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為替モーニング東京市場2017年6月15日

2017年06月15日

※最新情報(為替イブニング海外市場2017年6月15日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     109.00~110.50
ユーロ円    122.50~123.80
ユーロドル   1.1150~1.1250
豪ドル円    82.50~84.00

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

米消費者物価(CPI)や小売売上高などの弱い米経済指標が相次ぐ中、注目のFOMCでは事前予想通りに0.25%の利上げが実施され、そして、バランスシートの縮小は年内に開始される見通しを発表、当初3ヵ月は月100億ドルのペースとし、3ヵ月ごとに縮小額を増やす旨が発表されている。
その後、イエレンFRB議長の記者会見でも適切な時期になれば保有資産の正常化に着手し、資産縮小の終了は恐らく数年先になるが、資産圧縮は1年でバランスシートを3000億ドル、次の1年では6000億ドルそれぞれ縮小することになり、金利上昇要因になるだろうが、米債券利回りが再び低下傾向を示しているように、保有資産の
縮小が短絡的に米債券利回りの低下を阻止できるかは未知数である。
いずれにしても、地政学的リスクと政治学的リスクが高まる中、リスク回避手段としての米債券購入が萎えないだけに、FOMCの思惑通りの金融政策になるかは懐疑的である。

一方、ドル円は米債券利回りの低下が嫌気される中、一時109円割れへと警戒感を強めているが、米当局が金利正常化に向けてタカ派的な姿勢を維持しており、更に下値を探る難しさがある。
当面、ドル円109円前後からのショートは自重局面であるが、相場が落ち着くまでは、レンジ幅を通常より拡大し、直近のレンジ幅108.50~110.50円で安全運転が賢明であろう。

他方、ユーロドルは、FOMCの結果を受けて、一時1.13台に迫る展開を見せたが、戻り売りと利益確定売りに圧される格好で往って来いと改めて上値の重さが意識されている。
当面、英EU離脱問題を含めて、ECBの出口戦略が判明するまでは、引きつづきレンジ幅1.1150~1.1250での攻防が予想されるだけに、相場の動意を待ってからの始動が得策であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、109円割れから押し目買いと共に、110円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルは1.12台半ば以上からナンピン売りと共に、1.11台半ば前後から押し目買いで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、FOMCを終えて様子見スタンスを強める中、輸出企業は引き続きドル円110台以上に固執しており、同レベルからナンピン売りで待機している模様。
一方、輸入企業はドル円109円前後から押し目買いを実施しており、現状では108円台半ば前後を中心に109円割れから惜しい目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、引き続き戻り売りを1.12台半ば前後から実施しており、現状では1.13前後を中心に、1.12台半ば以上からナンピン売りと共に、1.11台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円109前後ではロング、110円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は122円台半ば前後から押し目買いと共に、124円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は82円台半ば前後から押し目買いと共に、84円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り    買い
ドル円     108.50   110.80
ユーロ円    121.85   124.25
ユーロドル   1.1085   1.1330
豪ドル円    82.10    84.50

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2017年6月収支経過(01~14日)
通貨    プラスマイナス       前日比
ドル円   -¥5,000         -¥35,000
ユーロ円  +¥5,000         
ユーロドル +¥12,300(+$100)   
豪ドル円  +¥35,000        +¥35,000

現在のポジションと決済指値

ユーロドルショート50,000 ☆1.1250(SL1.1270買い)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

豪ドル円売り  50,000★△83.30(82.60ロングカバー)+¥35,000

前日の売買 海外市場

ドル円売り    50,000  110.80(SL111.40買い)
ドル円買い    50,000☆▼109.60(SL109.00売り)-¥35,000
ユーロ円売り  50,000  124.00(SL124.70買い)
ユーロ円買い  50,000  122.70(SL122.00売り)
ユーロドル売り 50,000 ☆1.1250(SL1.1310買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1150(SL1.1090売り)
豪ドル円売り  50,000  84.00(SL84.60買い)
豪ドル円買い  50,000  82.80(SL82.10売り)

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り    50,000  110.20(SL110.70買い)
ドル円買い    50,000  109.10(SL108.50売り)
ユーロ円売り  50,000  123.80(SL124.50買い)
ユーロ円買い  50,000  122.50(SL121.90売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1270(SL1.1330買い)、
ユーロドル買い 50,000  1.1170
豪ドル円売り  50,000  83.80(SL84.40買い)
豪ドル円買い  50,000  82.70(SL82.10売り)

本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

鈴木郁雄の実践トレーディング 外国為替古今東西 行天豊雄 外貨投資 転ばぬ先の智慧 田嶋智太郎
市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
為替の話・トレンドを掴め! 木村佳子
武市のなぜなにFX 武市佳史

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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.7%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,700円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

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