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【ゴールドレポート夕版】2024年07月22日

ゴールド60分足分析 2024年07月22日 

ゴールド日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

gold

 下げは一服したものの、まだ上値の重さを引きずっている。円買いからドル円は下落しているが、ドルは全般的にまだ高止まりであり、ドル建て商品全般にかかる割高感は払拭されていない。米10年債利回りは緩やかに低下しつつあるだけに下値はしっかりしているとは見るものの、それで上値模索に回帰できるかは微妙と見ざるを得ないだろう。

 もっとも短期サイクル的にはまだ道半ばであるだけに、もう一段値を戻してもおかしくないところだ。特に60分足MACDはまだ0ラインには到達しておらず、それでいて舳先は上方向に向けたままだ。60分足・一目均衡表はまだ雲を下抜けたままではあるが、その雲との乖離はまだ解消されていない。高値圏であることに変わりはなく、また下げ止まりを確認できたわけでもないが、ここからの下値模索は容易ではないと見たいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、6月26日以降の上昇に対する半値押し2388.0ドルを下値支持線、17日高値2483.3ドルを上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回るまで、上方向を志向する。ただし下回ると、同61.8%押し2365.5ドルを経て、9日安値2348.6ドル辺りまではポジション調整のみで押してもおかしくない点には注意しておく必要がありそうだ。もっともこの9日安値は日足・一目均衡表の雲上限とほぼ合致する水準であり、下値を支える可能性は否めない。さらに下回ると、1日安値2317.6ドルを経て、その6月26日安値2292.7ドル/6月7日安値2286.5ドルに向けて押し戻されないとも限らないが、現時点の材料では過剰懸念と見ておきたいところだ。
(3)前記抵抗線は史上最高値となるだけに、上回るとさらに「往きつくところまで…」との思惑が再燃かねない点には注意が必要だ。そして利益確定売りと見られる動きがすでに入ったことを踏まえれば、いつ上値模索に回帰してもおかしくない状況ともいえる。もっとも高値圏での推移という点に大きな変化はなく、まだ下げ止まりも確認できてはいない。しっかりと下げ止まりを確認するまでは、過度な期待は控えておくべきだろう。
(16:15)

シルバー60分足分析 2024年07月22日 

シルバー日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

silver

 こちらもゴールドと同じく、下げは一服したものの、まだ上値の重さを引きずっている。全般的にドルは高止まりを続けており、ドル建て商品全般にかかる割高感が払拭されていないことが影響している模様だ。

 ただし短期サイクル的にも、ゴールドと大差はない。いわゆる道半ばの状況であるだけに、もう一段値を戻しても何ら不思議ではないところだ。特に60分足MACDが舳先を上方向に向けたままである中、実体線は低下しているなど、いわゆる逆行現象(ダイバージェンス)を描いている格好になる。60分足・一目均衡表はまだ雲を下抜けたままであり、それでいて高値圏であることにも大きな変化はないが、ここからの下値模索に関してはこちらも容易ではないと見ておきたいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは
(1)6月26日安値28.561ドルを下値支持線、11日以降の下落に対する半値戻し30.262ドルを上値抵抗線とする。
(2)ネックラインとなる前記支持線を下回ると、5月2日安値26.009ドルに向けて下げが加速する展開が懸念されるところだ。ただしそのためには日足・一目均衡表の雲を明確に下回る必要があり、それでいて現在は下げ渋りを見せつつあるのが実状だ。そうなると下落往き過ぎ感が見え隠れする中では、ポジション調整のみでは力不足の印象が否めない。下抜けるにはかなりのパワーが必要、ただその後押しとなるネガティブが現時点で台頭していない以上、自ずと下値は限界有と見たいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻し30.592ドルを経て、31ドルの大台に向けて値を戻す展開が期待される。そしてさらに上回ると、その11日高値31.662ドルに向けて一気に押し戻されかねない点にも注意が必要だ。ただしそのためには再び雲内に押し戻された日足・一目均衡表の雲から上に顔を覗かせる必要が生じるなど、道程は長い。日足ベースではまだ明確にテクニカルが崩れたわけではないものの、下げ止まりを確認できたわけではなく、それでいてギリギリの水準に差し掛かっている事実を踏まえれば、まだ楽観はできないと見ておく必要があろう。
(16:50)

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