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為替モーニング東京市場2020年5月21日

2020年05月21日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円107.00~108.30
ユーロ円117.50~118.80
ユーロドル1.0900~1.1030
豪ドル円70.00~71.30
相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場の関心が徐々に経済再活動への期待を高める中、米国株式市場は前日比369ドル高と日々乱高下を繰り返している。その中、トランプ大統領は中国の無能さが世界中で大量殺りくを引き起こしたとまで指摘するなど、米中対立が増々激化の様相を呈している。ただ、コロナウィルス感染拡大に収束感がない中、既に、感染第2波への警戒も根強く、再選にむけたトランプ大統領の焦りとも受け取られており、同大統領の発言力も半減しているとの声も少なく無い。当面、一喜一憂することなく、引き続き米経済指標や米金利動向に沿った売買戦略が好ましいだろう。昨日、FOMC議事録が発表されたがマイナス金利に関する言及はないが、各連銀総裁からは希望的観測は多々あるが、雇用情勢の更なる悪化や企業業績不振などを踏まえて、ゼロ金利政策も考慮せざるを得ない相場環境にあり、拙速的なドル買いは自重局面に差し掛かっている。

一方、ドル円は堅調な株価を背景に底堅い展開ではあるが、反面、米金利の低下傾向も嫌気されると共にリスク回避の円買い志向も根強く、徐々にドル円108円台台の上値の重さが意識されている。引き続きレンジ幅ドル円107.00~108.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはドルの調整売りに助長される中、ユーロドル1.100台も時間の問題ではあるが、更なる買い材料が乏しいだけに、一過性に終わる可能性もある。引き続きレンジ幅ユーロドル1.0900~1.1030を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円107円前後から押し目買いと共に、108円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.09前後から押し目買いと共に、1.10台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円108円台を視野に、同レベル前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は昨日と同様に、ドル円107円前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、利食いと損切りが相混じる中、調整職を強めているが、現状ではユーロドル1.100台以上かららナンピン売りと共に、ユーロドル1.09前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、繰り返しなるが、ドル円107円前後ではロング、108円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は117円台半ば前後から押し目買いと共に、118円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは70円前後から押し目買いと共に、71円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円106.55108.80
ユーロ円117.05119.25
ユーロドル1.08601.1080
豪ドル円69.7071.90

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロドルショート50,000☆1.0990(SL1.1030買い)
2020年5月収支経過(01~21日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥17,500+¥17,500
ユーロ円-¥25,000
ユーロドル+¥76,500(+$650)
豪ドル円-¥75,000+¥15,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000108.30(SL108.80買い)
ドル円買い50,000★△107.65(108.00ショートカバー)+¥17,500
ドル円買い50,000107.10(SL106.60売り
ユーロ円売り50,000118.40(SL118.90買い)
ユーロ円買い50,000117.30(SL116.80売り)
ユーロドル売り50,000☆1.0990(SL1.1040買い)
ユーロドル買い50,0001.0890(SL1.0840売り)
豪ドル円売り50.00071.10(SL71.60買い)
豪ドル円買い50,000★△70.50(70.80ショートカバー)+¥15,000
豪ドル円買い50,00070.00(SL69.50売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000108.30(SL108.80買い)
ドル円買い50,000107.10(SL106.60売り
ユーロ円売り50,000118.70(SL119.20買い)
ユーロ円買い50,000117.50(SL117.00売り)
ユーロドル売り50,0001.1030(SL1.1080買い)
ユーロドル買い50,0001.0920
豪ドル円売り50.00071.30(SL71.80買い)
豪ドル円買い50,00070.20(SL69.70売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

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