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第893回 2021年2月4日~10日までの為替見通し

2021年02月04日

次の更新までの各通貨の予想レンジは以下の通りです。

●ドル円
上値抵抗105.507-106.0039
均衡104.177-103.963
下値支持102.992-103.157

●ユーロ円
上値抵抗126.992
均衡125.653
下値支持124.090

●豪ドル
上値抵抗79.971
均衡77.908
下値支持75.959


2020年11月3日の米大統領選挙でバイデン氏が当選した、ということになって今年の連邦議会も通過し異例ながら就任式も終わり2月を迎えています。

そして、世界では何が起こっているか?
大急ぎでまるで「トランプ氏が塗り替えようとした壁の色」をもとの色に直そうとの作業が突貫工事で進行中のような印象です。

「かつて見てきた光景=トランプ氏の四年前に戻そう運動」の再現例として「北朝鮮の脅威」に対して米韓で協議をしたとか、
ミャンマーでのアウンサン・スーチー氏の軍部による拘束だとか。

そして、1月13日未明には、イスラエル軍がシリア北東部一帯にかつてないほど大規模な爆撃をしかけるなど、トランプ政権下で静まっていた対立構造がまた息を吹き返しつつあります。

トランプ氏の再選に大きく影響したのは言うまでもなく新型コロナ感染症ですが、この感染症は企業業績の明暗も分けてしまいました。

反トランプの巨大テックはますます利益を伸ばし、薬価引き下げの圧が強かったトランプ政権へのリベンジなのかワクチンではファイザーが巨額の売り上げです。

同社の新型コロナウイルスワクチンの2021年12月期通期の売上高は150億ドル(約1兆5750億円)になる見通しで、ワクチン以外の売上高と合わせると前年比5割近い伸びとなる模様。
まさに同社にとって今回の病禍は、商売の邪魔になっていた大統領を葬り、かつ、巨利を得るビックツールになったわけですね。

ロビイストを避け続けたトランプ政権よりもバイデン政権のほうが同社にとって好ましい環境だったのだろうと推測します。

こうした空前の収益はこの先、どこに向かうのでしょうか。
ライバル企業のM&A原資になる可能性は十分あると思います。

現在のドル円相場がドル高円安傾向となっているのは日本企業の株式を購入したり、日本の不動産取得には好都合。
先週号でも触れたように強いドルで安い円資産を購入する際、割安度が増します。

ただ、「元の景色に塗り替え作業」がますます続くとした場合、

突発的な軍事衝突、もしくは緊張、
それに伴う金融波乱
よもやまさかの為替水準

という展開も待ち受けていることになります。

米ロビンフッダーの買い上がりによる株価暴騰と規制による暴落の話題は日本のホリエモン逮捕で急落したドットコム相場をほうふつとさせます。
米新大統領バイデン氏が数十分に一本という火急の大統領令発令を実行する特異な状況も「その日」の近さを示唆するものかもしれません。


ドル高円安環境はなお半年はトレンドとして意識したいところで、私は夏までに108円という水準もあり得るとみています。
しかし、

順風満帆に見えるときほど、疑え。

それを忘れず、トレードしたいものですね。

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プロフィール

  • 著者近影 木村佳子(きむらよしこ)
    ・経済評論家 (専門分野)個人投資家向けの資産運用、投資情報分析。 ・日本IRプランナーズ協会CIRP(同協会 理事) ・日本ファイナンシャルプランナーズ協会上級資格/CFP取得/ ・国家資格/一級FP技能士 ・国際テクニカルアナリスト連盟認定MFTA ラジオ日経社において個人投資家向け経済情報番組のキャスターを担当。現在、経済アナリスト、資産運用アドバイザー、評論家として活躍。経済誌、マネー雑誌等で執筆機会が多く、国内外で講演。公的機関、大学などで講師も務める。多摩大学大学院経営情報学研究科博士課程前期終了・経営情報学修士MBA。2015年、早稲田大学大学院フアイナンス研究科修了(学位/専門職MBA/フアイナンス修士)。 【公式HP:木村佳子のマネープラン※当社管理外のサイトに遷移します】


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