株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート夕版】2022年06月28日

ゴールド60分足分析 2022年06月28日 

ゴールド日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

gold

 昨日欧州タイム後は軟調推移を示してきたが、本稿執筆時は緩やかながらも値を戻しつつある。米10年債利回りが幾分低下したことが、買い戻しを誘ったと見られるところだ。

 このためポジション調整の域を出切らないが、それでも短期サイクル的にはもう一段の反発があってもおかしくないところだ。まずMACDシグナルを下回り続けてきた60分足MACDだが、ここに来て上抜けに転じた。60分足・一目均衡表の雲が往く手を遮っているが、0ラインまではまだ少し幅が存在している。米国債利回り動向次第ということになるが、もう少し勢いを強めても何ら不思議ではないだろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)24日安値1817.0ドルを下値支持線、16日高値1854.9ドルを上値抵抗線とする。
(2)前記支持線の手前で、昨日は下げ渋った。14日安値以降の76.4%押しの手前ということもあり、下値メドとして意識されやすいと見る。その分だけ割り込むと勢いづく可能性は否めないが、下げ過ぎの域を脱したわけではない。割り込むと14日安値1805.0ドルを経て、先月16日安値1785.7ドルまで見ておく必要が出てくるが、現時点の材料では過度に悲観する必要はないだろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、13日高値1877.1ドルへの反発が期待されるところだ。ただし日足・一目均衡表の雲下限が往く手を遮っており、上抜けにはかなりのパワーが生じると見るのが妥当だろう。下げ過ぎの域を脱したわけではなく、応分の戻りも十分に期待されるところだが、さらに上ともなれば、やはり応分の後押しが必要と見るべきだろう。
《15:20》

シルバー60分足分析 2022年06月28日 

シルバー日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

silver

 こちらも似たような動きであり、昨日欧州タイム以降の軟調推移が、ここに来て下げ渋りに転じている。

 もっとも短期サイクル的には、ゴールドと全くニュアンスが異なる。というのは、下げ渋り→幾分反発というのは変わらないが、その下げ渋りは60分足・一目均衡表の雲上限で発生している。つまり雲割れを否定した格好であり、このままいけば60分足MACDもMACDシグナルを上抜く可能性も高い。同じような動き方であり、世界的な景気悪化懸念はよりシルバーに重く圧し掛かってもおかしくない材料だが、テクニカルの後押しはより大きいと見るべきだろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)24日安値20.602ドルを下値支持線、昨日高値21.529ドルを上値抵抗線とする。
(2)目先のネックラインとなる前記支持線を下回ると、先月13日安値20.447ドルに向けて勢いを増してもおかしくないところだ。ただし下げ過ぎとの意識は消えておらず、逆に強まった印象が強い。楽観は禁物だが、過度に悲観する必要はないと見たいところだ。
(3)すでに16日以降の下落に対する61.8%戻しを突破したことで、テクニカル的には買い圧力が高まりやすいと見るのが妥当だろう。上値達成感もあり、昨日は上ヒゲを描くなど上値の重さも露呈したが、それで頭を打ったとはいい難い。前記抵抗線を上回れば、10日高値21.985ドルに向けた一段高を期待してもいいかもしれない。
《15:25》

FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引、証券取引、および暗号資産CFD取引(暗号資産関連店頭デリバティブ取引)に関するご注意


【パートナーズFXおよびパートナーズFXnano】
パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第31項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。但し、一般社団法人金融先物取引業協会が為替リスク想定比率を算出していない通貨ペアにつきましては、一般社団法人金融先物取引業協会と同様の算出方法にて当社が算出した為替リスク想定比率を使用しております。取引手数料は無料です。なお、外貨両替については1通貨あたり0.20円、受渡取引については1通貨あたり0.10円の手数料をいただきます。

【CFD-Metals】
CFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。

【証券】
国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。有価証券のお預りが無く、一定期間証券口座のご利用が無い場合等は、別紙 ①「手数料等のご案内」に記載の 証券口座維持管理手数料1,100円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

【暗号資産CFD】
暗号資産は法定通貨(本邦通貨又は外国通貨)ではなく、特定の者によりその価値を保証されているものではありません。暗号資産は、代価の弁済を受ける者の同意がある場合に限り代価の弁済に使用することができます。暗号資産CFDは、取引時の価格の変動により、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。暗号資産CFDの取引に必要な証拠金は、取引の額の50%以上の額で、証拠金の約2倍までの取引が可能です。取引にあたり、営業日をまたいで建玉を保有した場合にはレバレッジ手数料が発生します。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会 一般社団法人日本暗号資産取引業協会

Copyright© MONEY PARTNERS CO., LTD All rights reserved.