株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート朝版】2022年06月24日

【ゴールド概況】
 ゴールドの6月23日終値は1825.0ドル、前日比12.2ドル安。取引レンジは1822.2ドルから1845.9ドルの23.7ドル幅。

 反落。弱めの欧経済指標を背景に、昨日は「欧州経済に強いブレーキ」との見方が強まった。この影響にてユーロドルは1.04ドル後半へと急落する場面を見せ、その後にドル売りが発生してもプラス圏を回復することはできなかった。これがドル建て商品全般に割高感をもたらし、ゴールド売りが膨らんだ。一方で、米10年債利回りは2週間ぶりに3.00%へ低下する等、金利のつかないゴールドには追い風が吹いている。このため値を崩すところまで至ることはなく、下げ渋りを見せながら昨日の取引を終えている。

 2日目となるパウエル議会証言でも、インフレ抑制に無条件でコミットとされたことで、金融引き締めへの警戒感は残存している。これがゴールドへの資金流入現象を促しやすいと見られるが、一方で利上げペース加速への言及はなく、新たなゴールド売りへの圧力が増す展開にはなっていない。まだ底打ちと判断するのも早計ではあるが、本日は週末でもある。そろそろ下げ渋りに転じても、何らおかしくはないだろう。
《9:15》


【シルバー概況】
 シルバーの6月23日終値は20.972ドル、前日比0.433ドル安。取引レンジは20.900ドルから21.498ドルの0.598ドル幅。

 こちらは続落。原油安を意識した売りが、シルバーにもかかっているようだ。また昨日は米・欧の経済指標が芳しくなく、これが景気減速懸念につながったことも、シルバーには重石となった模様だ。

 さらに値を落としたことで、センチメントならびにテクニカルは芳しいとはいい難いところだ。ただ直近安値(6/14安値:20.885円)が迫る中、本日は週末を迎える。上値が重いのは事実だが、当該ラインを割り込むか?否か?が、目先のシルバーの方向性を左右するといっても過言ではないだろう。
《9:20》

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