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【ゴールドレポート夕版】2024年06月27日

ゴールド60分足分析 2024年06月27日 

ゴールド日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

gold

 いわゆる下げ渋りの商状だ。緩やかな米10年債利回り上昇は続いており、これを背景に上値の重さは否めないものがあるが、それでも下値はしっかりし始めた印象は強い。

 短期サイクルを見ても、下げ止まりの気配が見え隠れしている。60分足MACDは0ラインと乖離した水準で、舳先を上方向に向け始めた。そうなると60分足・一目均衡表ではまだ雲下で推移しているものの、その雲との乖離が意識され始めてもおかしくないところだ。これで下げ止まり→反発となるかはまだ定かではないが、少なくとももう一段値を戻す展開は期待されるところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)2292.7ドルを下値支持線、21日以降の下落に対する半値戻し2330.6ドルを上値抵抗線とする。
(2)前記支持線は13日安値をわずかに下回ったに過ぎず、まだ下値メドとして意識されている可能性は高い。それだけに明確に下回ると、7日安値2286.5ドルや5月3日安値2276.5ドルを経て、4月5日安値2267.2ドルに向けて動き出さないとも限らない点には注意が必要だ。もっとも冒頭で記したように、短期サイクル的には下落往き過ぎ感が見え隠れしつつある。まだ下げ止まりを確認できたわけではなく、楽観も禁物とはいえるが、ここからさらに値を落とすには新たなネガティブが必要と見るべきだろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻し2339.5ドルを経て、その21日高値2368.5ドルへと戻す展開が想定されるところだ。さらに上回ると、7日高値2387.5ドルを経て、大台とほぼ重なる5月20日以降の下落に対する61.8%戻し2398.1ドルに向けた動きへの期待も募ろうかということになるが、まだ底打ちを確認できたわけではない点は懸念として残る。下値はしっかりしているとは見るが、まだ過度な期待は控えておくべきだろう。
(16:30)

シルバー60分足分析 2024年06月27日 

シルバー日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

silver

 こちらもゴールド同様、下げ渋りの商状といえる。ただ依然として低位での推移であり、現時点で反発の気配は見られていない。いわゆる底練りの状況であり、下値はしっかりしているものの、上値の重さは如何ともしがたいというのが実状だろう。

 それでも短期サイクル的には、こちらも下げ止まりの気配が見え隠れしている。60分足MACDは舳先を上方向に向け続けており、それでいて0ラインにはまだ到達していない。それでいて実体線が横ばいということは、いわゆるダイバージェンス(逆行現象)の形であり、次第にテクニカルに沿った動きが期待されるところだ。まだ60分足・一目均衡表の雲を下回ったままであり、その雲が行く手を遮ることへの懸念は残っているが、こちらももう一段値を戻す展開を期待したいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは
(1)26日安値28.561ドルを下値支持線、21日以降の下落に対する半値戻し29.698ドルを上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回ると、5月2日以降の上昇に対する61.8%押し28.488ドルはすぐということになる。そしてさらに下回ると、5月13日安値27.953ドル/5月8日安値27.001ドルを経て、5月2日安値26.009ドルに向けて動き出さないとも限らない点には注意が必要だ。もっとも冒頭で記したように短期サイクルは改善しつつあり、さらに日足・一目均衡表の雲が下値を支えている印象は否めないところだ。底打ち→反発となるには新たな後押しが欲しいところだが、少なくともここからの下値模索は限定されると見たいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、大台とほぼ重なる同61.8%戻し29.967ドルを経て、その21日高値30.836ドルへと値を戻す展開が想定されるところだ。さらに上回ると、31ドルの大台を経て、7日高値31.534ドルに向けて動き出さないとも限らないが、まだ底打ちを確認できたわけではないという点は何ら変わってはいない。冒頭で記した短期サイクルの後押しもあり、ここからの下値模索は限定されるとは見るが、それで上値模索になるかはまた別の話と考えておく必要があろう。
(16:45)

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