株式会社マネーパートナーズ


【暗号資産レポート夕版】2024年06月25日

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 昨日は大きく値を落としたが、本稿執筆時は切り返しつつある。特段の材料は見当たらず、下げ分の全てを取り戻したわけでもないが、「2014年破綻のマウントゴックス、7月から弁済開始」という材料で下げただけに、知ったら終いとなったのかもしれない。

 ただ短期サイクル的には微妙といわざるを得ない。まず60分足MACDは舳先を上方向に向けており、それでいて0ラインにはまだ到達していない。ただし60分足・一目均衡表では切り返してはいるものの、その雲が行く手を遮っている印象が否めず、それでいて日足・一目均衡表では雲を下抜いた。このまま0ラインならびに60分足の雲を上抜ければさらなる戻りが期待できるとは考えるが、それはしっかり超えてから判断すべきだろう。現時点ではまだ上値の重さを意識したいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)24日安値9,302,968円を下値支持線、7日以降の下落に対する半値戻し10,263,868円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線は5月10日安値をわずかに下回ったに過ぎず、まだ下値メドとして意識されている可能性は高い。それだけに明確に下回ると、5月1日安値8,766,780円に向けてさらに突っ込まないとも限らない点には注意が必要だ。ただ冒頭で記したように現在は切り返しつつあり、そしてすでにいい水準まで押した印象も否めない。動き出したらなかなか止まらないという特性はあるが、ここからの下値は自ずと限定されると見たいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻し10,490,641円を経て、1100万円の大台が見えてくることになる。さらに上回ると、史上最高値となるその7日高値11,224,769円を再び窺う展開への期待も募ろうかといったところだ。ただし現在は下げ道中の真っ最中であり、それでいてまだ底打ちを確認できたわけではない。このまま崩れるとは思わず、戻し出せば早い可能性も否めないが、まずはしっかりと底打ちを確認したいところだ。
《16:40》


【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 本日もBTCとほぼ同じ動き方・形状だ。異なるのは昨日同様、日足・一目均衡表の雲を明確に下抜けていない点と、60分足・一目均衡表の雲に接近しているという事実だ。その60分足の雲をこのまま上抜ければ、さらなる戻りも期待されることになるが、こちらもそれはしっかり超えてから判断すべきだろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)5月1日以降の上昇に対する61.8%押し511,185円を下値支持線、5月27日以降の下落に対する半値戻し566,968円を上値抵抗線とする。
(2)昨日も前記支持線のほん手前で止まるなど、まだ下値メドとして意識されている可能性は高い。それだけに下回ると、50万円の大台を経て、5月13日安値445,316円/5月1日安値442,500円に向けて動き出さないとも限らない点には注意が必要だ。ただしこれらはいずれもテクニカルの要所であり、5月13日/5月1日安値に至っては中長期的なネックラインの意味合いも持っている。まだ底打ちを確認できたわけではないが、障害の多さを考えればここから先は容易ではないと見たいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻し580,028円/60万円の大台を経て、その5月27日高値622,306円を窺う展開が期待されるところだ。そしてさらに上回ると史上最高値更新となるだけに、再び往きつくところまで…といった思惑が台頭しないとも限らない点には注意が必要といえる。ただ現在のセンチメントは芳しいとはいいがたく、それでいて底打ちはまだ確認できていない。戻し出せば早いという可能性は否めないが、まずは底打ちをしっかりと確認したいところだ。
《16:55》


【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 こちらもBTCとほぼ同じ動き方・形状だ。このまま60分足・一目均衡表の雲を上抜けるとセンチメントは大きく改善することになるが、抜け切れるかが目先の分水嶺ということになろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)4月13日安値10,633円を下値支持線、6日以降の下落に対する半値戻し11,955円を上値抵抗線とする。
(2)昨日安値は前記支持線とほぼ面合わせであり、まだ下値メドとして意識されている可能性は高い。それだけに下回ると、3月5日安値10,373円/1万円の大台を経て、1月23日安値9,280円/同8日安値8,746円、さらには同3日安値8,414円に向けて動き出さないとも限らないが、当該水準は中期的なネックラインの意味合いも持っている。現時点の材料で下回るのは容易とはいいがたいだけに、懸念するのは明確に下回ってからでも遅くはなかろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻し12,266円/14日高値12,543円を経て、その6日高値13,275円へと押し戻される展開が期待されるところだ。さらに上回ると、4月26日高値13,913円を経て、次の大台とほぼ重なる4月1日以降の下落に対する半値戻し14,040円に向けて動き出さないとも限らない点には注意が必要だが、現時点で下げ止まりを確認できたわけではなく、暗号資産全体のセンチメントも芳しいとはいいがたい。戻し出すと意外と速いかもしれないが、まずしっかりと下げ止まりを確認したいところだ。
《17:15》


【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 こちらもBTCとほぼ同じ動き方・形状であるのみならず、60分足・一目均衡表の雲のほん際まで迫っている。抜け切れるかが目先の分水嶺という点は変わらないが、その他に先んじてBCHがトライしているのかもしれない。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)3月20日安値52,247円を下値支持線、7日以降の下落に対する半値戻し67,343円を上値抵抗線とする。
(2)わずかながらも18日安値を下回っただけに、前記支持線まで下値メドは引き下げざるを得ない。そしてさらに下回ると、同5日安値49,319円を経て、1月23日安値32,100円に向けた動きへの懸念も強まろうかということになる。ただほぼ右肩下がりの動きで下げてきただけに、その他に先んじてすでにいい水準まで押した可能性も否めない。まだ底打ちを確認できたわけではないが、冒頭で記したその他の先鞭となっている印象も強い。要注目といえそうだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻し70,465円を経て、その7日高値80,573円へと値を戻す展開が期待されるところだ。さらに上回ると、5月21日高値81,855円経て、4月5日高値107,943円を窺わないとも限らないが、下げ止まりを確認できたわけではない状況では期待過剰といわざるを得ない。暗号資産全体のセンチメントは芳しいとはいいがたいが、ポジション調整のみで前記抵抗線まで戻す可能性もゼロではない。過度な期待は禁物だが、それでも相応の期待を持って、ことの成り行きを見極めたいところだ。まずは底打ちの確認からとなるが…。
《17:20》

FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引、証券取引、および暗号資産CFD取引(暗号資産関連店頭デリバティブ取引)に関するご注意


【パートナーズFXおよびパートナーズFXnano】
パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第31項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。但し、一般社団法人金融先物取引業協会が為替リスク想定比率を算出していない通貨ペアにつきましては、一般社団法人金融先物取引業協会と同様の算出方法にて当社が算出した為替リスク想定比率を使用しております。取引手数料は無料です。なお、外貨両替については1通貨あたり0.20円、受渡取引については1通貨あたり0.10円の手数料をいただきます。

【CFD-Metals】
CFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。

【証券】
国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。有価証券のお預りが無く、一定期間証券口座のご利用が無い場合等は、別紙 ①「手数料等のご案内」に記載の 証券口座維持管理手数料1,100円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

【暗号資産CFD】
暗号資産は法定通貨(本邦通貨又は外国通貨)ではなく、特定の者によりその価値を保証されているものではありません。暗号資産は、代価の弁済を受ける者の同意がある場合に限り代価の弁済に使用することができます。暗号資産CFDは、取引時の価格の変動により、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。暗号資産CFDの取引に必要な証拠金は、取引の額の50%以上の額で、証拠金の約2倍までの取引が可能です。取引にあたり、営業日をまたいで建玉を保有した場合にはレバレッジ手数料が発生します。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会 一般社団法人日本暗号資産取引業協会

Copyright© MONEY PARTNERS CO., LTD All rights reserved.