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マネパ為替分析 日刊レポート

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本日の“108円回復”は微妙も、“分水嶺”突破は十分可能性…!?

2019年09月11日

◆挑み続けるも、越え切れず … - 分水嶺(107円半ば)
「米中通商協議再開」への期待は続き、“リスク選好(リスク回避の巻き戻し)ムード”は昨日も継続しました。
米10年債利回りは“1.74%台”へ上昇、“株高の連鎖”も見られる中、ドル円は“分水嶺(107円半ば)”突破に挑み続けました。

一方「新たなポジティブ」が跳び出したという状況ではなく、それでいて「欧(ECB)・米(FOMC)金融政策待ちムード」は蔓延しています。
このため“積極的な上値追い”にはつながっておらず、テクニカル的にも“突破し切れていない”といった状況といえます。

◆それでも「ポジションの偏り」は、まだ解消されていない…?
このため“戻り売り”は旺盛であり、“上値の重さ”も根強いものがあります。
しかしリスク回避を志向した際に構築された「ポジションの偏り」は、債券・株式・為替共に“まだ解消されていない”と見るのが自然です。
つまり米10年債利回りが“ほんの少し”上昇することがあれば…?

「ECB理事会」を翌日に控えるスケジュールを考えれば、“積極的な売買は手控えられる(本日の108円回復は微妙)”と見るべきなのかもしれません。
それでも“分水嶺”を突破するとなれば、“もう一段の上値追い(買い戻し)”への期待は膨らむところ…。
“戻り売り”が根強い状況ですので、“上値追い”にも慎重姿勢が求められますが、“(安易な)戻り売りはより危険”との見方を継続して、神経質なマーケットに臨みたいところです。

◆ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:108.080(ピボットハイブレイクアウト)
上値4:108.000(大台)
上値3:107.903(20週移動平均線)
上値2:107.829(ピボット2ndレジスタンス)
上値1:107.711(日足・一目均衡表先行スパン上限、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:107.579(9/10高値、+2σ)
下値1:107.406(日足・一目均衡表先行スパン下限)
下値2:107.288(ピボット1stサポート)
下値3:107.183(9/10安値、50日移動平均線)
下値4:107.000(大台、+1σ、ピボット2ndサポート)
下値5:106.877(9/3~9/10の38.2%押し、週足・一目均衡表転換線、ピボットローブレイクアウト)


※日本の祝日は更新をお休みいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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