株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート夕版】2024年06月25日

ゴールド60分足分析 2024年06月25日 

ゴールド日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

gold

 一昨日の急落の後、昨日は緩やかに戻したが、下げ幅に比べると大したことはない。このためスパンを広げてみれば、まだ底練りを脱していない。低位での推移が続いているなど、まだ上値の重さは否めないところだ。

 これは短期サイクル的にも、同様のことがいえる。まず上昇してきた60分足MACDだが、すでに0ラインに到達しており、MACDシグナルと絡みながら舳先を緩めている。一方で60分足・一目均衡表はまだ雲下での推移であり、その雲が上値を押さえている印象は強い。上抜けとなればまた話は変わってきそうだが、ポジション調整のみでの上値模索は限界有と見るべきだろう。新たな後押しが欲しいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、21日安値2315.8ドルを下値支持線、21日高値2368.5ドルを上値抵抗線とする。
(2)前記支持線は7日以降の上昇に対する61.8%押しをわずか下回ったに過ぎず、まだ下値メドとして意識されている可能性は高い。それだけに明確に下回ると、大台とほぼ重なる13日安値2294.7ドルに向けて動き出さないとも限らない点には注意が必要だ。もっとも日足・一目均衡表の雲が下値を支えているという点は何ら変わっておらず、7日安値2286.5ドルや5月3日安値2276.5ドルを経て、4月5日安値2267.2ドルに向けて動き出すには障害も多い。さらに値を落とすには、やはり新たなネガティブが台頭する必要があろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、7日高値2387.5ドルを経て、大台とほぼ重なる5月20日以降の下落に対する61.8%戻し2398.1ドルに向けて動き出す展開が期待されるところだ。さらに上回ると、史上最高値となる2449.9ドルに向けて再び動き出さないとも限らない点には注意が必要だが、ただ冒頭で記したように、60分足・一目均衡表の雲が行く手を遮っている。まだ底打ちも確認できていないとあっては、過度な期待は控えておくべきだろう。
(15:40)

シルバー60分足分析 2024年06月25日 

シルバー日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

silver

 こちらもゴールドとほぼ同じであり、一昨日の急落後は下値の堅さが目立っているものの、依然として上値の重さは否めないところだ。

 ただ短期サイクル的には、ゴールドほどの頭打ち感は見られていない。60分足MACDはまだ舳先を上方向に向け続けており、それでいて0ラインとはまだ少し幅が存在する。
そうなると60分足・一目均衡表は雲下での推移が続いているものの、もう一段の戻りは十分に期待されるところだろう。上抜けとなれば話は大きく変わってくることになるが、そうでなくてももう少し戻してもおかしくないと見たいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは
(1)29ドルの大台ラインを下値支持線、21日高値30.836ドルを上値抵抗線とする。
(2)21日安値を下回っただけに、前記支持線まで下値メドは引き下げざるを得ない。そしてさらに下回ると、ネックラインとなる13日安値28.647ドル/5月2日以降の上昇に対する61.8%押し28.488ドルに向けた動きへの懸念が増すことになる。ただし日足・一目均衡表の雲が下値を支えている印象は強く、短期サイクルもそれほど悪化はしていない。底打ち→反発となるには新たな後押しが欲しいところだが、少なくともここからの下値模索は限定されると見たいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、31ドルの大台が次なる上値メドということになる。そしてさらに上回ると、7日高値31.534ドルに向けて動き出さないとも限らない点には注意が必要だ。もっとも特段の材料が飛び出したわけではなく、まだ底打ちを確認できたわけではない。冒頭で記したようにもう一段戻してもおかしくないとは見るが、上値模索となれば新たな後押しが必要と見るべきだろう。
(16:05)

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