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第842回 2020年1月30日~2月5日までの為替見通し

2020年01月30日

次の更新までの各通貨の予想レンジは以下の通りです。


●ドル円
上値抵抗109.614-109.254
均衡108.638-108.984
下値支持①107.351
下値支持②106.522

●ユーロ円
上値抵抗121.141
均衡120.466
下値支持①119.041
下値支持②118.810


●豪ドル円
上値抵抗74.466
均衡73.266
下値支持①72.891
下値支持②71.991

新型肺炎の拡散から企業活動の停止が相次いでいます。そして人の移動も制限されていくとなると経済には大打撃。企業業績の将来を今の時点で評価する株式市場ですが投資家は事態を畏怖して売り先行に。その状態で買いが入らなければ大幅値下がり必至。というわけで1月30日午後に23000円割れを見ました。ここで下げ止まれるか微妙です。
今回の新型肺炎流行で多くの企業は売り上げ減少が避けられず、一株純利益の減少、ひいては配当にも影響が出そうです。
働いている人も給料やボーナス、そして雇用への不安が広がっていくことでしょう。するとGDPの7割を構成する個人消費にブレーキです。
心配はここからさらに底割れ状態になるかどうかですね。
ただでさえ、少子高齢化が進み、年金生活者は節約志向。そして高齢者は認知症施設への入所費用も準備しなければならないケースもあり、費用が足りなければ子世代にも影響が及びます。支援したくても若い人たちの所得は昭和、平成、令和と右肩下がり。そんな中で今のうちにリストラをと舵を切る企業の動きもあるところに肺炎の不安材料が来たのです。
唯一、観光客が大きな存在感をもつ消費者であり、東京五輪にむけ景気寄与役に大いに期待されていた矢先でした。
このまま、新型肺炎伝播が終息しなければ、東京五輪が開催されたとしても政府目標の訪日客4000万人は未達を避けられません。
「東京五輪開催延期」などのフェイクニュースが出回る背景にはそれだけ現実を深刻に受け止め、思わず、そんな事態にもなりかねないと考えてしまう人が多いからでしょう。
また、こんな時に上皇様のご体調が不調との心配なニュースも伝えらました。
しかし、投資はそういう環境でもどこかに儲ける会社を見つけていくことが大切ですね。FXトレードにおいてもなかなかドルが安くならない時期が続いていたので格好の買い場となっている面を見たいですね。
というわけで年の初めから波高し。それを余裕で眺め資産運用にまい進できる投資家でいたいものです。

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】


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