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為替イブニング海外市場2018年1月10日

2018年01月10日

※最新情報(為替モーニング東京市場2018年1月11日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     111.30~112.50
ユーロ円    132.80~134.30
ユーロドル   1.1880~1.2030
豪ドル円    86.80~88.30

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

本日は特段の売買材料の無い中、相対的に円ショートを絡んだ円買い志向が強まっている。
金融政策の面では米欧側の出口戦略が一歩先んじているが、一部報道では日銀が先に日銀が国債買入れオペを減額した事が起因してはいるが、日銀もステルス・テーパリング(密かな緩和縮小)に向かうのではないかとの思惑が先行する中、ドル円は112円割れになるなど円買い圧力が増幅している。
ただ、政府日銀が目指しているデフレ脱却には過度な円高局面は歓迎されておらず、日銀としても引き続き現状の金融政策を維持せざるを得ないだろう。
とりあえずは、マイナス金利からの脱出が先決であり、過剰期待は禁物なのかもしれない。

一方、ドル円は111円台に突入する共に、ストップロスを巻き込む格好で上値の重さが意識され始めている。
当面、日銀の買い入れオペが明日以降にも予定されており、結果を見極めてからの始動に専念することが一考であるが、米債券利回りの上昇基調にある以上、下値は限定的と見なした方が無難であろう。

他方、ユーロドルは、1.19台半ば前後で一進一退と膠着度を強めている。
ECBの緩和縮小の賞味期限と共に、ユーロロングの手仕舞いもあり、徐々に1.2000台が重石になっているが、引き続き直近のレンジ幅1.9000~1.2000重視で同レベルからのナンピン売買で対応することが賢明であろう。

●戦略的には、ドル円はストップロス優先の展開にあり、戻りは限定的であるが、ドル円112円台半ば前後からナンピン売りを勧めると共に、ドル円111円台半ば割れから押し目買いで待機することを勧める。
一方、ユーロドルは前述したレンジ幅を重視し、1.19前後から押し目買いと共に、1.20前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、上値は限定的と判断しているが、輸出企業はドル円113円前後を中心に、112円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。
一方、輸入企業は112円前後から押し目買いを随時実施しており、現状では111円台半ば割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、現状では今朝と同様に、ユーロドル1.19割れから押し目買いと共に、1.20前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円111円台半ば割れではロング、112円台半ば以上ではショートをイメージし、ユーロ円は133円割れから押し目買いを勧めると共に、134円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は87円割れから押し目買いと共に、88円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り    買い
ドル円     110.70   112.90
ユーロ円    132.40   134.60
ユーロドル   1.1830   1.2050
豪ド5円    86.45    88.70

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2018年1月収支経過(04~10日)
通貨    プラスマイナス     前日比
ドル円   -¥10,000      -¥10,000
ユーロ円  +¥30,000      +¥30,000
ユーロドル 
豪ドル円

現在のポジションと決済指値

ユーロ円ロング  50,000 ☆133.80(SL132.80売り)
ユーロドルショート50,000 ☆1.2070(SL1.2000買い)
豪ドル円ロング  50,000 ☆87.50(SL86.80売り)

■本日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロ円ロング  50,000☆▼134.20(SL133.80売り)-¥20,000

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

ドル円買い    50,000★△112.70(113.00ショートカバー)+¥15,000
ユーロ円買い  50,000★△135.00(136.00ショートカバー)+¥50,000

前日の売買 海外市場

ユーロ円買い  50,000 ☆134.20(SL133.70売り)

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り 50,000  113.30(SL113.80買い)
ドル円買い    50,000☆▼112.30(SL111.80売り)-¥25,000
ユーロ円売り  50,000  134.80
ユーロ円買い  50,000 ☆133.80(SL133.30売り)
ユーロドル売り 50,000  1.2000(SL1.2050買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1900
豪ドル円売り  50,000  88.60(SL89.10買い)
豪ドル円買い  50,000 ☆87.50(SL87.00売り)

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り 50,000  112.50(SL113.00買い)
ドル円買い    50,000  111.30(SL110.80売り)
ユーロ円売り  50,000  134.00
ユーロ円買い  50,000  132.80(SL132.30売り)
ユーロドル売り 50,000  1.2000(SL1.2050買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1900
豪ドル円売り  50,000  88.00
豪ドル円買い  50,000  86.80(SL86.30売り)

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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武市のなぜなにFX 武市佳史

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〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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