昨日とは様相が一変。緩やかながらも上値を伸ばしている。直近の下落基調を踏まえた巻き戻しの一環に過ぎないが、それでも堅調推移そのものといえそうだ。
もっとも短期サイクル的には、そろそろ上値を押さえられてもおかしくないように見える。特に60分足MACDは0ラインと乖離した水準でMACDシグナルと交差しており、いつ舳先を下方向に向け出してもおかしくない状況だ。そうなると明確に上放れた日足・一目均衡表にしても、その雲との乖離が意識されてもおかしくないところだ。直近の下げ幅を鑑みればもう一段値を戻してもおかしくない状況ではあるが、目先は一服を想定すべきなのかもしれない。
以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、14日安値2536.8ドルを下値支持線、10月31日以降の下落に対する半値戻し2663.3ドルを上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回ると、2500ドルの大台を経て、9月4日安値2470.9ドルに向けて動き出してもおかしくないところだ。ただしそのためには日足・一目均衡表の雲を割り込む必要があり、割り込む前に反発に転じている。まだ上値模索に回帰するかは微妙といわざるを得ないが、少なくとも目先の底は打ったと考えたいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻し2693.2ドルを経て、2700ドルへと値を戻す展開が期待されるところだ。ただし下落往き過ぎ感は如何ともしがたいものの、あくまで現在は巻き戻しの一環であり、まだ上値模索に転じるには微妙といわざるを得ない。戻し出せば応分以上の値幅を伴う可能性はゼロではないが、そのためにはやはり何某かの後押しが欲しいところだろう。
(15:45)
シルバー日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》
こちらもゴールドと同じく、様相は一変している。あくまで直近の下落基調を踏まえた巻き戻しと見られるが、それでも緩やかな上値模索は堅調推移そのものだ。
ただし短期サイクル的にも、ゴールドと大差はない。特に0ラインと乖離した水準にてMACDシグナルと交差する60分足MACDなどは、瓜二つといえる。そうなると日足・一目均衡表は明確に雲を上放れてはいるものの、乖離具合が意識されてもおかしくないところだ。もう一段値を戻してもおかしくないという点も変わらないが、そろそろ上値を押さえられてもおかしくないと見ておくべきだろう。
以上を踏まえて当面のポイントは
(1)引き続き、14日安値29.668ドルを下値支持線、10月22日以降の下落に対する半値戻し32.261ドルを上値抵抗線とする。
(2)前記支持線は9月18日安値とほぼ面合わせとなるだけに、下値メドとして意識されている可能性は高い。それだけに明確に下回ると、9月6日安値27.678ドルに向けて加速しかねないという点には注意が必要だが、日足・一目均衡表の雲を割り込むことなく、逆に反発に転じつつある。底打ちと判断するのはまだ早計といわざるを得ないが、その可能性はやはり秘めていると見るべきだろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻しとほぼ重なる5日高値32.910ドルが次なる上値メドということになる。そしてさらに上回ると、33ドルの大台を経て、10月29日高値34.535ドル/10月22日高値34.854ドルに向けて動き出さないとも限らない点には注意が必要だ。ただし現在の上昇はあくまで下げ過ぎに伴う巻き戻しと見られるなど、まだ底打ちを確認できたわけではない。戻し出せば一気に上値を伸ばしてもおかしくない状況ではあるが、そのためにはこちらもなにがしかの後押しが欲しいところだろう。
(15:55)
【パートナーズFXおよびパートナーズFXnano】
パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第31項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。但し、一般社団法人金融先物取引業協会が為替リスク想定比率を算出していない通貨ペアにつきましては、一般社団法人金融先物取引業協会と同様の算出方法にて当社が算出した為替リスク想定比率を使用しております。取引手数料は無料です。なお、外貨両替については1通貨あたり0.20円、受渡取引については1通貨あたり0.10円の手数料をいただきます。
【CFD-Metals】
CFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。
【証券】
国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。有価証券のお預りが無く、一定期間証券口座のご利用が無い場合等は、別紙 ①「手数料等のご案内」に記載の 証券口座維持管理手数料1,100円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。
【暗号資産CFD】
暗号資産は法定通貨(本邦通貨又は外国通貨)ではなく、特定の者によりその価値を保証されているものではありません。暗号資産は、代価の弁済を受ける者の同意がある場合に限り代価の弁済に使用することができます。暗号資産CFDは、取引時の価格の変動により、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。暗号資産CFDの取引に必要な証拠金は、取引の額の50%以上の額で、証拠金の約2倍までの取引が可能です。取引にあたり、営業日をまたいで建玉を保有した場合にはレバレッジ手数料が発生します。
取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。
〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会 一般社団法人日本暗号資産等取引業協会