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第746回 2018年2月22日~28日までの為替見通し

2018年02月22日

 連日の平昌冬季五輪報道で時事ネタはすっかり圏外に置かれたかのような印象ですが、仕掛けてボラテイリティを取りに行こうとする側には材料満載の3月がいよいよ始まります。
 ●3月4日のドイツ・メルケル首相の大連立問題の可否
 ●3月8日 ECB
 ●3月18日のロシア大統領選挙の後の展開、
 ●平昌冬季五輪・パラリンピック期間(2月9日~3月18日)後の日米韓合同軍事演習における韓国の姿勢はどのようなものになるのか、
 ●3月20~21日のアメリカFOMC

 などが特に興味深いところです。
 
 日米トップにもさまざまな揺さぶり的な材料が。
 国会では安倍首相が働き方改革関連で根拠にした厚生労働省のデータに問題があると野党から攻められているほか、財務官僚の証人喚問等の問題でちくちくやられている一方、アメリカではトランプ大統領に対して識者がランキングで酷評したり、ロシアンゲート問題で解雇した元顧問の聴取が始まろうとしていたり。

 攻防続く北朝鮮問題ですが、「誰もが考えないタイミングでの鼻血作戦=ピンポイントでの破壊」の可能性がないとは言えないため、そうしたことを材料に先日のバレンタインデー波乱さながら、またどこかでドカンと下に引っ張り込まれる可能性もあり得ます。

 とはいえ、そうしたネガティブ・ニュースに過剰に反応し、はずみでショートに誘い込まれると、たちまち戻され、折からの金利動向からスワップ負担の痛手と踏み上げ恐怖に見舞われるリスクもあるわけです。

 人間は欲深いため、わからないときには休む、ということがなかなかできず、つい、危ないストラテジーを組みがちですが個人投資家は持続可能な資産運用から逸脱しないことを肝に銘じたいですね。

 チャート読みでもっとも実現可能性が高そうなレンジでのトレードに徹し、「もしも」「突発的なこと」に備える場合は指値をよく検討し、とれるレバレッジで布陣することですね。
 材料満載の時ほど慎重に行きたいものです。

さて、今週の各通貨のレンジを以下のように予測してみました。ご参考になれば幸いです。
●ドル円
上値抵抗109.659-108.889
均衡107.838-107.446
下値支持①106.770-106.105
下値支持②105.459

●ユーロ円
上値抵抗133.519
均衡131.436
下値支持129.651

●豪ドル円
上値抵抗84.760
均衡83.101-83.730
下値支持82.015


※当コラムは毎週木曜日の更新です(木曜日が祝日の場合は休載となります)。

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】

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