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【暗号資産レポート夕版】2024年07月24日

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 昨日よりスタートしたETHの現物ETFの取引量が10.8億ドルに達したことを背景に下値はしっかりしつつあるが、それでもまだ緩やかながらも下値を拡大している。トランプトレードの巻き戻しと見られる動きが継続しており、これが株式・債券・為替のみならず、暗号資産にも波及している格好だ。

 このためもう一段の下値模索も懸念せざるを得ない状況といえるが、短期サイクル的にも下げ渋りこそ見られるものの、まだ下げ止まる気配は見られていない。60分足・一目均衡表の雲からの乖離具合、さらに60分足MACDの舳先が横を向き始めたことがポジティブ要因とはいえるが、それでどこまでといったところか…?もっとも高値圏ではあるものの、それで崩れるとは思わないが…。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、5日以降の上昇に対する半値押し9,644,615円を下値支持線、21日高値10,737,571円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回るまで、上方向を志向する。ただし下回ると、同61.8%押し9,386,677円/900万円の大台を経て、8日安値8,708,207円辺りまで値を落としても不思議ではない点には注意が必要だ。もっともネックラインとしての意味合いを持つ5日安値8,551,659円を窺うには、現在の材料では力不足と見るのが妥当といえる中、新たなネガティブは台頭してはいない。下げ止まりを確認できたわけではなく、もう一段ポジション調整的な動きに関しては警戒しておく必要があろうが、それでも決定打には欠くと見たいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、史上最高値となる6月7日高値11,224,769円はすぐそこということになる。このため上回ると「往きつくところまで…」との思惑が台頭しないとも限らないが、直近の下落を差し引いてもまだ高値圏であるという点は何ら変わっていない。ある程度の上昇往き過ぎ感は緩んだ印象はあるが、それですんなり上抜ける展開に回帰するかといえば、まだ微妙と見ておく必要があろう。
《14:15》


【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 そのETF絡みの当事資産ということから戻す場面も大きいが、相対的にはBTCと大差はない。下げ渋りこそ見られるものの、下げ止まる気配は見られていない点までほぼ同じだ。ただし戻し幅が大きかったことで60分足・一目均衡表の雲からの乖離は目立っておらず、60分足MACDの舳先も安定はしていない。これがどの程度影響してくるか…?


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、5日以降の上昇に対する半値押し504,204円を下値支持線、22日高値559,969円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回るまで、上方向を志向する。ただし下回ると、同61.8%押し491,044円を経て、8日安値452,438円辺りまでは値を落としても不思議ではないとは考えておく必要があろう。さらに下回ると、5日安値448,440円/5月1日安値442,500円を経て、いよいよ4月19日安値437,917円/4月13日安値426,989円を窺わないとも限らない点には注意が必要だが、ネックラインとしての意味合いを持っているだけに容易とはいいがたいのが実状でもある。中途半端な前記短期サイクルは少し気にはなるが、新たなネガティブが台頭しない限り、自ずと下値は限定されると見たいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、いよいよ1日高値565,219円が見えてくることになる。そしてさらに上回ると、6月17日高値573,813円を経て、史上最高値となる5月27日高値622,306円に向けて再び動き出さないとも限らない点には注意が必要だ。もっともこちらはまだ日足・一目均衡表の雲を上回っておらず、逆に下抜けの危機に陥っている現状でもある。だからといって崩れるとは思っておらず、知ったら終いもすぐさま解消するとは見るが、「往きつくところまで…」といった思惑を描くには明確に上抜いてからでも遅くはなかろう。
《14:25》


【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 BTCというよりもETHに似通っているのが、このLTCだ。値が軽い分だけ戻す場面も大きいが、それだけに60分足・一目均衡表の雲からの乖離は目立たず、60分足MACDの舳先もBTCに比べると安定しているとはいい難い。過度に懸念する必要はないとは考えるが、こちらもこの点がどう捉えられるか…?


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、5日以降の上昇に対する半値押し10,340円を下値支持線、17日高値11,693円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回るまで、上方向を志向する。ただし下回ると、大台とほぼ重なる同61.8%押し10,020円を経て、8日安値9,438円辺りまでは値を落としても不思議ではないとは考えておく必要はあろう。さらに下回ると、5日安値8,987円を経て、いよいよ1月8日安値8,746円に向けた動きへの警戒も強めなければならなくなってくるが、そのためには現在の材料では力不足の可能性が強く、かなりのネガティブが新たに必要と見るのが妥当といえる。そのネガティブが出現しない現状では、自ずと下値は限定的と見ておくべきだろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、その3日高値12,213円に向けて一段高を演じる可能性は否めないところだ。そしてさらに上回ると、6月14日高値12,543円を経て、6月6日高値13,275円に向けた動きへの期待も膨らもうかといったことになるが、そのためにはこちらも日足・一目均衡表の雲を上抜ける必要があり、そして現時点では上抜けていない。ポジション調整主体の動意になりやすい中、下げ渋り→下値を削る展開は十分に期待されるといえるが、それでそのまますんなりと上値模索に転じるかといわれれば…?
《14:30》


【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 値が軽い点はLTCと同じだが、短期サイクルの形状が似通っているのはBTCの方だ。このため下げ渋りこそ見られるものの、まだ下げ止まる気配は見られていないものの、60分足・一目均衡表の雲からの乖離具合、さらに60分足MACDの舳先が横を向き始めた点などのポジティブもBTCと同じといえる。値の軽さという特性を鑑みれば、戻し始めると早いのはこのBCHと見るべきかもしれない。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、5日以降の上昇に対する半値押し54,776円を下値支持線、16日高値63,661円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回るまで、上方向を志向する。ただし下回ると、同61.8%押し52,679円を経て、5万円の大台そして8日安値47,579円辺りまでは値を落としても不思議ではないと見ておくべきだろう。もっとも現在の下落はポジション調整主体と見られる中、下げとしては材料不足の印象は否めない。さらに下回ると、5日安値45,892円を経て、2月20日安値37,777円に向けた動きへの警戒も必要となってくるが、そのためにはかなりのネガティブが必要と見るのがやはり自然といえよう。
(3)前記抵抗線は1日高値をわずかに上回ったに過ぎず、まだ上値メドとして意識されている可能性は高い。それだけに明確に上回ると、6月28日高値64,813円はすぐそこという点は変わっていない。ポジション調整主体で値を落としており、それでいてまだ下げ止まりを確認できたわけではないだけに過度な期待は禁物でもあるが、冒頭で記下値の軽さという特性もある。まずはしっかりと下げ止まりを確認する必要があるが、戻り出せは意外と速いといった可能性は想定しておくべきだろう。
《14:35》

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