株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート夕版】2024年07月26日

ゴールド60分足分析 2024年07月26日 

ゴールド日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

gold

 ストップロス絡みの動きは一服し、緩やかに下げ幅を削っている。一方で上値の重さは相変わらずであり、大きく値を戻すには至っていない。注目の米PCEコア・デフレータを控えているとあっては様子見にならざるを得ず、現在の膠着もある意味で致し方ないといえるだろう。

 もっとも短期サイクル的には、もう一段値を戻してもおかしくないところだ。60分足MACDはまだ舳先を上方向に向け続けており、それでいて0ラインとはまだ少し幅がある。そうなると60分足・一目均衡表も雲との乖離はそれほどでもないが、まだ幅があるということに意識が傾斜しやすい。あくまでポジション調整の範囲内であり、方向性が定まるのはPCEの結果を見てからということになろうが、まだ下げ過ぎの域から脱していないという点は、しっかりと認識しておきたいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)9日安値2348.6ドルを下値支持線、17日以降の下落に対する半値戻し2417.8ドルを上値抵抗線とする。
(2)6月26日以降の上昇に対する61.8%押しを下回っただけに、前記支持線まで下値メドは引き下げざるを得ない。そしてさらに下回ると、1日安値2317.6ドルを経て、その6月26日安値2292.7ドル/6月7日安値2286.5ドルに向けた動きに発展する可能性も鑑みておく必要がありそうだ。もっとも前記支持線は日足・一目均衡表の雲上限とほぼ合致する水準であり、下げ止まる可能性も高い。さらに下方向を窺うためには、新たなネガティブが必要と見ておきたいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻しとほぼ重なる24日高値2431.9ドルが見えてくることになる。そしてさらに上回ると、史上最高値となる17日高値2483.3ドルまで主だった抵抗ラインが見当たらないのが実状といえる。そうなると「往きつくところまで…」といった思惑が再燃しないとも限らないが、ただし現時点でもまだ下げ止まりを確認できたわけではない。下落往き過ぎ感からいつ下げ止まり→反発に転じてもおかしくないところではあるが、まずは下げ止まりの有無をしっかりと確認したいところだ。
(15:45)

シルバー60分足分析 2024年07月26日 

シルバー日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

silver

 こちらもゴールドとほぼ同じであり、ストップロス絡みの動きは一服しているが、上値の重さも相変わらずといった動きを続けている。注目の米PCEコア・デフレータを控える様子見が主な要因と見られるが、日足・一目均衡表の雲を明確に下回ったことも影響していそうだ。

 もっとも短期サイクル的にはゴールドと大差なく、もう一段値を戻しても何ら不思議ではないところだ。特に乖離具合に関してはゴールド以上であるだけに、あくまでポジション調整の範囲内とは見るものの、いつ上値を伸ばしてもおかしくないように見える。もちろん方向性が定まるのはPCEの結果を見てからと見るのが自然であり、それまでは様子見ムードから動きづらいと見られるが、こちらもまだ下げ過ぎの域から脱していないという点はしっかりと認識しておきたいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは
(1)25日安値27.370ドルを下値支持線、11日以降の下落に対する半値戻し29.516ドルを上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回ると、次の大台とほぼ重なる5月8日安値27.001ドルを経て、大きなネックラインとなる5月2日安値26.009ドルに向けた動きを懸念せざるを得なくなってくる。ただしパニック売りは一服しており、そうなると積極的に売っていく材料に欠けるのが実状といえる。まだ下げ止まりを確認できたわけではないが、現時点で新たなネガティブが台頭していないということは、頭の片隅にしっかり残しておきたいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、大台とほぼ重なる同61.8%戻し30.022ドルに向けて値を戻し出す展開が想定されるところだ。そしてさらに上回ると、31ドルの大台を経て、その11日高値31.662ドルに向けた動きへと発展する可能性への期待も募るところといえる。もっとも現時点では、まだ下げ止まりを確認できたわけではない。直近の下落往き過ぎ感からいつ下げ止まり→反発に転じてもおかしくないとは見るものの、まずは下げ止まりの有無をしっかりと確認すべきだろう。
(15:55)

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