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第779回 2018年10月18日~24日までの為替見通し

2018年10月18日

●ドル円
上値抵抗113.637
均衡112.846-112.055
下値支持①111.264
下値支持②110.473

●ユーロ円
上値抵抗131.560
均衡130.769-129.187
下値支持127.604

●豪ドル円
上値抵抗81.198
均衡80.604
下値支持78.626


2018年10月4日、ペンス副大統領がハドソン研究所で演説を行いました。米国家安全保障省幹部が要人に「明日、ペンス副大統領が重要な話をハドソン研究所でするよ。よく聞いて」といったという話が伝わってきていますが、米中関係はフェーズが完全に変わったととらえるべきでしょう。

今後、深せん、香港、尖閣周辺では台湾と香港独立運動が深化する可能性があり、モルディブなどの小国はインドと連携していくことになるでしょう。
朝鮮半島統一が実現することにより、日本の国土強化が図られ、
新疆ウイグル自治区では中国共産党のマネーロンダリングや人権問題が問題視されることになろうかと思います。

トルコとサウジ、イランなど、石油産出国や運航運搬の要所での緊張と中国一帯一路・AIIBによるギリシア進出とは同軸でとらえるべき問題ではないかと思います。いえることは石油価格の緊張路線です。そして、その現象はロシアに効きます。ロシアは石油価格さえしっかり展開すれば当面、中国に組せず、静観する可能性があります。

この時期、フランス・マクロン大統領と安倍晋三首相との会談は対中問題を考えるうえで大変、意義深く、フランスがインターポールの本部がある場所であることを踏まえれば着々と中国包囲網が固められていく過程ではないかと思います。マクロン氏のウインクに込められたメッセージがあるということですね。

まさか、中国はトランプ政権でここまで封じ込め作戦が深化すると思っていなかったと思われます。今般、アメリカ中間選挙前のダウ工業株30種平均の急落も先物を使ったヘッジファンド経由のトランプ大統領が初めて迎える中間選挙に向けて繰り出された中国のパンチとすれば、マスメディアが「共和党の地滑り的大敗」というような結果にはならないかもしれません。
今や中国のシャープ・パワーは10.4のペンス氏演説によって、明らかにされつつあり、投資家、トレーダーはシャープ・パワーによる恐怖バイヤスを排除し、116中間選挙後に視線を向けたポジションを検討すべき時ではないかと思います。


※当コラムは毎週木曜日の更新です(木曜日が祝日の場合は休載となります)。

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】

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