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【暗号資産レポート夕版】2024年06月28日

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 米大統領選・テレビ討論会が注目されていたが、期待された暗号資産に関する言及は見られず、肩透かしを食らった格好といえる。このため反発基調は続いているものの、ここに来て一服しつつあるように見える。

 もっとも短期サイクル的には、どっちつかずの印象が強い。60分足MACDは0ラインをすでに上回っているが、0ラインと乖離というほど離れてはいない。60分足・一目均衡表も雲上へと押し出されたが、まだ上放れというほどではない。やや下値の堅さが勝っているとは考えるが、下抜けるとセンチメントがガラッと変わってしまうリスクを孕んでいるという点は、やはり頭の片隅に残しておきたいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、24日安値9,302,968円を下値支持線、7日以降の下落に対する半値戻し10,263,868円を上値抵抗線としつつ、放れた方向にはついていきたい。
(2)前記支持線は5月10日安値をわずかに下回ったに過ぎず、まだ下値メドとして意識されている可能性は高い。それだけに明確に下回ると、5月1日安値8,766,780円に向けてさらに突っ込まないとも限らない点には注意が必要だ。もっとも、下げは一服した印象が強く、そう簡単に崩れるとも思わないが、冒頭で記したリスクを孕んでいる。下値模索には新たなネガティブが必要とは考えるが、楽観は禁物と見ておくべきだろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻し10,490,641円を経て、1100万円の大台が見えてくることになる。さらに上回ると、史上最高値となるその7日高値11,224,769円を再び窺う展開への期待も募ろうかといったところだ。もっとも現在は1000万円の大台を前に足踏みしており、日足・一目均衡表の雲という壁もある。相応以上のスピードを持って戻し始める可能性はゼロではないが、それでも現時点においては過度な期待は控えておくべきだろう。
《16:15》


【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 ほぼBTCと同じ動き方・形状だ。ただアルトコイン主体で上昇しただけに、下値がより固い印象はあるものの、短期サイクル的には上昇往き過ぎ感が見え隠れしている。一服している現状において、これがどう捉えられるか?


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、5月1日以降の上昇に対する61.8%押し511,185円を下値支持線、5月27日以降の下落に対する半値戻し566,968円を上値抵抗線としつつ、放れた方向にはついていきたい。
(2)24日も前記支持線の少し手前で下げ止まったように、まだ下値メドとして意識されている可能性は高い。それだけに下回ると、50万円の大台を経て、5月13日安値445,316円/5月1日安値442,500円に向けて動き出さないとも限らない点には注意が必要だ。ただしいずれもがテクニカルの要所であるのみならず、5月13日/5月1日安値に至っては中長期的なネックラインの意味合いも持っている。PCEの結果次第でどちら方向にも動意づくリスクを孕んではいるが、現時点の材料では自ずと下値は限定されると見るべきだろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻し580,028円/60万円の大台を経て、その5月27日高値622,306円を窺う展開が期待されるところだ。さらに上回ると、史上最高値更新として再び往きつくところまで…といった思惑が台頭しないとも限らない点にも注意が必要だ。もっともまだ完全に底打ちを確認できたわけではなく、冒頭で記したように短期サイクルでは上昇往き過ぎ感が見え隠れしている。戻し始めれば相応以上のスピードとなる可能性は高いとは考えるが、やはり現時点では過度な期待は控えておくべきだろう。
《16:30》


【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 アルトコイン主体で上昇したこともあり、BTCとは異なってほぼ右肩上がりの形状を見せているのが、このLTCだ。

 ただそれだけに、短期サイクルにおける上昇往き過ぎ感はETHの比ではない。まだ頭打ちの気配は散見されていないが、一服している中でこれがどのように捉えられるか?


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、4月13日安値10,633円を下値支持線、6日以降の下落に対する半値戻し11,955円を上値抵抗線としつつ、放れた方向にはついていきたい。
(2)24日も前記支持線とほぼ面合わせで下げ止まったように、まだ下値メドとして意識されている可能性は高い。それだけに下回ると、3月5日安値10,373円/1万円の大台を経て、1月23日安値9,280円/同8日安値8,746円、さらには同3日安値8,414円に向けて動き出さないとも限らない点には注意が必要だ。もっとも前記支持線は中期的なネックラインの意味合いも持っており、現時点の材料で下回るのは容易とはいいがたいのが実状でもある。問題は冒頭で記した短期サイクルの懸念だが、下値模索を懸念するのは明確に下回ってからでも遅くはなかろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻し12,266円/14日高値12,543円を経て、その6日高値13,275円へと押し戻される展開が想定されるところだ。さらに上回ると、4月26日高値13,913円を経て、次の大台とほぼ重なる4月1日以降の下落に対する半値戻し14,040円に向けた動きへの期待も募ろうかといったところだ。ただし冒頭で記した短期サイクルのリスクが、懸念として残る。まだ日足・一目均衡表の雲を下回り続けているというネガティブを踏まえれば、過度に期待するのは控えておくべきかもしれない。
《16:35》


【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はLTC欄参照》

 アルトコイン主体の上昇ということもあり、こちらもLTC同様、ほぼ右肩上がりの形状を見せている。

 こちらもアルトコイン主体での上昇であることから、ほぼ右肩上がりの形状という点ではLTCと大差はない。ただ60分足・一目均衡表の雲を上抜けたばかりであるなど、短期サイクルから受け取るニュアンスは少々異なるのが実状だ。それだけ上値が重いともいえるが、上昇往き過ぎ感という点ではそれほど台頭してはいない。異なる動き方は想定しづらいが、上げ余地という点ではこちらの方が大きいと見たいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、24日安値54,114円を下値支持線、7日以降の下落に対する半値戻し67,343円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回ると、3月20日安値52,247円が次の下値メドということになる。そしてさらに下回ると、同5日安値49,319円を経て、1月23日安値32,100円に向けた動きへの懸念も高まろうかといったところだ。もっとも直近までほぼ右肩下がりで下げてきたことを踏まえれば、戻し出したとはいえどもまだ大したことはない。それだけ上値の重さが意識されているともいえるが、その他よりも戻りの先鞭をつけている可能性については、やはり鑑みておきたいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻し70,465円を経て、その7日高値80,573円へ値を戻す展開が期待されるところだ。さらに上回ると、5月21日高値81,855円経て、4月5日高値107,943円を窺わないとも限らない点にも注意が必要だが、まだ戻し始めたばかりであり、その値幅は乏しい。それだけ上値余地有ともいえるが、まだ上値の重さを引きずっている点は頭の片隅に残しておくべきだろう。前記抵抗線までであれば、ポジション調整のみで戻す可能性を鑑みながら…。
《16:45》

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