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為替モーニング東京市場2020年2月14日

2020年02月14日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円109.30~110.30
ユーロ円118.50~119.50
ユーロドル1.0800~1.0900
豪ドル円73.30~74.30
相場状況の振り返りと今後の展開予想

中国発の新型コロナウイルス感染症の拡大により、市場全般が疑心暗鬼の状態に置かれている。また、中国当局が症例を過少報告しているとの報道も伝わっており、中国内の患者数に歯止めが掛からない以上、沈静化の兆しには程遠い状況にある。すでにサプライチェーンにも影響が出始めているように、世界経済の先行き懸念が広がっており、今後は米中通商協議にも少なからず影響を与えると同時に、米中の覇権争いにも影響を及ぼす可能性がある。そして、今回のウィルス感染問題が中国離れを加速させるとの見方も少なく無く、習近平国家主席にとっても大誤算と言わざるを得ないだろう。当面、安全通貨でもある米ドル買いを重視した展開が予想されるが、すでに織り込み済みの段階であり、ドルの下落局面での買戻しを重視した戦略性が求められる。

一方、ドル円は株価の伸び悩みもあるが、ドル円110円台では実需売りやポジション調整売りが控えており、改めて上値重さが意識されている。拙速的な上値トライには慎重になっているだけに、引き続きレンジ幅ドル円109.30~110.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは2017年以来の安値水準を更新する中、一部ではドイツ経済がマイナス成長に陥る可能性も指摘されており、引き続き戻り売りが優先されている。ただ、ポンドが1.30台まで急回復しており、下値も限定的であり、レンジ幅ユーロドル1.0800~1.0900を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円109円台半ば割れから押し目買いと共に、110円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に1.08前後から押し目買いと共に、1.09前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円110円台以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円109円台半ば割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りが優先する中、現状ではユーロドル1.09台以上からナンピン売りと共に、1.08前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円109円台半ば割れではロング、110円台前半ではショートをイメージし、ユーロ円118円台半ば前後から押し目買いと共に、119円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは73円台半ば割れから押し目買いと共に、74円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円108.70110.80
ユーロ円118.00120.00
ユーロドル1.07301.0950
豪ドル円72.7074.85

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

2020年2月収支経過(03~14日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥10,000
ユーロ円+¥25,000
ユーロドル-¥71,800(-ドル600)
豪ドル円+¥45,000+¥20,000
現在のポジション(SL&SP)
ドル円ショート50,000☆109.10(SL110.20買い)
ドル円ショート50,000☆109.50(SL110.20買い)
ユーロ円ロング50,000☆119.00(SL118.50売り)
ユーロドルロング50,000☆1.0880(SL1.0800売り)
前日の売買 東京市場
豪ドル円買い50,000★△73.80(74.20ショートカバー)+¥20,000
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000110.30(SL110.70買い)
ドル円買い100,000109.30
ユーロ円売り50,000120.00(SL120.50買い)
ユーロ円買い50,000☆119.00(SL118.50売り)
ユーロドル売り50,0001.0930
ユーロドル買い50,0001.0830(SL1.0780売り)
豪ドル円売り50.00074.30(SL74.80買い)
豪ドル円買い50,00073.40(SL72.90売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000110.20(SL110.70買い)
ドル円買い100,000109.30
ユーロ円売り50,000119.40
ユーロ円買い50,000118.50(SL118.00売り)
ユーロドル売り50,0001.0900
ユーロドル買い50,0001.0800(SL1.0780売り)
豪ドル円売り50.00074.30(SL74.80買い)
豪ドル円買い50,00073.40(SL72.90売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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