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【暗号資産レポート夕版】2024年07月25日

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 まだ値を落としている。日経平均急落、ドル円・クロス円急落に伴うリスク回避→パニック売りに巻き込まれた印象が強く、東京タイムに入って1000万円の大台を明確に割り込んだ。

 このため短期サイクル的には往き過ぎ感が台頭しやすいが、現時点ではまだその兆しは見られていない。60分足MACDの舳先を鈍らせだしたのがわずかに兆しといえなくもないが、60分足・一目均衡表では雲と乖離しているとまではいいがたいのが実状でもある。基本的にはパニック売りに伴うポジション調整であり、下落往き過ぎ感の台頭から次第に底堅い展開に移行すると考えているが、まだ底打ちを確認できたわけではないということは頭の片隅に置いておく必要があろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)5日以降の上昇に対する半値押し9,644,615円を下値支持線、22日以降の下落に対する半値戻し10,232,072円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回るまで、上方向を志向する。ただし下回ると、同61.8%押し9,386,677円/900万円の大台を経て、8日安値8,708,207円辺りまで値を落としても不思議ではない点には注意が必要だ。ただしネックラインとしての意味合いを持つ5日安値8,551,659円を窺うには、現在の材料では力不足と見るのが妥当でもある。下げが勢いづいているのは事実だが、新たなネガティブが台頭したわけではなく、あくまでポジション調整の一環と考えれば、やはり過度な懸念は控えておくべきだろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻し10,659,399円を経て、22日高値10,771,595円へと押し戻される展開が想定される。さらに上回ると、史上最高値となる6月7日高値11,224,769円はすぐそことなるだけに、「往きつくところまで…」への思惑が台頭しないとも限らない点には注意が必要だ。冒頭で記したように下落往き過ぎ感は台頭しつつあるが、一方でまだ底打ちを確認できてはいない。下げが勢いづいていることを踏まえれば、まだ楽観は禁物といえよう。
《17:05》


【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 動き方に多少の差異はあるが、リスク回避→パニック売りに巻き込まれたと見るのが妥当な状況だ。このためポジション調整主体と見るのが妥当な状況といえるが、まだ底打ちを確認できたわけではない。短期サイクル的には往き過ぎ感が台頭しやすいのは事実だが、その点はしっかりと認識しておくべきだろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)8日安値452,438円を下値支持線、22日以降の下落に対する半値戻し517,770円を上値抵抗線とする。
(2)5日以降の上昇に対する61.8%押し491,044円を下回っただけに、前記支持線まで下値メドは引き下げざるを得ないのが実状だ。そしてさらに下回ると、5日安値448,440円/5月1日安値442,500円を経て、いよいよ4月19日安値437,917円/4月13日安値426,989円に向けて窺いださないとも限らない点には注意が必要だ。もっとも当該水準はネックラインとしての意味合いを持っているなど、まだ障害は多い。下げが勢いづいているのは事実だが、新たなネガティブが台頭したわけではなく、パニック売りということはポジション調整の一環と見るのが妥当な状況でもある。新たなネガティブが台頭しない限り、下げ渋り→急反発もあり得るということは、しっかりと認識しておきたいところ。やはり過度な懸念は控えておきたいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻し527,728円を経て、その22日高値559,969円へと押し戻される展開が想定される。そしてさらに上回ると、いよいよ1日高値565,219円が見えてくることになる。もっとも当該水準は直近のネックラインのみならず、日足・一目均衡表の雲ともほぼ合致する水準でもある。下落往き過ぎ感は台頭しつつあるのは事実だが、まだ底打ちを確認できたわけではなく、それでいて障害は多い。応分以上の反発は十分に期待される局面とは考えるが、それでもまだ楽観は禁物と見ておくべきだろう。
《17:15》


【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 概ね横ばいからの急落で大きく下げているように見えるが、リスク回避→パニック売りに巻き込まれたと見るのが妥当という点は変わらない。このため短期サイクルから受け取るニュアンスも大差はなく、あくまでポジション調整主体と見るのが妥当ともいえる。まだ底打ちを確認できたわけではないだけに楽観は禁物だが、それでも往き過ぎ感が台頭しやすいという点は、しっかりと認識しておきたいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)5日以降の上昇に対する半値押し10,340円を下値支持線、17日以降の下落に対する半値戻し11,018円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回るまで、上方向を志向する。ただし下回ると、大台とほぼ重なる同61.8%押し10,020円を経て、8日安値9,438円辺りまでは値を落としても不思議ではないとは考えておく必要はあろう。さらに下回ると、5日安値8,987円を経て、いよいよ1月8日安値8,746円に向けた動きへの警戒も強めなければならなくなってくるが、冒頭で記したようにパニック売り(ポジション調整)に巻き込まれた可能性が高い。下げが勢いづいているのは事実だが、新たなネガティブが台頭したわけではないということは、しっかりと認識しておくべきだろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻し11,177円を経て、その17日高値11,693円へと押し戻される展開が想定されるところだ。さらに上回ると、3日高値12,213円に向けた一段高を演じる可能性も否めなくなってくるが、そのためにはこちらも日足・一目均衡表の雲を上抜ける必要があるなどまだ障害は多い。下落往き過ぎ感は台頭しつつあるのは事実ではあるが、まだ底打ちを確認できたわけではないという事実もある。応分以上の反発は十分に期待される局面とは考えるが、それで6月14日高値12,543円を経て、6月6日高値13,275円に向けて動きだすかといえば、まだ疑問符を付けざるを得ないのが実状といえよう。
《17:20》


【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 こちらもリスク回避→パニック売りに巻き込まれたと見るのが妥当な状況だが、短期サイクルの形状はBTCと瓜二つだ。つまりそこから受け取るニュアンスも、ほぼ同じということになる。つまりパニック売り(ポジション調整)は、下落往き過ぎ感が台頭しやすい状況といえる。まだ底打ちを確認できたわけではないという点は頭の片隅に置いておく必要があるが、その点もしっかりと認識しておきたいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)5日以降の上昇に対する61.8%押し52,679円を下値支持線、16日以降の下落に対する半値戻し58,204円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回ると、5万円の大台そして8日安値47,579円辺りまで値を落とさないとも限らない点には注意が必要だ。ただし冒頭で記したように、現在の下落はパニック売り(ポジション調整)と見られるだけに、往き過ぎ感が台頭しやすい。それでいて新たな材料が飛び出していないということを踏まえれば、現時点の材料で5日安値45,892円を経て、2月20日安値37,777円に向けた動きへと発展するかはかなり微妙と見ておく必要があろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻し59,491円を経て、その16日高値63,661円へと押し戻される展開が想定される。そしてさらに上回ると、6月28日高値64,813円はすぐそこという点も変わってはいない。ただし下落往き過ぎ感が台頭しつつあるのは事実とはいえども、まだ底打ちを確認できたわけではないという点は注意が必要だ。値が軽いという特性を鑑みると、応分以上の反発はその他に比べても大きくなる可能性が期待される局面とは見るが、まだ下げ止まりを確認できたわけではないという点は変わっていない。戻し出せは意外と速いといった可能性は想定しておくべきだが、まずはしっかりと下げ止まりを確認する必要があろう。
《17:30》

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