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為替イブニング海外市場2023年11月22日

2023年11月22日
(コラム執筆時間:19時33分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円148.00~149.80
ユーロ円161.30~163.00
ユーロドル1.0830~1.0980
豪ドル円96.80~98.30
相場状況の振り返りと今後の展開予想

一連の米経済指標の脆弱性を背景にした米債券利回りの伸び悩みもあり、今週はドル売りが先行していた。ただ昨日公表された米FOMC議事録では、依然としてタカ派的な内容となっており、相対的にドルのポジション解消売りが一巡すると共に、再びドルを買い戻す動きがやや優勢になっている。それでも米FOMCの利上げ打ち止め観測が表面化している以上、ドルの高値掴みには要注意と見なした方が無難であろう。いずれにしても本日も米経済指標や米通貨当局者発言には注意が必要ではあるが、明日の日米休場を前にしてポジション調整主導の展開が予想される。一部報道では、中国の大手国有銀行がオンショア・スワップ市場で人民元をドルに交換し、為替市場でそのドルを売却していると報じられているが、相対的には胡散臭い情報とも言えるだけに、基本的には一喜一憂せずに、相場が大きく動意づいてからの始動を心掛けるのが得策であろう。

一方、ドル円はストップロスが一巡しており、相対的にドルを買い戻す動きが強まっている。それでも150円を窺うほどの勢いはなく、149円台半ば以上では戻り売りに比重を置くことが一考であろう。引き続きレンジ幅ドル円148.00~149.80円を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルは米ドル主導の展開に変わりはないが、ややユーロ買い戻しに過熱感があり、相対的にポジション調整売りが優先されている。ただドル買いの流れではあるが、米金利低下を背景に拙速的な下値トライは慎重になっている。引き続き直近のレンジ幅1.0830~1.0980を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが一考であろう。

●戦略的にはドル円は前述したレンジ幅を重視し、148円前後から押し目買いと共に、149円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.08台半ば割れから押し目買いと共に、1.09台後半からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円149円台以上から売りを随時実施しており、現状では149円半ば以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は147円台半ば前後を中心に、148円前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中で調整色を強めている。現状では今朝と同様に、米債券利回り低下を背景に買い戻しの動きがやや優勢ではあるが、1.09台半ば前後では利益確定売りが散見されており、拙速的な上値トライは慎重になっている。引き続き直近のレンジ幅を重視し、ユーロドル1.08台半ば前後から押し目買いと共に1.09台後半からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円148円前後ではロング、149円台後半ではショートをイメージし、ユーロ円は161円台半ば前後から押し目買いと共に、163円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は97円割れから押し目買いと共に、98円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円147.50150.30
ユーロ円160.70163.50
ユーロドル1.07801.1030
豪ドル円96.3098.80

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&TP)
No position
前日のSL実行ポジション(SL&TP)
ユーロ円ロング50,000★▼162.50(SL161.50売り)-¥50,000
2023年11月収支経過(01~22日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円-¥110,000+¥15,000
ユーロ円-¥75,000-¥10,000
ユーロドル-¥40.500(-$250)
豪ドル円-¥75,000
前日の売買 東京市場
ドル円買い50,000★147.50(SL147.00売り)
ユーロ円買い50,000★161.50(SL161.00売り)
前日の売買 海外市場
ドル円売り50,000★△148.30(147.50ロングカバー)+¥40,000
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000☆▼148.80(SL149.30買い)-¥25,000
ドル円買い50,000147.30(SL146.80売り)
ユーロ円売り50,000☆△162.30(161.50ロングカバー)+¥40,000
ユーロ円買い50,000161.00(SL160.50売り)
ユーロドル売り50,0001.0980(SL1.1030買い)
ユーロドル買い50,0001.0840(SL1.0790売り)
豪ドル円売り50,00097.80(SL98.30買い)
豪ドル円買い50,00096.30(SL95.80売り)
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000.149.80(SL150.30買い)
ドル円買い50,000148.00(SL147.50売り)
ユーロ円売り50,000163.00(SL163.50買い)
ユーロ円買い50,000161.30(SL160.80売り)
ユーロドル売り50,0001.0970(SL1.1020買い)
ユーロドル買い50,0001.0830(SL1.0780売り)
豪ドル円売り50,00098.30(SL98.80買い)
豪ドル円買い50,00096.80(SL96.30売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

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