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為替の話・トレンドを掴め!

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第716回 2017年7月20日~26日までの為替見通し

2017年07月20日

 売るにも買うにも難しい時ですね。

 各国の経済状態を手かがりにする場合
・ドル円
 アメリカではトランプ大統領の足を引っ張る動きがあり、本格始動できていない。
 しかし、ダウ工業株30種平均株価は強い。
 FRBの方針は金融緩和の正常化=出口戦略であり、金利は上方向
 インフレは緩やかに進行→金利政策の適切なさじ加減が求められる
 イエレン議長の任期は来年2月

 こうした材料から一定幅のレンジ相場にならざるを得ず、といったところ。

 相方の日本円は、「何もない」とみられるものの、「何かあったら」ということから日銀金融政策決定会合が終わるまでは、との思いが働く上に、政治問題も。
 安倍総理の改造内閣が8月3日にも発表されますが、直前の7月30日の横浜市長選挙が菅官房長官のおひざ元である点から選挙結果が気になる点でも足踏み状態。

 日経平均株価は高止まりながら、企業業績は為替次第という面もあるため、後半、不透明感がぬぐえず、レンジ相場支持。

・ユーロ円
 直近では欧州中央銀行(ECB)政策委員会の結果待ち。
 中期では9月のドイツ選挙は波乱要素ですが、フランスのマクロン大統領がEUの結束に熱意を持っている点で、ドイツ選挙の結果の変動幅がどの程度になるか、予測が難しいですね。

・豪ドル円
 オーストラリア経済は好調。トランプ大統領の政策が滞っているため、相対的に強まっている状況といえるでしょう。

 こうした環境下では
・テクニカルやサイコロジカルを手掛かりとしたテクニカル・アプローチ
・想定レンジ内での指値売り、指値買いを入れておく
・レンジ幅内の上下に小幅な利確ゾーンを設定し、数量商いに徹する

 など、トレード方針を決めてマネジメントをしっかりとしたいですね。
 過去、失敗したな、というトレード上のトラウマ展開が再現されると、つい弱気になって損切りし、あとでその価格まで持ちこたえていればプラス約定できたのに、といったことも起こりがちです。

 証拠金を飛ばさないようマネジメントをしっかりして、両建てでも相場についていき、どっちにころんでも勝ち終わる勝ちパターンを構築したいものです。トレンドがはっきりしないときでも勝てる投資が理想ですね。
 スワップポイントが高めのトルコリラを安値で仕込むトレードも検討したいものです。緩急つけて投資したいですね。


今週のレンジは以下に想定してみました。

●ドル円
上値支持114.487-113.712
均衡112.551-111.777
下値支持①110.615
下値支持②109.454

 トランプ政権が発足して以来、上114円台、下108円台というのがほぼほぼの価格帯かと思います。
 が、米中の貿易交渉が難航するとライトハイザー通商代表の日本に対する強硬姿勢がとられる可能性があり、金利政策からは115-117円説が多いものの円高圧力は侮れないと思っています。


●ユーロ円
上値抵抗130.660
均衡129.050
下値支持127.690


●豪ドル円
上値抵抗90.465-885
均衡86.059-898
下値支持84.800

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】

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