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為替イブニング海外市場2023年12月6日

2023年12月06日
(コラム執筆時間:19時29分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円146.30~147.80
ユーロ円158.00~159.50
ユーロドル1.0730~1.0880
豪ドル円96.00~97.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

本日の日経平均株価は前営業日比670円高と4日ぶりに急反発しているが、前日の米国株市場では米長期金利の低下を背景にハイテク株中心に買われたことも影響しており、相対的には過熱感が生じているとの見解も少なくない。また、株価と為替相場の相関性も希薄になっており、安易にどちらにも仕掛けづらい状況にある。そんな中、市場では週末の雇用統計を見極めたいとの思惑が働いているが、先の米ISMの11月製造業景況指数が13か月連続で50を割り込み、また、パウエルFRB議長発言が予想ほどにはタカ派的でなかったこともあり、来年以降の利下げが現実味を帯びている。ただ、即座に政策方針が変更されるわけでもなく、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)では据え置きが有力視されているが、相対的にポジションを取りづらい状況に置かれている。そして、米金融当局のタカ派的な見解も揺らぎ始めており、ドルの更なる上昇局面では見切り売りも考慮しなければならないだろう。いずれにしても、日米欧などの出口戦略が不透明なだけに、当面、ストップロスの配置を重視し、ポジションの拡大は避けるのが賢明であり、基本的には相場が大きく動意づいてからの始動を心がけるのが得策であろう。

一方、ドル円はストップロスが一巡し、ドル円147円台を辛うじて維持しているが、米債券利回りが低下を背景に戻りは限定的になっている。引き続き直近のレンジ幅ドル円146.30~147.80を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルはドイツ経済の脆弱性が重石になっており、戻り売りが優先されている。反面、売られすぎとの見解も少なくなく、拙速的な下値トライは自重局面にある。引き続き直近のレンジ幅1.0730~1.0880を重視し、同ベル前後からのナンピン売買が一考であろう。

●戦略的にはドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円146円台半ば割れから押し目買いと共に、147円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.07台半ば割れから押し目買いと共に、1.08台後半からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は今朝と同様に、ドル円148円前後を中心に、147円台後半からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は146円台半ば前後から押し目買いで対応している模様

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、戻り売りを優先しているが、現状では今朝と同様に、ユーロドル1.09前後からナンピン売りと共に、1.07台半ば割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様

●クロス円は、ドル円146円台半ば割れではロング、ドル円147円台後半ではショートをイメージし、ユ-ロ円は158円台半ば割れから押し目買いと共に、159円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は96円前後から押し目買いと共に、97円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円145.80148.30
ユーロ円157.80160.00
ユーロドル1.06801.0950
豪ドル円95.3097.80

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

市場のストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円145.80148.30
ユーロ円157.80160.00
ユーロドル1.06801.0950
豪ドル円95.3097.80
現在のポジション(SL&TP)
ユーロ円ロング50,000☆158.80(SL158.30売り)
ユーロドルロング50,000☆1.0780(SL1.0730売り)
豪ドル円ロング50,000☆96.50(SL95.80売り)
前日のSL実行ポジション(SL&TP)
ユーロドルロング50,000★▼1.0830(SL1.0780売り)-$250
2023年12月収支経過(01~06日) 
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥15,000
ユーロ円+¥75,000
ユーロドル-¥39,700(-$250)-$250
豪ドル円
前日の売買 東京市場
ユーロ円売り50,000★△159.70(158.80ロングカバー)+¥45,000
ユーロ円買い50,000☆158.80(SL158.30売り)
豪ドル円買い50,000☆96.50(SL96.00売り)
前日の売買 海外市場
ユーロドル買い50,000☆1.0780(SL1.0730売り)
本日の売買&予定 東京市場
出来ず Nothing done
ドル円売り50,000.147.80(SL148.30買い)
ドル円買い50,000146.30(SL145.80売り)
ユーロ円売り50,000159.30
ユーロ円買い50,000158.30(SL157.80売り)
ユーロドル売り50,0001.0880
ユーロドル買い50,0001.0730(SL1.0680売り)
豪ドル円売り50,00097.00
豪ドル円買い50,00095.80(SL95.30売り)
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000.147.80(SL148.30買い)
ドル円買い50,000146.30(SL145.80売り)
ユーロ円売り50,000159.30
ユーロ円買い50,000158.00(SL157.50売り)
ユーロドル売り50,0001.0880
ユーロドル買い50,0001.0730(SL1.0680売り)
豪ドル円売り50,00097.00
豪ドル円買い50,00096.00(SL95.50売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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