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マネパ為替分析 日刊レポート

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引き続き“方向感定まらず”も、“大きくは崩れない”…!?

2020年03月24日

◆ “ドル売り/ドル買い”が交錯 - 神経質な揺れ動き

昨日はやはり“方向感定まらず”、しかし“上を下へと揺れ動く”といった展開になりました。

まず主要5中銀による「ドル資金の協調供給」が始まったことで、東京タイムは“ドル売り”が優勢となりました。
また「無制限の量的緩和」「消費者・中小企業向け資金繰り支援策」をFRBが発表したことで、NYタイムにも“ドル売り”が目立つ場面が見られました。

一方で「現金化に伴うドル需要」というのは、依然として旺盛というのが実状です。
このため先週のような“パニック的なドル買い”こそ緩んでいるものの、“後者(現金化)が上回る”といった状況は続いています。
一時“109円台”へと下落する場面は見られましたが、最終的には“111.589円”へと上値を伸ばしたのはこのためです。
もっとも“ドル買い/ドル売りが混在”というのは変わっていませんので、“方向感定まらず”、しかし“上を下へと揺れ動く”といった冒頭の表現がしっくりくるといえそうです。 

◆ 現時点の最重要テーマは“実需”…? 

状況は変わっていないことを考えれば、本日も“同様の展開(揺れ動き)”を想定せざるを得ないところがあります。
期末・年度末を控えたスケジュール感もありますので、「現金化に伴うドル需要」はまだ続くと見るのが自然です。
一方で「米経済対策の議会承認」は不透明ですので、現時点では“ドルのセンチメント悪化”は避けられないと見られます。
それでもスケジュール感を考えれば、現時点の最重要テーマは“実需”…?

引き続き“方向感定まらず”、しかし“上を下へと揺れ動く”を想定しながら、仮に調整的な反落があったとしても“大きくは崩れない”と見たいところです。 

◆ ドル円 抵抗・支持ライン 

※ボラティリティが高まっていますので、いつもより値幅を拡大しています。

113.000(大台)
112.853(18/12/18高値)
112.753(ピボット2ndレジスタンス、+2σ)
112.660(18/12/19-20高値)
上値5:112.398(19/4/24高値、15/6/5~16/6/24の50%戻し水準)
上値4:112.235(19/4/25高値、2/20-21高値)
上値3:112.000(大台、ピボット1stレジスタンス)
上値2:111.680(2/24高値、月足・一目均衡表先行スパン上限)
上値1:111.589(3/23高値)
前営業日終値:111.240
下値1:110.629(3/23安値後の50%押し)
下値2:110.402(3/23安値後の61.8%押し)
下値3:110.215(月足・一目均衡表先行スパン下限、+1σ)
下値4:110.000(大台、ピボット1stサポート)
下値5:109.887(100週移動平均線)
109.805(20/50月移動平均線、3/23安値後の押し目)
109.669(3/23安値、200週移動平均線)
109.564(日足・一目均衡表先行スパン上限)
109.321(3/20安値、週足・一目均衡表先行スパン上限)
109.125(3/16~3/23の38.2%押し、20週移動平均線)
108.970(日足・一目均衡表先行スパン下限、100/50日移動平均線、大台)


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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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