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【暗号資産レポート夕版】2024年04月17日

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 下値はしっかりしている印象は強いが、上値もしっかり押さえられている。一服したとはいえども中東情勢緊迫化は反発機運を削いでおり、しかし半減期が迫るスケジュール感が下値を支えている印象は強い。崩れるようには見えないが、上値の重さを引きずりそうな印象だ。

 短期サイクル的には、微妙なところに差し掛かりつつある。60分足・一目均衡表は雲下に押し出されたものの、緩やかに下値を切り上げており、すでにその雲上限まで上昇している。一方で抜け切るには至っておらず、それでいて60分足MACDはすでに0ラインに到達している。日足ベースで雲上限に支えられていることから崩れるようには見えないが、当該水準を超え切れるかが目先の分水嶺と見たいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、13日安値9,211,164円を下値支持線、8日以降の下落に対する61.8%戻し10,337,795円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回ると、3月20日安値9,193,658円/900万円の大台を経て、3月5日安値8,830,427円まで下値メドを引き下げざるを得ない。ただし当該ラインはオーバーシュートした可能性が高く、ネックラインとしての意味合いを持っているだけに、割り込むのは容易とはいいがたい。上値の重さは如何ともしがたいが、現時点の材料では自ずと下値は限定的と見るべきだろう。新たな材料が飛び出さない限りは…。
(3)前記抵抗線を上回ると、13日高値10,421,708円/12日高値10,903,564円等を一つ一つ確認しながら、史上最高値である8日高値11,034,192円の更新を再び窺わないとも限らない。そうなるといわゆる往きつくところまで…への回帰ということになるが、一服しているとはいえども中東情勢は燻り続けており、いつリスク回避姿勢が再燃しないとも限らないという懸念を抱えている。崩れるとは思わないが、上値模索も緩やかにならざるを得ないだけに、やはり過度な上値期待は現時点では控えておきたいところだ。
《16:20》


【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 動き方・形状、そして60分足・一目均衡表から受け取るニュアンスも、本日はBTCとほぼ同じだ。日足ベースで雲をわずかに下回った後に押し戻されたという点のみが異なるが、BTCに準じた動きと見るべきだろう。つまり前記60分足・一目均衡表の雲を超え切れるかが、目先の分水嶺と見たいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、14日444,241円を下値支持線、9日以降の下落に対する61.8/%戻し512,430円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回ると、13日安値426,989円が次なる下値メドということになる。ただしオーバーシュートした印象も強く、下回れるかは微妙といわざるを得ない。それだけに明確に下回ると、2月17日安値407,480円/1月25日安値319,991円に向けて動き出さないとも限らないが、現時点の材料では自ずと下値は限定的と見たいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、12日高値543,661円/11日高値553,614円を一つ一つ確認しながら、9日高値565,244円に向けて動き出さないとも限らない。そしてさらに上回ると、史上最高値となる3月13日高値602,572円を経て、いわゆる往きつくところまで…へと回帰しないとも限らない点には注意が必要だ。もっとも一服しているとはいえども、中東情勢は燻り続けており、いつリスク回避姿勢が台頭しないとも限らない。崩れるとは思わないが、上値模索も緩やかにならざるを得ないだけに、過度な上値期待はやはり控えておくべきだろう。
《16:30》


【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 60分足・一目均衡表の雲上にわずかに顔を覗かせるなど少し形状は異なるが、短期サイクルから受け取るニュアンスに大差はない。日足ベースで雲下に押し出されたままという点のみが異なっているが、こちらもETH同様、BTCに準じた動きと見るべきだろう。つまり買いを覗かせているこちらは、前記60分足・一目均衡表の雲を上放れることができるかを鑑みながら…。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、14日安値11,131円を下値支持線、8日以降の下落に対する61.8%戻し13,938円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回ると、13日安値10,633円が次なる下値メドということになる。ただオーバーシュートした印象も強く、下回れるかは微妙といわざるを得ない。それだけに明確に下回ると、3月5日安値10,373円を経て、1万円の大台を窺わないとも限らないが、こちらに関してもオーバーシュートした印象は否めない。割り込むと加速しかねないという点には注意が必要だが、それまでは障害も多いと考えれば、容易ではないと見るのが妥当といえよう。さらなるネガティブが台頭しない限りは…。
(3)前記抵抗線を上回ると、12日高値15,120円/11日高値15,204円を一つ一つ確認しながら、8日高値15,981円/1日高値16,939円に向けて動き出さないとも限らない。そしてさらに上回ると、いわゆる往きつくところまで…への回帰も期待されることになるが、大台を一つ一つ確認しながらの上値模索はそう簡単ではない。何より燻り続ける中東情勢が、いつリスク回避姿勢につながらないとも限らない懸念を抱えている以上、上値模索はゆっくりとしたものになりやすい。崩れるとは思わないが、やはりこちらに関しても過度な上値期待は控えておきたいところだ。
《16:35》


【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 ETHを少し引き下げたような形状を見せているのが、このBCHだ。このため60分足・一目均衡表の雲下に押し出されるなど、短期サイクル的には芳しいとはいいがたいのが実状だ。ただ下放れたわけではないだけに、そこから受け取るニュアンスはBTC等と大差はない。日足ベースではその雲手前で下げ渋っていることを踏まえれば、そこまで割り引いて考える必要はなさそうに思う。まだどっちつかずの印象は強いが、少なくとも崩れるようには見えないという点は継続したいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、14日安値68,243円を下値支持線、5日以降の下落に対する61.8%戻し92,044円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回ると、13日安値66,325円が次なる下値メドということになる。ただしオーバーシュートした印象も強く、下回れるかは微妙といわざるを得ない。それだけに明確に下回ると、3月20日安値52,247円を窺いにかからないとも限らないが、当該ラインもネックラインとしての意味合いを持っており、割り込むのは容易とはいいがたいのが実状だ。割り込むと加速しかねないという点には注意が必要となるが、そのためには少なくとも新たなネガティブ要因の出現が必要と見るべきだろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、12日高値94,018円/11日高値96,135円等を一つ一つ確認しながら、8日高値107,232円/5日高値107,943円に向けて動き出さないとも限らない。そしてさらに上回ると、11万円/12万円とさらに大台を一つ一つ確認しつつ、2021年5月につけた178,207円を窺う展開も期待されるところだが、燻り続ける中東情勢からはいつリスク回避姿勢が台頭しないとも限らないという懸念が付きまとう。そうなると上値模索も緩やかにならざるを得ないだけに、崩れるとは思わないものの、こちらに関しても現時点の材料では過度な上値期待は控えておきたいところだ。
《16:45》

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