株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート夕版】2022年06月30日

ゴールド60分足分析 2022年06月30日 

ゴールド日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

gold

 完全に膠着している。米10年債利回りならびにドルは低下しているが、日経平均も下落している。期末に絡んだリバランス中心の動意と見られるだけに、致し方ないところかもしれない。米PCEコア・デフレータ発表を控えていることも、こうした動きを助長している印象が強い。

 このため短期サイクル的には、方向感が定まっていない。まず60分足MACDはMACDシグナルを絡み合い、細やかに上下動を繰り返している。それでいて60分足・一目均衡表の雲を割り込んだままであり、分厚い雲がすぐ上に控えている。上値の重さは如何ともしがたいところだが、昨日安値は割り込んでいない。次の材料待ちと見るべきだろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)昨日安値1811.5ドルを下値支持線、16日高値1854.9ドルを上値抵抗線とし、どちらかに抜けるまではレンジ内での揺れ動きを想定する。
(2)24日安値を下回ったことで、テクニカル的に芳しいとはいえない。このため前記支持線を割り込むと、一気に14日安値1805.0ドルを経て、先月16日安値1785.7ドルを窺う可能性が否めないところだ。ただし明らかに下げ過ぎの域に到達しており、大台にも迫りつつある。過度に悲観する必要はないと考えるが、気にはしておきたいシナリオだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、13日高値1877.1ドルへの反発が期待されるところだ。ただし日足・一目均衡表の雲下限が往く手を遮っており、かなりのパワーが必要と見るのが妥当だろう。リバランス中心の動きから買い戻しが入りやすい地合いになりつつあるが、ポジション調整のみでは値幅は限定されると見るのが妥当だろう。上方向を目指すには、やはり新しい後押し要因が欲しいところだ。
《16:20》

シルバー60分足分析 2022年06月30日 

シルバー日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

silver

 こちらはさらに輪をかけて膠着している。リバランス中心の動意とあっては、致し方ないところといえるだろう。

 ただし短期サイクル的には、こちらはもう少し値を戻してもおかしくない形状に見える。まず60分足MACDはMACDシグナルを上回り、緩やかながらも舳先を上方向に向けている。それでいて0ラインとはまだ幅がある。60分足・一目均衡表の雲を割り込んだままであるだけに、底打ち→反発と見るのは早計だが、ポジション調整が入りやすい地合いでもある。もう少し戻してもおかしくないと見るべきだろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、24日安値20.602ドルを下値支持線、27日高値21.529ドルを上値抵抗線とし、どちらかに抜けるまではレンジ内での揺れ動きを想定する。
(2)こちらは何とか、目先のネックラインである前記支持線手前で下げ渋っている。このため下値メドとして意識されている可能性が高く、その分だけ割り込むと勢いが増す可能性が否めない。下げ過ぎとの意識は消えていないが、そうなると先月13日安値20.447ドルに向けた動きを覚悟せざるを得ないところだろう。
(3)上値の重さが目立っているが、16日以降の下落に対する61.8%戻しをすでに達成しており、テクニカル的にはいつ買い圧力が高まってもおかしくないところだ。前記抵抗線まで少し幅があるが、上回ると10日高値21.985ドルに向けた一段高を演じてもおかしくないということは、引き続き、頭の片隅に残しておきたい。
《16:30》

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