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為替モーニング東京市場2023年12月6日

2023年12月06日
(コラム執筆時間:09時10分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円146.30~147.80
ユーロ円158.00~159.50
ユーロドル1.0730~1.0880
豪ドル円95.80~97.30
相場状況の振り返りと今後の展開予想

昨日発表された10月の米求人件数が予想以上の減少を見せており、ドル円は一時146円台半ば近辺まで下落した。しかしその後発表された11月ISM非製造業指数は好調であり、ドル円は下落幅を解消するなど、相場は難易度を強めている。明日には米新規失業保険申請件数と雇用関連の指標発表が相次ぐが、結果次第ではFOMCの利下げが早まる可能性も指摘されるなど、相対的には週末の米雇用統計に暗雲が忍びよせており、米債券利回り低下を促している。ただFRB関係筋からは利下げ議論は時期尚早との見方もあり、米10年債利回りが4%割れまで低下する可能性は少なく、ファンダメンタルズ的には日米金融政策の方向性の違いがドル円をサポートしている。反面、円ショートの積み上がりもあり、拙速的な上値トライは慎重にならざるを得ない。いずれにしても不安定な相場展開が予想されるだけに、引き続き相場の動意を待ってからナンピン売買に徹することが得策であろう。

一方、ドル円は米債券利回りが低下傾向にあり、戻りは限定的になっている。それでも中国経済の低迷や格下げ論の浮上、そしてドイツ経済の脆弱性もあって、相対的にドル買いニーズは根強いものがある。同時に、安全資産としての円買いニーズもあり、相場自体の難易度を深めている。引き続き直近のレンジ幅ドル円146.30~147.80円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルはECB関係者のハト派発言やドイツ債利回り低下等が嫌気される中、1.08割れになるなど下値を模索している。反面、割安感の買い戻しも散見されるなど、拙速的な下値トライも自重局面にある。引き続き直近のレンジ幅1.0730~1.0880を重視し、同ベル前後からナンピン売買が一考であろう。

●戦略的にはドル円は前述したレンジ幅を重視し、146円台半ば割れから押し目買いと共に、147円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.07台半ば割れから押し目買いと共に、1.09前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は昨日と同様に、ドル円148円前後を視野に、147円台半ば以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は146円台半ば割れから押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中で調整色を強めているが、現状ではドイツ経済の脆弱性が重石となっており、戻り売りを優先している。ただ割安感の買い戻しも同居しており、下値は限定的との見方も少なくない。ユーロドル1.09前後からナンピン売りと共に、1.07台半ば割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円146円台半ば割れではロング、147円台後半ではショートをイメージし、ユーロ円は158円前後から押し目買いと共に、159円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は96円割れから押し目買いと共に、97円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円145.80148.30
ユーロ円157.80160.00
ユーロドル1.06801.0950
豪ドル円95.3097.80

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&TP)
ユーロ円ロング50,000☆158.80(SL158.30売り)
ユーロドルロング50,000☆1.0780(SL1.0730売り)
豪ドル円ロング50,000☆96.50(SL95.80売り)
前日のSL実行ポジション(SL&TP)
ユーロドルロング50,000☆▼1.0830(SL1.0780売り)-$250
2023年12月収支経過(01~06日) 
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥15,000
ユーロ円+¥75,000
ユーロドル-¥39,700(-$250)-$250
豪ドル円
前日の売買 東京市場
ユーロ円売り50,000★△159.70(158.80ロングカバー)+¥45,000
ユーロ円買い50,000☆158.80(SL158.30売り)
豪ドル円買い50,000☆96.50(SL96.00売り)
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000.147.80(SL148.30買い)
ドル円買い50,000146.30(SL145.80売り)
ユーロ円売り50,000159.70
ユーロ円買い50,000158.30(SL157.80売り)
ユーロドル売り50,0001.0900
ユーロドル買い50,000☆1.0780(SL1.0730売り)
豪ドル円売り50,00097.30
豪ドル円買い50,00096.00(SL95.50売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000.147.80(SL148.30買い)
ドル円買い50,000146.30(SL145.80売り)
ユーロ円売り50,000159.30
ユーロ円買い50,000158.30(SL157.80売り)
ユーロドル売り50,0001.0880
ユーロドル買い50,0001.0730(SL1.0680売り)
豪ドル円売り50,00097.00
豪ドル円買い50,00095.80(SL95.30売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

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