株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート夕版】2022年05月16日

ゴールド60分足分析 2022年05月16日 

ゴールド日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

gold

 幾分、株式が反発しているなど、リスク回避姿勢は後退している。このため先週末にかけて見られた換金売りも、後退している。ただし安全資産としてのゴールド買い需要も減退しており、上値が重い。本日は下げ渋りの商状だが、方向感が定まったとはいい難いところだ。

 一方で短期サイクル的には、微妙なところに差し掛かっている。まず60分足MACDはMACDシグナルを上回り続けているが、ここに来て横ばいに転じている。0ラインまではまだ幅があり、それでいて60分足・一目均衡表の雲を下回り続けている。このため過熱感はなく、方向感も定まりづらくなりつつある。次なる材料次第では、どちら方向にも動ける形状と見るべきだろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)13日安値1798.4ドルを下値支持線、4月18日以降の下落に対する38.2%戻し1874.6ドルを上値抵抗線とする。
(2)下落往き過ぎ感が解消されていない以上、過度な下値懸念は手控えるべきだろう。しかし下げ止まりを確認できたわけでもなく、楽観は禁物といわざるを得ない。大台とほぼ重なる前記支持線は下値メドとして意識されやすいが、割り込むと、1月28日安値1780.5ドルまで一気に下落してもおかしくないという点は、引き続き注意しておきたいところだ。
(3)前記抵抗線を上回るまで、底打ち→反発との意識は台頭しづらいだろう。そして上回ったとしても、大台とほぼ重なる同半値戻し1898.2ドルを経て、日足・一目均衡表の雲下限/同61.8%戻しとほぼ合致する4月29日高値1919.6ドルが待ち構えている。下落往き過ぎが解消されていないことから、応分以上の反発は十分に期待されるところだが、現時点ではまだポジション調整の範囲内と見ておきたいところだ。上値追いへと回帰するためには、もう一つ、後押し要因が欲しい。
《16:10》

シルバー60分足分析 2022年05月16日 

シルバー日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

silver

 週末にかけて値を戻したが、その後は上値の重さが目立っている。もっとも崩れているわけではなく、やや押しているにすぎない。高止まりと見るのが妥当だろう。

 ただ短期サイクル的には、すでにいい水準まで戻した格好となる。まず60分足MACDはMACDシグナルを上回ってきたが、0ラインを少し上回ったところで絡み合いに転じた。60分足・一目均衡表の雲にも差し掛かり、その雲内で推移している格好でもある。どちらも抜け切れればさらなる上値追いが期待される反面、そうでなければ戻りの急所とされる可能性があるということは、頭の片隅に残しておきたいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)13日安値20.447ドルを下値支持線、先月18日以降の下落に対する38.2%戻し22.640ドルを上値抵抗線とする。
(2)下落往き過ぎ感が解消されていない以上、過度な下値懸念は手控えるべきだろう。ただし下げ止まりを確認できたわけではなく、楽観は禁物といわざるを得ない。仮に前記支持線を割り込むようなことがあれば、20ドルの大台を経て、20年7月17日安値18.932ドルまでは見ておくべきかもしれない。
(3)前記抵抗線を上回るまで、底打ち→反発との意識は台頭しづらいだろう。そして仮に上回ったとしても、5日高値23.267ドル/同半値戻し23.318ドルが待ち構えており、大台とほぼ重なる同61.8%戻し23.995ドルや日足・一目均衡表の雲下限が通る24.45ドル水準はまだその先ということになる。下落往き過ぎが解消されておらず、応分以上の反発は十分に期待されるところだが、こちらもまだ現時点ではポジション調整の域を出ていないことは、留意しておきたい。
《16:25》

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