株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート夕版】2024年07月23日

ゴールド60分足分析 2024年07月23日 

ゴールド日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

gold

 下げ渋ってはいるものの、まだ上値の重さを引きずっているのが実状だ。米10年債利回りがさらに上昇していることが、ゴールドの上値を押さえ込んでいる印象が強い。

 もっとも短期サイクル的には、すでにいい水準まで押した印象が否めないところだ。特に60分足MACDは舳先を鈍らせつつあるものの、0ラインにはまだ到達していない。60分足・一目均衡表では雲を下回ったままではあり、また下げ止まりを確認できたわけでもないが、ここからの下値模索は容易ではないと見るのが自然といえよう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)22日安値2383.1ドルを下値支持線、17日以降の下落に対する半値戻し2433.2ドルを上値抵抗線とする。
(2)前記支持線は6月26日以降の上昇に対する半値押しをわずかに下回ったに過ぎず、まだ下値メドとして意識されている可能性は高い。それだけに明確に下回ると、同61.8%押し2365.5ドルを経て、9日安値2348.6ドル辺りまで押してもおかしくない点には注意が必要だろう。ただしその9日安値は日足・一目均衡表の雲上限とほぼ合致する水準となるだけに、仮に押したとしても当該水準で下げ止まる可能性は否めないところだ。さらに下回ると、1日安値2317.6ドルを経て、その6月26日安値2292.7ドル/6月7日安値2286.5ドルに向けた動きを懸念せざるを得なくなってくるが、そのためには新たなネガティブが必要と見ておくべきだろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻し2445.0ドルを経て、史上最高値となる17日高値2483.3ドルへと押し戻される展開が想定されるところだ。さらに上回ると「往きつくところまで…」との思惑が再燃しないとも限らない点には注意が必要だが、押したとはいえども高値圏であることはまだ何も変わっていない。しっかりと下げ止まりを確認するまでは、過度な期待は控えておくべきだろう。
(15:45)

シルバー60分足分析 2024年07月23日 

シルバー日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

silver

 こちらもゴールドと同じく、下げは一服しているが、依然として上値の重さを引きずっている。米10年債利回り上昇から全般的にドル買いが入りやすく、また値を落としているゴールドも引っ張られている印象は否めないところだ。

 もっとも短期サイクルから受け取るニュアンスは、ゴールドと大差ないのが実状といえる。特に60分足MACDは舳先を下方向に向けつつあるものの、0ラインの手前での動きであり、それでいて実体線は昨日安値を下回っている。いわゆる逆行現象(ダイバージェンス)を描いている格好となるだけに、いつ反発に転じてもおかしくないところだ。60分足・一目均衡表ではまだ雲を下回ったままであるなど下げ止まりを確認できたわけではないが、期待の募る局面。少なくともここからの下値模索に関しては容易ではない、自ずと下値は限定されると見たいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは
(1)6月26日安値28.561ドルを下値支持線、11日以降の下落に対する半値戻し30.189ドルを上値抵抗線とする。
(2)ネックラインとなる前記支持線を下回ると、5月2日安値26.009ドルに向けて下げが加速しないとも限らない点には注意が必要だ。もっともそのためには日足・一目均衡表の雲を明確に下回る必要があるなど障害は多く、それでいて下げ渋りが見え隠れしている。楽観は禁物だが、前記短期サイクルの好転も踏まえれば、ここからの下値模索は容易ではないと見ておくべきだろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻し30.537ドルを経て、31ドルの大台に向けて値を戻す展開が期待される。そしてさらに上回ると、その11日高値31.662ドルに向けた動きに発展しかねないという点にも注意が必要だが、そのためには日足・一目均衡表の雲内に押し戻されるのみならず、そこからさらに上抜ける必要が生じることになる。下げ止まりを確認できたわけではない現状では、まだ過度な期待も控えておくべきだろう。
(16:00)

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