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為替イブニング海外市場2018年7月11日

2018年07月11日

※最新情報(為替モーニング東京市場2018年7月12日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     110.50~111.50
ユーロ円    129.50~130.80
ユーロドル   1.1650~1.1770
豪ドル円    81.50~83.00

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

トランプ大統領は追加で2000億ドル規模の中国製品に10%の関税を適用する方針を明らかにしたほか、新たな対象品目リストを公表した事が嫌気される中、期待されていた日経平均株価は前日比264円安と反落に転じるなど、市場は警戒感を強めざるを得ない状況に置かれている。
現時点では米国の関税は想定内の範囲であるとは言え、中国の対応次第では貿易戦争が更にエスカレートする余地を残しており、市場は俄かに緊迫感を強めており、安易にどちらにも仕掛けづらい状況にある。

一方、ドル円は株安を背景に一時111円割れの展開を見せたが、米景況感の底堅さや日米金利差を背景に、拙速的な下値トライには慎重になっている。
いずれにしても、トランプ大統領の強気姿勢が萎えるまで、相対的にドル買い戻しが優勢と見なした方が無難であり、引き続きレンジ幅ドル円110.50~111.50円を重視し、同レベル前後からのナンピン売買が得策であろう。

他方、ユーロドルは特筆すべき買い材料の無い中、依然として、戻り売り優先の展開を強いられている。
ただ、既に割安感のレベルで推移している関係上、下値も限定期になっており、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1650~1.1750重視で対応することが賢明であろう。

●戦略的には、繰り返しなるが、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円110円台半ば前後から押し目買いと共に、111円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルも同様に、1.16台半ば前後から押し目買いと共に、1.17台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は軟調な株価気配を嫌気して、現状では111円割れの段階で実施しているが、現状ではドル円111円台半ば前後に集約されている模様。
一方、輸入企業は今朝と同様に、ドル円110円半ば前後から押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、今朝と同様に戻り売りを優先しており、現状ではユーロドル1.17台半ば前後から1.18前後まで断続的に散見されている模様。
一方、買いはユーロドル1.16台半ば前後を中心に、1.17割れから少なめの押し目買いで対応している模様。

●クロス円は、くり返しになるが、ドル円110円台半ば前後ではロング、ドル円111円半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は129円台半ば前後から押し目買いと共に、130円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は81円台半ば前後から押し目買いと共に、83円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り    買い
ドル円     110.05   112.25
ユーロ円    129.05   131.30
ユーロドル   1.1600   1.1820
豪ドル円    81.20    83.40

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2018年7月収支経過(2~11日)
通貨    プラスマイナス     前日比
ドル円   
ユーロ円  
ユーロドル +¥39.000(+$300) 
豪ドル円   +¥60,000

現在のポジションと決済指値

現在のポジション(SL&SP)
ユーロ円ショート50,000 ☆129.40(SL130.60買い)
ユーロ$ショート50,000 ☆1.1750(SL1.1770買い)
豪ドル円ショート50,000 ☆82.50(SL82.80買い)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

出来ず Nothing done

本日の売買予定 東京市場

出来ず Nothing done
ドル円売り 50,000  111.30(SL111.80買い)
ドル円買い    50,000  110.60(SL110.10売り)
ユーロ円売り  50,000  130.80(SL131.30買い)
ユーロ円買い  50,000  129.50
ユーロドル売り 50,000  1.1800(SL1.1850買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1700
豪ドル円売り  50,000  83.00(SL83.50買い)
豪ドル円買い  50,000  82.00

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り 50,000  111.40(SL111.90買い)
ドル円買い    50,000  110.60(SL110.10売り)
ユーロ円売り  50,000  130.60(SL131.10買い)
ユーロ円買い  50,000  129.50
ユーロドル売り 50,000  1.1760(SL1.1810買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1670
豪ドル円売り  50,000  82.80(SL83.30買い)
豪ドル円買い  50,000  81.80

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
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〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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