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第877回 2020年10月8日~14日までの為替見通し

2020年10月08日

次の更新までの各通貨の予想レンジは以下の通りです。

●ドル円
上値抵抗106.621
均衡106.083
下値支持104.950

●ユーロ円
上値抵抗125.746
均衡124.637
下値支持123.932

●豪ドル円
上値抵抗76.646
均衡75.065-75.614
下値支持74.581


ペンス副大統領とハリス副大統領候補の討論会が終了しました。おおむねハリスさんの説明の方が丁寧だったという評価が多い印象ですね。
私は音声を消して表情だけで見ていましたが、ハリスさんはいつもの攻撃的な話し方を引っ込めて、にこやかに落ち着いて滑らず逃げ切ったな、と思いました。反感を持たれにくい話し方で終えました。挑戦者として専門家に指導されながら、相当、練習されたのでしょう。

ペンスさんはもともと安定した話し方の方でしたから、特に目を見張るようなミスもないかわり、ポジティブサプライズもありませんでした。現職で見慣れていることから、その分、新鮮味がないとか見飽きたということもあるかもしれませんね。

メディアや視聴者は討論の出来不出来に耳目が奪われがちですが、アメリカ大統領選挙選は得票数より選挙人獲得などのシステムから、結果は必ずしも支持率と一致しないといわれます。
トランプ大統領がコロナに罹患したことが吉と出るか凶と出るかは不明ですが、選挙では判官びいきという弱いものを応援したいという心理が働くこともあります。

また、罹患によって同盟国や周囲の政治家、企業家、外国の動向にどう揺らぎが出るかもみものです。
トランプ氏が勝利した時、今後、真に信頼関係を続けていけるのかの試金石とすることはできると思います。

「コロナに罹患? では、バイデン」と変化を見せる相手と今後の4年は越えていけない。そういう意味で、だれがどう裏切り、ふらふらしているかがあぶりだされていくのではないでしょうか。

さて、影の大統領ともいえそうなほど、精力的に行動しているのがポンペイオ国務長官です。この度の訪日は日本の新内閣を見極めに来た印象ですね。

選挙はミズモノで最後まで予断禁物ですが、トレードとしては11月3日以降に照準を合わせるべきタイミングではないかと思います。バイデン氏勝利を見越して株の銘柄も動いていますが、制度としてトランプ氏が勝つ可能性も十分あり得ます。
いずれにしろ、ドル円に関してはどこかでもう一度、105円割れを試すときを経て、106-107円台復帰もあるのではないかとみています。

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】


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