株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート夕版】2022年06月29日

ゴールド60分足分析 2022年06月29日 

ゴールド日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

gold

 米10年債利回りは低下、ドルは下落傾向と、ゴールドにとって追い風が吹き始めている。ただその割に反発度合いは乏しく、下げ止まったとはいい難いところがある。下げ渋りを見せつつあるのは事実だが、弱含みそのものはまだ変わっていないと見るべきなのかもしれない。

 それでも短期サイクル的には、もう一段の反発があってもおかしくないように見える。まず60分足MACDはMACDシグナルをすでに上抜き、0ラインとの乖離はまだ埋まっていない。ただし60分足・一目均衡表の雲を割り込んだままという状況も、変わっていない。これがどう捉えられるかだが、雲との乖離が目立っているのも事実だ。冒頭で記したようにセンチメントは芳しいとはいい難いが、テクニカル的にはもう少し勢いを強めても何ら不思議ではないと見るべきだろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、24日安値1817.0ドルを下値支持線、16日高値1854.9ドルを上値抵抗線とし、どちらかに抜けるまではレンジ内での揺れ動きを想定する。
(2)前記支持線の手前で下げ渋っているように、近づいてはいるものの、まだ割り込んではいない。このため下値メドとしての意識は、残っていると考える。ただし割り込むと勢いづく可能性は否めないだけに、その際は14日安値1805.0ドルを経て、先月16日安値1785.7ドルまで見ておく必要があろう。現時点で過度に悲観する必要はないと考えるが、それでも気にしておきたいシナリオだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、13日高値1877.1ドルへの反発が期待されるところだ。ただし日足・一目均衡表の雲下限が往く手を遮っているだけに、上抜けにはかなりのパワーが生じると見るのが妥当だろう。下げ過ぎの域を脱したわけではなく、応分の戻りも期待されるが、やはり上方向を目指すには後押し要因が欲しいところだ。
《15:20》

シルバー60分足分析 2022年06月29日 

シルバー日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

silver

 こちらも下げ渋りを見せているが、反発幅が乏しい。米10年債利回り低下→ドル下落と材料は揃いつつあり、下げ渋りも見せ始めているが、こちらも弱含みそのものはまだ変わっていないと見るべきかもしれない。

 ただし短期サイクル的には、ゴールド同様、もう一段の反発があってもおかしくないように見える。まず60分足MACDはMACDシグナルと絡み合いに転じており、このままいけばまもなく上抜きに転じる。0ラインとの乖離も目立っており、応分の反発は十分に期待されるところだ。ただしこちらも、60分足・一目均衡表の雲を割り込んだままとネガティブは変わっていない。これがどう捉えられるか?


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、24日安値20.602ドルを下値支持線、27日高値21.529ドルを上値抵抗線とし、どちらかに抜けるまではレンジ内での揺れ動きを想定する。
(2)前記支持線は目先のネックラインであり、下値メドとして意識されやすい。その分だけ割り込むと、勢いが増してもおかしくないところだ。そうなると下げ過ぎとの意識は消えていないものの、先月13日安値20.447ドルに向けた動きを覚悟せざるを得ないのかもしれない。
(3)上値達成感もあって上値の重さが目立っているが、昨日も記したように、16日以降の下落に対する61.8%戻しをすでに達成している。このためテクニカル的には買い圧力が高まりやすく、いつ反転してもおかしくないところだ。前記抵抗線まで少し幅があるが、上回ると10日高値21.985ドルに向けて一段高を演じてもおかしくないということは、頭の片隅に残しておきたい。
《15:25》

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