株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート夕版】2021年11月29日

ゴールド60分足分析 2021年11月29日 

ゴールド日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

gold

 先週末のNYタイムに利益確定売りが持ち込まれて以降、1800ドルの大台を回復できずにいる。ただし週初オープニング時に空けた下窓は、すでに埋めている。リスク回避姿勢は継続するなど上値の重さが目立っているが、下値の堅さも窺えるところだ。

 こうした傾向は、短期サイクルを見ても窺える。まず60分足MACDはMACDシグナルを下回り続けているが、すでに0ラインに到達している。それでいて60分足・一目均衡表の雲にもすでにぶち当たっており、現在は同水準に支えられている形状となる。上値の重さは否めないが、それ以上に下値の堅さへの期待感は大きい。このまま持ちこたえることが出来るか?


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)60分足・一目均衡表の雲下限が通る1788.0ドルを下値支持線、1800ドルの大台ラインを上値抵抗線と想定し、超えた/割った方向に勢いづく展開を期待する。
(2)前記支持線は、本稿執筆時までの本日安値ともほぼ合致している。一方で割り込むともう一段の下値追いにつながってもおかしくないだけに、注意が必要だ。その際にメドとなるのは24日安値1777.6ドルだが、勢いづけば3日安値1759.1ドルまで伺ってもおかしくないところだ。
(3)大台を回復できるかが、やはりポイントとなる。先週末にも超えたようにそれほど頑強ではないが、一方で維持することが出来ておらず、継続して抵抗線として機能している。突破できれば先週末高値とほぼ合致する16日以降の下落に対する38.2%戻し1815.6ドルを経て、同半値戻し1827.3ドル辺りまでは見ておきたい。

シルバー60分足分析 2021年11月29日 

シルバー日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

silver

 こちらも値動きそのものは似たような形状だが、上値の重さは目立つ形状となっている。まず60分足MACDはMACDシグナルを下回り続けており、すでに0ラインを通過した。それでいて60分足・一目均衡表の雲はすでに下抜けており、短期サイクル的には下値を支えるメドが見当たらない。本稿執筆時までの本日安値は日足・一目均衡表の雲下限とほぼ合致しているだけに、現時点でそう崩れるようには見えないが、こちらもこのまま持ちこたえることが出来るか?がポイントとなろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)本稿執筆時までの本日安値23.061ドルを下値支持線、25日高値23.711ドルを上値抵抗線と想定する。
(2)前記したように、当該支持線は日足・一目均衡表の雲下限とほぼ合致する。このため下値メドとして意識されやすい反面、割り込むと加速しかねない。その際の目標となるのは3日安値22.981ドルと見られるが、値幅がそれほどないだけに、9月29日以降の上昇に対する61.8%押し22.930ドルを経て、10月12日安値22.338ドル辺りまでは見ておく必要がありそうだ。
(3)前記抵抗線を上回れば、下値追いが一服したとみなされる可能性が高い。ファンダメンタルズ的には芳しいとはいえないが、24ドルの大台を経て、16日以降の下落に対する半値戻し24.224ドルまでは見ておきたいところだ。

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