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【暗号資産レポート夕版】2024年06月24日

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 先週末にかけて切り返していたが、その後は押し戻されている。ETFのフローが振るわないことが直接の要因と見られるが、仏政局不安を背景にしたリスク回避姿勢が蒸し返されていることが大きい。本日に入ってもまだ軟調推移が続いており、下げ止まりもまだ確認できてはいない。

 短期サイクル的に見ても、下げ止まりを確認できているとはいいがたいのが実状だ。まず60分足・一目均衡表は雲から下放れており、それでいて60分足MACDはまだ舳先を下方向に向け続けている。雲ならびに0ラインからの乖離が意識され筒はあるものの、冒頭で記したようにまだ下げ止まりを確認できたわけではない。下げ渋りに転じれば相応の値幅を伴って反発するとは見られるが、まだ下値模索は継続と見ておく必要はあろう。上値模索に転じるには、やはりもう少し時間がかかると見たいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)5月10日安値9,362,891円を下値支持線、7日以降の下落に対する半値戻し10,566,455円を上値抵抗線とする。
(2)1000万円の大台を下回っただけに、前記支持線に向けた動きを懸念せざるを得ないところだ。そしてさらに下回ると、5月1日安値8,766,780円に向けた動きへの懸念も高まろうかということになるが、前記支持線はネックラインとしての意味合いを持っている。日足・一目均衡表の雲から下に顔を覗かせたことは少々気にはなるが、そこまでの下値模索は何某か別の材料が欲しいところだろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻し10,721,817円/1100万円の大台を経て、再び史上最高値となるその7日高値11,224,769円を窺う展開が期待されるところだ。ただ押したとはいえでもまだ高値圏であることは疑いようがなく、それでいて底打ちを確認できたわけでもない。さらに上回ると史上最高値更新となり、往きつくところまで…といった思惑が台頭しないとも限らないが、そのためにはしっかりと底打ちを確認する必要があろう。
《16:55》


【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 本日も動き方・形状共に、短期サイクルはBTCと大差はない。ただし異なるのは、こちらは日足・一目均衡表の雲からまだ下に顔を覗かせていないことだ。これを出遅れていると見るか?それとも下値が堅いと見るか?崩れるとは思わないが、まだ底打ちを確認できていないだけに・・・。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、18日安値525,670円を下値支持線、5月27日以降の下落に対する半値戻し573,988円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回ると、5月1日以降の上昇に対する61.8%押し511,185円/50万円の大台を経て、5月13日安値445,316円/5月1日安値442,500円に向けて動き出さないとも限らない点には注意が必要だ。ただこれらはいずれもテクニカルの要所に当たり、5月13日/5月1日安値に至っては中長期的なネックラインの意味合いも持っている。直近のネックラインであった14日安値をわずかに下回ったところから切り返すなど、まだ下値の堅さも窺えるところだ。底打ちを確認できたわけではないが、前記支持線を明確に下抜くまで底堅い展開を想定したいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻し585,391円/60万円の大台を経て、その5月27日高値622,306円を窺う展開が期待されるところだ。さらに上回ると史上最高値更新となるだけに、再び往きつくところまで…といった思惑が台頭する可能性も否めないところだが、まだ高値圏であることは疑いようがなく、それでいて底打ちも確認できてはいない。崩れるとは思わないが、上値模索再開となるには新たな材料の出現が必要…。こちらももう少し時間が必要と見たいところだ。
《17:05》


【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 こちらも短期サイクルの動き方はBTCと大差なく、それでいて値が軽いという点からはさらに大きく値を落としている印象が強い。日足・一目均衡表の雲をすでに下回っているという点もネガティブ要因となり得るものだが、それだけに高値警戒感は薄れている印象も強い。まだ下げ止まりを確認できたわけではないが、下げ渋りが見られ始めると、意外と戻りは早いかもしれない。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、18日安値11,063円を下値支持線、6日以降の下落に対する61.8%戻し12,430円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回ると、4月13日安値10,633円が次なる下値メドということになる。ただし当該水準は中期のネックラインに当たるだけに、現時点の材料で下回るのは容易とはいいがたいのが実状といえる。明確に下回ると、3月5日安値10,373円/1万円の大台を経て、1月23日安値9,280円/同8日安値8,746円、さらには同3日安値8,414円に向けて動き出さないとも限らないが、それは明確に下回ってからでも遅くはなかろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、14日高値12,543円を経て、その6日高値13,275円が次なる上値メドということになる。そしてさらに上回ると、4月26日高値13,913円を経て、大台とほぼ重なる4月1日以降の下落に対する半値戻し14,040円へと押し戻されないとも限らない点には注意が必要だ。もっともまだ下げ止まりを確認できたわけではなく、暗号資産全体のセンチメントも芳しいとはいいがたい。冒頭で記したように、戻し出すと意外と速いかもしれないが、そのためにはまずしっかりと下げ止まりを確認したいところだ。
《17:10》


【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 BTCとLTCの間といった動き方なのが、このBCHだ。60分足・一目均衡表の雲を下抜けたが、LTCほどは突っ込んでいない。その分だけ下落往き過ぎ感もそこまでではなく、それだけに戻り局面ではLTCほどのスピードは期待しづらい。こちらも出遅れと見るか?それとも下値の堅さが関係していると見るか?で、方向性は180度変わってくることになりそうだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)3月20日安値52,247円を下値支持線、7日以降の下落に対する半値戻し69,253円を上値抵抗線とする。
(2)わずかながらも18日安値を下回っただけに、前記支持線まで下値メドは引き下げざるを得ない。そしてさらに下回ると、同5日安値49,319円を経て、1月23日安値32,100円に向けた動きへの懸念も強まろうかということになるが、ほぼ右肩下がりの動きからはそろそろいい水準まで下落した可能性は否めない。まだ下げ止まりを確認できたわけではないだけに楽観は禁物だが、高値警戒感が幾分だが緩んでいることは、頭の片隅に残しておきたいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻し71,924円を経て、その7日高値80,573円へと値を戻す展開が期待されるところだ。さらに上回ると、5月21日高値81,855円経て、4月5日高値107,943円を窺わないとも限らないが、冒頭で記したようにまだ下げ止まりを確認できたわけではない。ポジション調整のみで前記抵抗線まで戻す可能性はあるとは見るが、暗号資産全体のセンチメントは芳しいとはいいがたいのも事実だ。すでに高値警戒感が緩みつつある点は下値を支える要因となり得るが、上値模索に転じるには何か別の後押しが必要と見るべきだろう。
《17:20》

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