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マネパ為替分析 日刊レポート

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「高値掴み」は避けつつも、「丁寧な買い拾い」では臨みたい…!?

2020年05月20日

◆ 「綱引き」の中、“もう一段の上値追い”…

「リスク選好ムード」は、昨日も継続しました。

『日銀臨時会合を22日に開催』との報道を機に、「日銀追加緩和」への思惑も加わったからです。
こうして「綱引き(円売り⇔ドル売り)」に変化はないものの、“円売り”がより勝る格好となりました。
上値メドと見られた“11日高値(107.766円)”を突破したドル円は、“108.084円”へと駆け上がる動きを見せています。

一方で『有効性を示すデータが不足している』との指摘もあり、前日台頭の「コロナワクチン開発(モデルナ治験)」への期待は緩みました。
このためNYダウは“反落(△390ドル)”、上昇していた米10年国債利回りも“低下(0.74%→0.69%)”したこともあり、その後のドル円は“上げ渋り”へと移行しています。


◆ 「上値メド達成」も警戒されるが…?

前記“昨日高値”が“4/6~5/7の61.8%戻し(108.083円)”と合致することを考えれば、「上値メド達成」との思惑を目先は警戒せざるを得ないところはあります。
しかし「クロス円上昇が後押す」という可能性を考えれば、「綱引き(円売り⇔ドル売り)」の状況下でも“もう一段の上値追い”は期待できる…?

“上値が重い”を意識せざるを得ないだけに、「高値掴み(突っ込み買い)」は避けたい局面ではあります。
それでも押すところがあれば、「丁寧な買い拾い」で臨みたい局面でもありそうです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:108.287(200日移動平均線)
上値4:108.173(3/24~5/7の38.2%戻し、50週移動平均線)
上値3:108.084(5/19高値、4/6~5/7の61.8%戻し水準、+2σ、ピボット1stレジスタンス)
上値2:108.000(大台)
上値1:107.861(月足・一目均衡表基準線、50日移動平均線)
前営業日終値:107.709(日足・一目均衡表先行スパン上限)
下値1:107.565(週足・一目均衡表先行スパン下限、5/13~5/19の38.2%押し、+1σ)
下値2:107.412(5/13~5/19の50%押し)
下値3:107.241(5/19安値、5/7~5/19の38.2%押し、5/13~5/19の61.8%押し、ピボット1stサポート)
下値4:107.153(日足・一目均衡表転換線)
下値5:107.064(5/18安値、日足・一目均衡表基準線、20日移動平均線、5/7~5/19の50%押し、大台)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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