株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート夕版】2021年10月13日

ゴールド60分足分析 2021年10月13日 

ゴールド日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

gold

 NYタイム序盤の急上昇・急反落の後は、小動きが続いている。緩やかに上昇しているようにも見えるが、これは緩やかに低下するドルに起因したものだ。方向感が定まったとはいい難く、膠着は変わっていない。

 短期サイクルを見ても、同様のことが窺える。急上昇・急反落のすぐ後から、60分足MACDはMACDシグナルと絡み合い、舳先を横に向けたままとなっている。60分足・一目均衡表の雲内での推移になっていることも、上にも下にも動きづらい状況となっていることを物語る。ただ本日は米CPIが予定されているだけに、大元のドルに動意が生じやすい。そうなるとそれがゴールドに波及する可能性も、ゼロではないということになる。どちらに動き出すか…?


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)11日安値1749.8ドルを下値支持線、4日高値1769.8ドルを上値抵抗線と想定する。
(2)同水準手前で昨日も押し止められるなど、上値の重さは顕著だ。ただしその分だけ、突破すると跳ねる可能性を秘めている。日足・一目均衡表の雲下限が通る1775ドル水準が次なるメドとなるが、8日高値1780.6ドルはイレギュラーと見るのが自然。そうなると22日高値1786.8ドルまで拡げざるを得ないだけに、ここまでは見ておくべきかもしれない。
(3)前記支持線を下回ると、加速する可能性が否めない。その際は29日から4日高値1769.8ドルまでを基準とした上昇の半値押し1745.5ドルを経て、同61.8%押し1739.7ドルが下値のメドとなる。ただし当該支持線を割り込んだ水準は、幾度となく下ひげを蓄えた反発するなど下値の堅さが目立つ点は、引き続き注意が必要だろう。

シルバー60分足分析 2021年10月13日 

シルバー日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

silver

 こちらもNYタイム序盤に急上昇・急反落を見せたが、その後の上昇は緩やかな柄もこちらの方が目立っている。ただしそれまでの動き方は、ゴールドには遠く及ばない。そう考えれば、ようやく動き出したという程度に過ぎない。方向感が定まったと見るのは、やはり早計だろう。

 それでも短期サイクルの形状が異なるだけに、期待は募るところだ。まず60分足MACDはMACDシグナルを上回り、0ラインを越えても舳先を上に向け続けている。分厚い60分足・一目均衡表の雲内での推移からは微妙ではあるが、もう一段上値を窺ってもおかしくないところだ。あとはドルの動向次第…。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)昨日安値22.338ドルを下値支持線、11日高値22.807ドルを上値抵抗線と想定する。
(2)前記抵抗線は、8日高値以降の下落に対する半値戻しのみならず、60分足・一目均衡表先行スパンの雲上限とも合致する。このため戻りの急所として意識されやすい反面、突破できれば跳ねる可能性を秘めている。その際はやはり同61.8%戻し22.891ドルを経て、全戻し23.181ドルまでが視野入りしてくることになろう。
(3)下値支持線を割り込むと、下げが加速してもおかしくない。その際は6日安値22.202ドルを経て、大台とほぼ重なる1日安値21.980ドル辺りが想定される。ただし割り込み切れない場合には、こちらも反発の急所として意識されかねない点には、注意しておきたい。

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