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第826回 2019年10月3日~9日までの為替見通し

2019年10月03日

次の更新までの各通貨の予想レンジは以下の通りです。

●ドル円
上値抵抗 107.684
均衡 107.143
下値支持 106.874

●ユーロドル円
上値抵抗 118.870
均衡 116.967
下値支持 115.336

●豪ドル円
上値抵抗 74.415
均衡 72.363
下値支持 70.943


ドル円が108円台で定着し、円安歓迎指標の日経平均株価も安定し始めると、ほどなく米国発でだいたい為替は円高、日経平均株価も下落という流れが続きます。

今回はアメリカの製造業指数が50を割り10年ぶりの低水準となってNY株ダウ工業株30種平均株価が大幅下落。それを受けて円高になり、なおかつ、北朝鮮からのミサイル発射が追い打ちをかけた格好で日経平均株価は直撃されて大幅下落です。

が、米製造業が悪ければFOMCは政策金利を引き下げやすくなりますし、それはトランプ大統領の望んでいること。
ドルが安くなれば米輸出品は価格優位性が増し、競争力確保。その成果は来年あたり出てくるはずです。
ドル安が行き過ぎると国内インフレが増すアメリカは、イランとの関係の綱引きでFOMCが懸念しない範囲で石油価格の適度な上昇によってドル下落防止面で助けられるという恰好の装置があります。
週はじめに事が起こり、慌てて売りから入った場合は、ドテン好材料が週後半に出てくる警戒もしなければなりません。ついにはスワップコストを意識せざるを得なくなり、買戻しということも少なくありません。この買戻しを計算して利益を得ようとしているトレーダーもきっといるはずです。

経済指標や各国の様々な動きから市場が上下する一定のリズムを捕まえることができれば100戦危うからずや。今月はイギリス・ブレグジットの不透明さもボラテイリテイの源泉となり得て、香港デモ、イランという伏線もまだまだ続いています。
そして、10月後半のFOMC、ECB、日銀の金融政策決定会合などが控え、仕掛けられどころは満載です。言い換えればチャンスはたくさんありそうですので、いちいちビックリしないでしっかりトレーディングチャンスにしたいものですよね。

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】


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