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「動きづらい」が基本も、「動くとすれば上方向」…!?

2020年06月29日

◆ “円買い⇔ドル買い”の様相も、幾分“ドル買い”優勢… - 107円台を維持

「新型コロナ感染第2波」への懸念は続き、“リスク回避姿勢”は継続しました。
しかし「株安」「原油安」が目立つ中、ドル円では“リスク回避の円買い”と“有事のドル買い”が併存しています。
NYタイム以降は後者がやや上回った印象はありますが、「方向感定まらず」は変わることはありませんでした。

◆ 日足は“上値の重さ”、週足は“下値の堅さ”を示唆する形状…?

「新型コロナ感染第2波」にテーマが向かっている印象があるだけに、目先は“リスク回避姿勢”がより鮮明になる展開は想定して置く必要があります。
しかし“円買い⇔ドル買い”が拮抗していますので、「方向感定まらず」を覆すのは容易ではなさそうです。
特に日足では“先行スパンの雲下限(本日は107.224円)”に押さえられた格好であり、“上値の重さ”が示唆されています。
それでも“107円台”で先週末取引を終えたこともあり、週足では“下髭の長い陽線(下影陽線)”が描かれています。
“下値の堅さ”が上回る展開は、十分にも期待されるところでもあります。

「動きづらい」が基本といえそうですが、「動くとすれば上方向」と見ながら、引き続き、神経質なマーケットと対峙したいところです。
キッカケとなり得る要因としては、「月跨ぎのポジション調整(月末フロー)」辺りか…?

◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:108.000(大台、100日移動平均線、日足・一目均衡表基準線、6/5~6/23の50%戻し、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:107.870(6/10高値、週足・一目均衡表先行スパン下限/転換線、20週移動平均線、月足・一目均衡表基準線)
上値3:107.636(6/16高値、20日移動平均線、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:107.450(6/25高値、6/5~6/23の38.2%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値1:107.354(6/26高値、50日移動平均線)
前営業日終値:107.201(日足・一目均衡表先行スパン下限)
下値1:107.000(大台)
下値2:106.881(ピボット1stサポート)
下値3:106.798(6/26安値、日足・一目均衡表転換線、6/23~6/25の50%押し水準)
下値4:106.697(週足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線、-1σ)
下値5:106.598(6/23~6/25の61.8%押し、ピボット2ndサポート)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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