株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート夕版】2021年07月30日

ゴールド60分足分析 2021年07月30日 

ゴールド日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

gold

 FOMC後の反発が続いているものの、本稿執筆時は高止まりしている。米10年債利回りは緩やかに低下、一方でドル円は幾分戻すなど方向感は定まっておらず、この影響もあってゴールドの方向性も見えてこない。

 ただ短期サイクルを見ると、60分足MACDはすでにMACDシグナルを下回り、舳先も下を向いている。0ラインまでもまだ幅があるため、下値余地は十分ともいえる。潜り込みに成功した日足・一目均衡表先行スパンの雲から押し出されたわけではないだけに、現時点で過度な期待は禁物ではあるが、週末でもあり、ポジション調整には十分な注意が必要だ。

以上を踏まえて当面のポイントは、 
(1)23日安値からの上昇に対する61.8%押し1805.1ドルを下値支持線、6月1日からの下落に対する半値戻し1833.6ドルを上値抵抗線とする。
(2)6月1日から29日の下落に対する半値戻しと合致する前記上値抵抗線1833.6ドルは、突破すれば上げ足加速が期待される反面、そうでなければ往き過ぎ→反落の急所として捉えられやすい。突破した際は同61.8%戻し1853ドルへとターゲットを引き上げるが、ポジション調整が懸念される現状では微妙。やはりドル急落の後押しが欲しいところだ。
(3)大台1800ドルを割り込むと、23日安値1788.8ドルへの全押しが懸念されるが、その手前には前記下値支持線1805.1ドルが存在する。このためポジション調整が期待される局面ではあるが、突っ込むかは微妙。過度な期待は禁物な局面でもある。

シルバー60分足分析 2021年07月30日 

シルバー日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

silver

 こちらも高止まり傾向だ。やや上値の重さは目立ちつつあるが、崩れているわけではない。方向感定まらずと見るのが妥当だ。

 ただこちらも短期サイクルを見ると、60分足MACDがすでにMACDシグナルを下回っており、舳先も下を向けている。0ラインまでの幅がそれほどないことが救いとなるが、週末でもあり、短期的なポジション調整が懸念される。

以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)27日安値後の半値押し25.127ドルを下値支持線、昨日高値25.817ドルを上値抵抗線とする。
(2)同61.8%押し24.965ドルを下回ると、再び下値追いにセンチメントは傾きやすい。しかしその手前には25.00ドルの大台ラインがあり、さらにその手前には前記下値支持線25.127ドルが存在する。割り込んだ際には27日安値24.438ドルまでターゲットを拡げるが、どこまで突っ込めるかは微妙。ポジション調整が期待される局面だが、こちらも過度な期待は禁物と見る。
(3)戻りの域を脱しただけに、昨日高値25.817ドルを上回れば、上げが加速する可能性は否めない。その際は14日高値26.455ドルへの全戻しへとターゲットを拡げるが、本日は週末。ポジション調整が懸念される現状では、ドル急落でもない限り、やはり微妙といわざるを得ない。

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