株式会社マネーパートナーズ


【暗号資産レポート夕版】2024年07月22日

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 いわゆる高値圏での揺れ動きを見せており、本稿執筆時はやや上値の重さが目立ちつつあるものの、下値が堅さは何ら変わっていないというのが実状だ。今朝のバイデン撤退報道にて一時値を落とす場面も見られたが、トランプ優勢の流れは変わらないとの見方からすぐさま買い戻されたように、堅調推移そのものは変わっていない。

 もっとも短期サイクル的に見ると、どっちつかずの印象は否めない。60分足・一目均衡表では雲上限に沿った動きを見せているものの、60分足MACDは0ライン付近で推移しているのが実状だ。このため方向感定まらずは続いており、どちらかに放れる決定打に欠けるのも事実といえる。まだ高値圏にあるのは事実であり、いつポジション調整的な動きが入らないとも限らないが、自ずと下値は限定されるとは見たいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)5日以降の上昇に対する半値押し9,644,615円を下値支持線、21日高値10,737,571円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回るまで、上方向を志向する。ただし下回ると、同61.8%押し9,386,677円/900万円の大台を経て、8日安値8,708,207円辺りまでは値を落としても不思議ではないと考えておくべきだろう。もっともネックラインとしての意味合いを持つ5日安値8,551,659円を窺うには、現在の材料では力不足と見るのが自然であり、それでいて新たなネガティブは台頭してはいない。ポジション調整的な動きはいつ入ってもおかしくないとは見るが、それだけでは決定打に欠くと見たいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、史上最高値となる6月7日高値11,224,769円はすぐそこということになる。このためさらに上回ると「往きつくところまで…」との思惑が台頭しないとも限らないが、一方で高値圏での推移は過熱感をもたらす要因でもある。懸念していた日足・一目均衡表の雲を上回って来ただけに、もう一段の上値模索に対する思惑はさらに増したと考えられるが、それでもこのまますんなりと上抜けするかは依然として微妙と見ておく必要があろう。
《17:05》


【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 少し幅の大きな揺れ動きを見せているのが、このETHだ。もっとも短期サイクルから受け取るニュアンスは、BTCと大差はない。高値圏であることは変わらず、いつ利益確定売りが持ち込まれないとも限らない点には注意が必要だが、自ずと下値は限定されるとは見たいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)5日以降の上昇に対する半値押し504,204円を下値支持線、本稿執筆時までの本日高値559,969円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回るまで、上方向を志向する。ただし下回ると、同61.8%押し491,044円を経て、8日安値452,438円辺りまでは値を落としても不思議ではないと考えておく必要があろう。さらに下回ると、5日安値448,440円/5月1日安値442,500円を経て、いよいよ4月19日安値437,917円/4月13日安値426,989円を窺わないとも限らないが、当該水準はネックラインとしての意味合いを持っているだけに、下回るのは容易とはいいがたいという事実もある。新たなネガティブが台頭しない限り、自ずと下値は限定されると見たいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、いよいよ1日高値565,219円が見えてくることになる。そしてさらに上回ると、6月17日高値573,813円を経て、史上最高値となる5月27日高値622,306円に向けて動き出さないとも限らない点には注意が必要だが、こちらはまだ日足・一目均衡表の雲を上回ってはいない。さらに上回ると「往きつくところまで…」との思惑も台頭しやすいとは見るが、それは明確に上抜いてからでも遅くはなかろう。
《17:30》


【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 こちらも少し幅の大きな揺れ動きだが、ETHと大差はない。つまり短期サイクルから受け取るニュアンスは、BTCとも大差はないことになる。高値圏であることは変わらず、いつ利益確定売りが持ち込まれないとも限らない点には注意が必要だが、自ずとこちらも下値は限定されるとは見たいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、5日以降の上昇に対する半値押し10,340円を下値支持線、17日高値11,693円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回るまで、上方向を志向する。ただし下回ると、大台とほぼ重なる同61.8%押し10,020円を経て、8日安値9,438円辺りまでは値を落としても不思議ではないとは考えておくべきだろう。さらに下回ると、5日安値8,987円を経て、いよいよ1月8日安値8,746円に向けた動きへの警戒も強めなければならなくなってくるが、そのためにはかなりのネガティブが必要と見るのが妥当でもある。マウントゴックス絡みの懸念はすでに織り込まれた印象もあるだけに、新たなネガティブが出現しない限り、やはり材料不足と見るべきだろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、その3日高値12,213円に向けて一段高を演じる可能性は否めなくなってくる。そしてさらに上回ると、6月14日高値12,543円を経て、6月6日高値13,275円に向けた動きへの期待も膨らもうかといったところだといえる。もっともそのためには日足・一目均衡表の雲を上抜ける必要があり、それでいてこちらもまだ現時点では上抜けていないという事実がある。もう一段の上値模索が基本路線とは考えるが、このまますんなりと上抜けるかはまだ微妙と見ておくべきだろう。
《17:40》


【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 こちらも少し幅の大きな揺れ動きだが、ETHやLTCと大差はない。つまり短期サイクルから受け取るニュアンスはBTCとも大差はなく、それでいて新たなネガティブは台頭していない。高値圏であることは変わっておらず、いつ利益確定売りが持ち込まれないとも限らないが、こちらも下値は限定されるとは見たいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、5日以降の上昇に対する半値押し54,776円を下値支持線、16日高値63,661円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回るまで、上方向を志向する。ただし下回ると、同61.8%押し52,679円を経て、5万円の大台そして8日安値47,579円辺りまでは値を落としても不思議ではないとは考えておくべきだろう。さらに下回ると、5日安値45,892円を経て、2月20日安値37,777円に向けた動きへの警戒も必要となってくるが、そのためにはかなりのネガティブが必要と見るのが自然でもある。マウントゴックス絡みの懸念はある程度織り込み済みの印象も強いだけに、それのみでは足りないと見るべきだろう。新たな材料が欲しいところだ。
(3)前記抵抗線は1日高値をわずかに上回ったに過ぎず、まだ上値メドとして意識されている可能性は高い。それだけに明確に上回ると、6月28日高値64,813円はすぐそこという点は変わっていない点には注意が必要だ。さらに上回ると、7万円の大台を経て、6月7日高値80,573円に向けた動きへの期待も募ろうかということになるが、そのためにはこちらも日足・一目均衡表の雲を上抜ける必要があり、それでいて現時点ではまだ上抜けていない。もう一段の上値模索は十分に期待される局面とは考えるが、このまますんなり上抜けるかはこちらもまだ微妙と見ておく必要があろう。
《17:45》

FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引、証券取引、および暗号資産CFD取引(暗号資産関連店頭デリバティブ取引)に関するご注意


【パートナーズFXおよびパートナーズFXnano】
パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第31項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。但し、一般社団法人金融先物取引業協会が為替リスク想定比率を算出していない通貨ペアにつきましては、一般社団法人金融先物取引業協会と同様の算出方法にて当社が算出した為替リスク想定比率を使用しております。取引手数料は無料です。なお、外貨両替については1通貨あたり0.20円、受渡取引については1通貨あたり0.10円の手数料をいただきます。

【CFD-Metals】
CFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。

【証券】
国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。有価証券のお預りが無く、一定期間証券口座のご利用が無い場合等は、別紙 ①「手数料等のご案内」に記載の 証券口座維持管理手数料1,100円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

【暗号資産CFD】
暗号資産は法定通貨(本邦通貨又は外国通貨)ではなく、特定の者によりその価値を保証されているものではありません。暗号資産は、代価の弁済を受ける者の同意がある場合に限り代価の弁済に使用することができます。暗号資産CFDは、取引時の価格の変動により、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。暗号資産CFDの取引に必要な証拠金は、取引の額の50%以上の額で、証拠金の約2倍までの取引が可能です。取引にあたり、営業日をまたいで建玉を保有した場合にはレバレッジ手数料が発生します。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会 一般社団法人日本暗号資産取引業協会

Copyright© MONEY PARTNERS CO., LTD All rights reserved.