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第862回 2020年6月18日~24日までの為替見通し

2020年06月18日

次の更新までの各通貨の予想レンジは以下の通りです。

●ドル円
上値抵抗107.233-108.508
均衡106.964
下値支持105.957-104.883

●ユーロ円
上値抵抗120.702
均衡119.538
下値支持118.592

●豪ドル円
上値抵抗74.823-73.454
均衡71.742
下値支持69.118

日本における報道を見る限り、ドナルド・トランプ大統領は「愚かでバカな人」であり、再選はまずないだろう、ということになろうかと思います。
 黒人逮捕の際の警察官の行き過ぎた行動に端を発したデモに軍を投入しようとした愚かさ。それに対するマティス元国防長官や現職軍人の非難。その火に油を注ぐかのようにかつての側近、ボルトン大統領首席補佐官の暴露本で「習近平氏に大統領選挙応援を依頼していた」との記述が続けば、さすがのトランプ擁護派も青菜に塩。
へたれてしまいそうではあります。

しかし、こうした動きが「ある種の仕掛け」なのだとしたら話は別です。
側近の暴露本にはデジャブ感があります。
政権を去ったバノン氏もかつてトランプ暴露本を上梓し、トランプ大統領が「正気を失ったか」と激怒した出来事がありました。2017年後半から2018年年初にかけてのことです。
2018年は米中対立が一段と厳しくなったことから相場全般が難しかった一年で、為替も銀行間ベースで114.55(10月)-104.64(3月)と10円幅変化しました。そこにバノン氏の暴露本でしたから私たち投資家の心理にもバイアスが生じました。

これからトランプ大統領再選なしシナリオと意外やトランプ再選シナリオで相場は上にも下にも引っ張られていくと思います。

ただ、暴露本、トランプ氏再選なしの可能性が高まる、という材料だけでは相場ボラテイリティという点ではインパクト不足です。コロナが巻き起こしたインパクトが強すぎただけに、よほどのことがないと株価も為替も大きくは変動しません。

そもそもトランプ大統領の対抗馬がバイデン氏では「どっちもどっち」という印象があり、暴露本でどんなに印象が悪くなったところで、相場は驚いてはくれません。
それにトランプ氏のアメリカにおける報道映像には日本に伝えられているような「愚か者」の印象はありません。至極まっとうな大統領としての執務を穏やかに執行している様子が見られます。


北朝鮮が韓国との融和施設を爆破した件は今後のボラテイリティの源泉となりえるのでしょうか?
あるいはイージス・アショア配備計画の見直し問題でしょうか。
それとも、安倍晋三内閣総理大臣の親書を携え、各国の重要人物となんども面談してきた安倍ブレーンの一人だった河井克行元法務大臣の逮捕に裏にある我々の知りえない問題でしょうか。
この度、表面上はつつがなく終わったかのように見える米・ポンペイオ国務長官と中国の外交問題担当官とのハワイ会談のホントの内容はどうだったのかという火種探しも続けるべきでしょう。何しろ、米議会では中国共産党に対する締め上げ法案ラッシュで中には大統領の署名を待つばかりのかなり厳しいものもあり、それを引っ提げての会談とみればとても中国高官が発表した会談内容だったとは思えません。

何かのピースがあと2枚ほどそろうと、今年後半の大きなボラテイリティ発生装置になりえます。その時のストラテジーはどうするか、大きく、利益を得るためには現在のポジションを最適化し、チャンスが来た時に投資行動ができるように整えておきたいですね。

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】


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