株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート夕版】2021年10月18日

ゴールド60分足分析 2021年10月18日 

ゴールド日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

gold

 先週末の下落の後、概ね横ばい推移を見せていたゴールド。しかし本日欧州タイムに入ると、にわかに値を落とした。ドル円が値を戻したことが主な要因と見られ、下落幅もたいしたことはないが、先週末安値を割り込んだことはネガティブといわざるを得ない。

 それでも短期サイクルでは、そう大きく崩れそうな気配は、現時点では見られない。まず60分足MACDはMACDシグナルと絡みあっている。幾分舳先を下に向けつつあるように見えるが、相対的に緩やかな右肩上がりを描いている同線に対して、前記したように実勢値は値を落とした。60分足・一目均衡表の雲下での推移はネガティブ要素だが、ダイバージェンス(逆行)の関係なだけに、これのみで下方向と決めつけるのは早計といえる。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)9月29日からの上昇に対する半値押し1760.5ドルを下値支持線、日足・一目均衡表の雲下限が展開する1775.0ドルを上値抵抗線と想定する。
(2)前記抵抗線を突破すると、先週末の下落が一時的との意識は高まる可能性が高い。再度の雲上抜けにはかなりのパワーが必要と見られるが、崩れる可能性は当面弱まる。
(3)前記支持線を割り込むと、さらなる下値追いへの意欲は高まると見られる。その際は同61.8%押しとほぼ合致する11日安値1749.8ドルが、次なるターゲットとなる。ただしその際は、ドルのもう一段の上昇等の後押しが欲しいところだ。

シルバー60分足分析 2021年10月18日 

シルバー日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

silver

 こちらも同様の動きだ。先週末の下落の後、概ね横ばい推移を見せてきたが、本日欧州タイムでにわかに値を落とした。

 ただしこちらは先週末安値には届いておらず、60分足・一目均衡表の雲がしっかり支えている印象がある。60分足MACDもMACDシグナルと絡みあい、0ライン付近で舳先を横に向け続けている。方向感が定まらない中で値を落とした、イレギュラー反応と見るのが妥当だろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)12日以降の上昇に対する半値押し22.966ドルを下値支持線、15日高値23.596ドルを上値抵抗線と想定する。
(2)前記抵抗線を上回ると、もう一段の反発への期待は膨らむ。その際は9月16日高値23.954ドルまで一気に駆け上がってもおかしくないだけに、注意しておきたい。
(3)23ドルの大台を割り込む動きが見られていないだけに、当該ラインで下げ渋る可能性は高い。ただし割り込むと頭打ちへさらに意識が傾く可能性があるため、注意が必要。その際は同61.8%押し22.818ドルを、次なるターゲットとしてみておきたい。

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