認しながら、8日高値107,232円/5日高値107,943円に向けて動き出さないとも限らない。そしてさらに上回ると、11万円/12万円とさらに大台を一つ一つ確認しつつ、2021年5月につけた178,207円を窺う展開も期待されるが、中東情勢緊迫化が払拭していない以上、いつリスク回避姿勢が台頭しないとも限らないという懸念を抱えざるを得ない。少なくともそれを意識しながらとなれば、上値模索は緩やかにならざるを得ないと見るのが妥当だ。崩れるとは思わないが、やはりこちらも過度な上値期待は現時点では控えておくべきだろう。
《16:55》

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