株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート夕版】2021年10月15日

ゴールド60分足分析 2021年10月15日 

ゴールド日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

gold

 緩やかに値を落としている。しかしドル円が114円台に乗せたにしては、その下落幅は大きくはない。崩れたもしくはポジション調整が入ったという状況だが、高止まりともいえる。

 それは短期サイクルを見ても、同様のことが窺える。緩やかに値を落とす中、60分足MACDはMACDシグナルを下回り続けてきた。ただすでに0ラインに到達しており、60分足・一目均衡表の雲にもぶち当たった。再び日足・一目均衡表の雲の中に押し戻された格好となるが、ここからさらに下値を探れるかが目先のゴールドの方向性を占う道標といえそうだ。

以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)11日からの上昇に対する半値押し1774.8ドルを下値支持線、昨日高値1799.8ドルを上値抵抗線と想定する。
(2)前記抵抗線を突破すると、9月14日高値1808.2ドルを経て、同月3日1833.6ドルまで目指してもおかしくない。ただしドル上昇が止まらない中は、かなりのパワーが必要と見るのが自然だろう。
(3)前記支持線は、日足・一目均衡表の雲下限とほぼ合致する。このため押し目買いが入りやすいと見られる反面、割り込むと下落スピードが加速する可能性を秘めている。その際は同61.8%押し1768.9ドルを経て、11日安値1749.8ドルまで一気に駆け下りてもおかしくないだけに、引き続き分水嶺と考えておきたい。

シルバー60分足分析 2021年10月15日 

シルバー日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

silver

 こちらも緩やかに値を落としているが、ドル円が上昇している割に、その下落幅は大きくはない。高止まりと見るのが妥当だろう。

 ただ短期サイクルを見ると、こちらはもう一段の下値を追ってもおかしくない形状に見える。緩やかな下落局面で60分足MACDはMACDシグナルを下回ったが、まだ0ラインには届いていない。60分足・一目均衡表の雲との幅も存在しており、現在の状況がたとえポジション調整だったとしても、もう一段の下値を窺いかねない。

以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)12日以降の上昇に対する半値押し22.966ドルを下値支持線、昨日高値23.595ドルを上値抵抗線と想定する。
(2)前記抵抗線を上回ると、前記した懸念は後退し、もう一段跳ねる可能性は高まる。その際は9月16日高値23.954ドルまで一気に駆け上がってもおかしくないだけに、注意しておきたい。
(3)下値支持線を割り込むと、頭打ちへと意識が傾きやすい。その際は同61.8%押し22.818ドルが次なるターゲットとなるが、その手前には昨日安値22.886ドルが存在している。もう一つ、別の要因が欲しいところだ。

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