株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート夕版】2024年04月22日

ゴールド60分足分析 2024年04月22日 

ゴールド日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

gold

 緩やかに下値を模索している。中東情勢への懸念が一服しており、リスク回避姿勢はさらに緩んでいる。こうなると米利下げ時期後ズレへの思惑から米10年債利回りは上昇しやすく、金利のつかないゴールドには逆風が吹きかねない。

 ただ短期サイクル的には、どっちつかずの印象が強い。まず60分足・一目均衡表ではその雲を下抜けるなど、芳しいとはいいがたいのが実状だ。ただ60分足MACDは舳先を下方向へ向け続けているものの、0ラインからの乖離が目立ち始めている。いわゆる陰の極みとなっている可能性が否めず、ここからさらに下値を模索するかは微妙といわざるを得ない。だからといって底打ち→反発となるかはまた別の話となるが、少なくともそろそろ下げ渋りに転じても何ら不思議ではないだろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、10日安値2318.5ドルを下値支持線、19日高値2417.0ドルの大台ラインを上値抵抗線とする。
(2)前記支持線は直近の押し目であり、明確に下回るまで上方向を志向する。ただし下回ると、2300ドルの大台を経て、3月22日以降の上昇に対する半値押し2293.6ドルを窺わないとも限らない点には注意が必要だ。さらに下回ると、同61.8%押しとほぼ合致する5日安値2267.2ドルが次なる下値メドということになるが、頭打ち→下放れはまだ確認できたわけではない。まだ上値の重さは引きずる可能性はあるものの、過度な悲観は控えておきたいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、史上最高値となる12日高値2430.8ドルくらいしか主だった上値メドは見当たらない。そうなるとまたぞろ往きつくところまで…といった意識に回帰しかねない点には注意が必要だが、米利下げ時期後ズレ→米利回りが上昇しやすい状況は上値を押さえ込みやすい。中東情勢は予断を許さないだけに、崩れる展開は想定しづらいものの、現在は一服しているだけに、さらなる上値追いを後押しする要因にはなりづらいという点は、しっかりと認識しておきたいところだ。
(15:35)

シルバー60分足分析 2024年04月22日 

シルバー日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

silver

 こちらもゴールド同様、緩やかに下値を模索している。中東情勢への懸念一服からリスク回避姿勢はさらに緩んでおり、米利下げ時期後ズレへの思惑→米10年債利回り上昇を背景にしたゴールド売りに引っ張られている印象は否めないところだ。

 もっとも短期サイクル的には、ほぼゴールドと同じことがいえそうだ。まず60分足・一目均衡表ではその雲を下抜けるなど、芳しいとはいいがたい。一方で60分足MACDは舳先を下方向へ向け続けてはいるものの、0ラインからの乖離が目立ち始めている。このため陰の極みとなる可能性が否めず、そうなるとここからの下値模索にはブレーキがかかっても何ら不思議ではない。底打ち→反発となるかはまだ微妙だが、少なくとも下げ渋りに転じても何ら不思議ではないと見るべきだろう。


以上を踏まえて当面のポイントは
(1)10日安値27.523ドルを下値支持線、12日以降の下落に対する61.8%戻し29.005ドルを上値抵抗線とする。
(2)前記支持線は直近の押し目となるだけに、下回るまで上方向を志向する。ただし明確に下回ると、3月27日以降の上昇に対する半値押しとほぼ重なる27ドルの大台/同61.8%押し26.397ドルを経て、5日安値26.269ドルへ押し戻されかねないという点については注意が必要だろう。もっとも16日の急落でも崩れるには至っておらず、下値の堅さは顕著でもある。まだポジション調整の一環と見るのが、やはり妥当といえよう。
(3)大台と重なる前記抵抗線を上回ると、12日高値29.785ドルへと押し戻される展開が期待されるところだ。そしてさらに上回ると、2021年2月1日高値30.044ドルを経て、2013年1月30日高値32.431ドルを窺いにかからないとも限らない点には注意が必要だ。ただし先週末の急騰時でも到達には至らず、また29ドルの大台にも届いていない。上昇トレンドも継続している可能性は高いものの、目先に関してはもう一段のポジション調整を経過しておくべきだろう。
(14:45)

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