株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート夕版】2024年06月26日

ゴールド60分足分析 2024年06月26日 

ゴールド日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

gold

 昨日の下落は、一応止まった印象が強い。それでもまだ低位で推移しているなど、反発の気配は現時点では見られていない。上値の重さは否めないところだ。

 短期サイクル的に見ても、同様のことが窺えるところだ。まず60分足MACDは緩やかに舳先を下方向に向け続けており、それでいて0ラインとの乖離はそれほど見られていない。一方で60分足・一目均衡表はまだ雲下での推移であり、下放れこそしていないものの、その雲との乖離は大したことはない。それだけに底堅いともいえるが、往き過ぎ感がほとんど台頭していないことは、頭の片隅に残しておく必要があろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)13日安値2294.7ドルを下値支持線、21日以降の下落に対する半値戻し2339.2ドルを上値抵抗線とする。
(2)21日安値を下回っただけに、大台とほぼ重なる前記支持線まで下値メドは引き下げざるを得ない。そしてさらに下回ると、7日安値2286.5ドルや5月3日安値2276.5ドルを経て、4月5日安値2267.2ドルに向けて動き出す可能性も浮上することになる。ただしそのためには、日足・一目均衡表の雲を下抜ける必要が生じるなど、まだ障害は多い。まだ下げ止まったわけではなく楽観は禁物だが、週末にイベントを控えるのみならず、月末をも迎えている。ここからさらに値を落とすには、やはり新たなネガティブが出現する必要があろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻し2346.1ドルを経て、その21日高値2368.5ドルへと戻す展開が想定されるところだ。さらに上回ると、7日高値2387.5ドルを経て、大台とほぼ重なる5月20日以降の下落に対する61.8%戻し2398.1ドルに向けた動きへの期待も募ろうかということになるが、まだ底打ちを確認できたわけではなく、60分足・一目均衡表の雲が行く手を遮っているというネガティブもある。過度な期待は控えておくべきだろう。
(15:00)

シルバー60分足分析 2024年06月26日 

シルバー日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

silver

 こちらも昨日の下落は一応止まった印象が強いが、まだ低位で推移しているなど反発の気配は見られていない。いわゆる底練りの状況であり、下値はしっかりしているものの上値の重さは如何ともしがたいところだ。

 もっとも短期サイクルはゴールドとは異なり、底打ちの気配が見られて始めている。まず60分足MACDは0ラインから乖離する水準で、舳先を上方向に向け始めた。一方で60分足・一目均衡表は雲下での推移が続いているが、こちらもその雲との乖離がやや目立っている。このまま上値模索へと回帰できるかは不明だが、少なくともポジション調整的な反発は期待できる局面と見るべきだろう。


以上を踏まえて当面のポイントは
(1)13日安値28.647ドルを下値支持線、21日以降の下落に対する半値戻し29.766ドルを上値抵抗線とする。
(2)29ドルの大台ラインを下回っただけに、前記支持線まで下値メドは引き下げざるを得ない。そしてさらに下回ると、5月2日以降の上昇に対する61.8%押し28.488ドルに向けた動きへの懸念も増すことになろう。もっとも前記支持線はネックラインとしての意味合いを持っており、日足・一目均衡表の雲が下値を支えている印象も強い。さらに冒頭で記した短期サイクルの後押しもある。底打ち→反発となるには新たな後押しが欲しいところだが、少なくともここからの下値模索は限定されると見たいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、大台とほぼ重なる同61.8%戻し30.018ドルを経て、その21日高値30.836ドルへと値を戻す展開が想定されるところだ。さらに上回ると、31ドルの大台を経て、7日高値31.534ドルに向けて動き出さないとも限らない点には注意が必要だが、まだ底打ちを確認できたわけではないという点は何ら変わっていない。冒頭で記した短期サイクルの後押しもあるだけに崩れるとは思わないが、上値模索になるかはまだ微妙と見ておくべきだろう。
(15:15)

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